教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

高校サッカー界に野洲の新風

2006-01-10 11:32:22 | 学習プログラム
「京都新聞」(1月9日23時49分更新)
によると

「クリエーティブ・サッカー」頂点に
 野洲、高校サッカー界に新風
だそうだ。

つまり

「クリエーティブで見て楽しいサッカー」を掲げる
野洲がついに頂点に立った。
前回王者の鹿児島実に代表される
守備的な「負けないサッカー」を破り、
高校サッカー界に新風が吹いた。

ということだ。

京都新聞の勝因分析は以下の2点

○ヒールパスや華麗なドリブルなど卓越した個人の技術力
○練習で積み重ねた抜群のチームワーク

具体的には
★「相手に囲まれたら『やばい』ではなく、
目立つ好機と思え」。野洲の練習ではこれをモットーに、
ミニゲームを重ねて技術と駆け引きに磨きをかけ、
互いに工夫し合って個性を伸ばす。
☆そして、このミニゲームがワイワイガヤガヤで楽しいらしい。

また京都新聞は以下の記事を載せている。

滋賀県サッカー協会の松田保技術委員長は
「子どもたちが見てあこがれるようなサッカーで頂点に立った。
ユース年代の変革の契機になる」とたたえ、
野洲の優勝が今後の高校サッカー界に与える影響を注目していた。

ということだ。

サッカーにおいてもクリエイティブ・コミュニケーション
がいかに大事かが証明されている記事である。

それにしても

学校というのは
教育行政や教育制度の話題になると
消沈してしまうが、

学びの最前線では
元気がでる。

やはり改革は上からではなく
現場から。
しかも生徒自身の感覚から生まれてくる。

マスコミの取り上げ方は
アメリカの学園やスポーツを扱った
映画そのもの。

やはり時代は大きく変わってきている。
ただ、この新感覚が持続し広まるかどうかは
これからだ。

今年は
こういう学びの最前線のニュースを
できるだけ集めることにしよう。

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