教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

C世代が拓く未来

2012-01-24 10:34:15 | イノベーション
☆日経の「C世代記者 駆ける 第13回 2012/1/24 6:00」はおもしろい。

☆慶応義塾大学の武山政直教授(46)がSNSを活用し2030年の未来像を集めている話題が掲載。「2030の未来を想像しませんか?」という呼びかけに対し、

午前7時。目覚まし時計が鳴る。前日に時刻をセットする必要はない。脳波を計測し、絶妙なタイミングで起こしてくれる。朝食を食べ、出社のため小林裕太(仮称、45)は家を出た。駅に着くと改札はない。時計や洋服、かばんなど自由に埋め込み可能な認証チップが個人を特定し、通勤定期を確認する。電車に乗ると席に腰をかけた。場所を選ばず仕事する「ノマドワーク」が主流のため、電車はそれほど混んでいない

☆などという30年後の風景が語られていた。きわだって新しいアイデアでないが、

☆30年後と言うより、すでになりつつある感じがする。脳波とまではいかないが、

☆かなり身体のいろいろな数値に気遣う時代が、3・11以降明確になった。

小林は午後7時、仕事を終えて帰宅。エジプトを訪問中の息子とテレビ電話で話す。30年の高校教育のブームは校舎レスの旅学校。世界を旅し、異文化に触れ、考える力を磨く。教科書の知識は旅先からネットに接続し、宿題もこなす。

☆これもエジプトというのが革命の象徴でなるほどだが、しかしスカイプはすでに大活躍している。

☆国こそ違うが、すでに同じシーンがある。

☆ただ、まだまだないのが「校舎レス旅学校」。

☆秋入学ですら大問題である。

☆やはりここでも教育問題が一番遅れている。

☆武山教授はこう語る。

世の中を変えたいと思っている人が、こう変えたいという理想像を投稿してもらった。素直に読めば前向きだが、裏を読めば現状への不満や将来への不安が隠れている。例えば旅学校では、知識を詰め込み同じような人を大量生産する工場型の教育では駄目だと気付き、体験を重視する必要性を感じ取っている。だからこそ旅学校というユニークな発想が生まれてくる。

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