教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

学校説明会と生徒募集の相関

2006-02-13 07:51:18 | 戦略
すべての学校で同じコトが
いえるかどうかは
わからないが、

中学入試の説明会に参加する学校選択者の人数と
中学入試を応募する人数には相関がありそうだ。

マスコミなども
公立の中高一貫校の倍率と
それまでに開催した説明会の
人数を結びつけて記事を書いている。
ゆるやかな相関があると暗黙のうちに
考えているのだろう。

私立学校の先生方と話をしていると
たんに統計学上の相関以上に
具体的な手ごたえを感じているようだ。

というのも毎月毎週実施している説明会の
ストーリーは全部違っていて、
全体の説明会を通してストーリーが
組み立てられている学校の説明会には、
ほぼ入試を受けることを決定している
学校選択者が毎回
参加している傾向が強いからだ。

当然、毎回相談会が開かれていて、
受験を決めている学校選択者は
教育の中身、子どもの成長について
入試にむけての学習方法について
などなどいろいろ質問されるそうだ。

説明会というのは
かつては、一方的に学校側の
説明を聞かされて終わっていたが、

今ではコミュニケーションの場に
なっているところが多い。

互いに理解したうえで、
私立学校の生活を
協働して営んでいく体制/態勢が
とれている学校の場合は、
説明会に参加する
学校選択者の数と
生徒募集の数の相関があるといえそうだ。


最新の画像もっと見る