教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

教員免許更新で毎年40億円以上の経済効果

2007-11-24 17:01:30 | 文化・芸術
教員免許更新 広がる不満 県教委「技術向上の機会」 (河北新報) - goo ニュースによると、

<2009年度に導入される教員免許更新制が、関係者にさまざまな影響を与え始めている。現職教員は10年ごとに長時間の講習を受けなくてはならず、仕事の合間に受講できるかどうか懸念を募らせる。一般の免許保持者も、教職に就いていなければ免許が失効することになり、戸惑いが広がっている。・・・改正教員免許法が定めた免許の有効期間は10年。幼稚園から高校までの現職教員に更新の際、大学などが開設する講習を30時間以上受けるよう義務付けた。・・・女性教諭は「指導力不足など、一部の教師に注目が集まるあまり、全体の資質が疑われている」と残念がる。・・・県教委は・・・更新講習を「負担は増えるが、最新知識を得てスキルアップする機会」と強調する。文部科学省は、毎年全国で10万人が講習を受けると想定。ことし8月、講習の実施主体となる大学を対象に全国で説明会を開催した。・・・県教委は「免許が失効した人が教員を目指す場合は、更新講習を受けることで免許は復活する」と理解を求めている。>

★免許更新のための講習ってのは問題だな。それより、大学院で定期的に研究できるシステムやサバティカルのシステムをつくり、先生方が、子供ための学びの理論と実践を学び、質の向上にモチベーションを燃やせる仕組みが重要だろう。

★IT時代、モバイル時代に合った多重文脈ワークができるようにするほうが、経済効果ははるかにあがるはず。

★もっとも目先の経済効果としては、30時間で4万円であれば、年間10万人受講するというのだから40億円。受講する教師は事前に勉強するし、読書もするし、もしかしたらe-learningを活用するかもしれない。なんだかんだでプラス5万円は出費するだろうなぁ。

★その利益でアジア諸国に学校を建てる。たいへんな数の学校ができる。そこに教師たちが授業しにいく。そんなシナリオだとよいが。「バカ言っているんじゃない!どこにそんな暇があるんだ」と叱られそうだ・・・が。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。