教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

小浜市は新道徳教育のあり方を模索?

2008-02-16 10:32:36 | Weblog
オバマ氏を小浜市が勝手に応援 国内外のメディア殺到(朝日新聞) - goo ニュースによると、

米大統領選の熾烈(しれつ)な民主党候補指名争いでバラク・オバマ氏への支持が広がるにつれ、福井県小浜(おばま)市が興奮に包まれている。「オ・バ・マ」という音つながりを頼りに、地元有志は応援する会を立ち上げ、同市も「必勝だるま」を贈ることを決めた。海外からの注目も集め、AP(米)やロイター(英)など大手通信社やABCテレビ(米)が取材し、ニューヨーク・タイムズ(米)も18日に現地入りする予定だ。

☆村上市長も

「オバマ氏の宣伝効果は抜群。外国からの観光客も増えてくれれば」と話し、オバマ氏の出身地・ハワイ・ホノルルとの友好都市提携も目指す

☆と言っているという。この気転はなかなかすてきではないですか。友好都市外交を、経済ベースで結びつける。しかもそれは国際政治がからんでいる。当然平和外交。そのためにはグローバルな公共性ルールが必要になる。

☆32,000人弱の小浜市が、市全体をあげてやれば、平和を経済という道が開かれる。この公共性のルールは、このような経済関係、つまり市場の原理をささえるものでなければならない。こういう意味での道徳教育であれば、公立学校でも十分考えられる。ただし、これの教材はグローバルな公共性ルールでありながら、ローカルなのだ。ローカルな市の独自の動きがあってグローバルな公共性に結びつくという活動のないところで、教科書だけ先行していても、たぶん教えている教師が実感できない。実感できないとき、抽象的偏った価値観を押し付けることになる。

☆道徳の画一的教科書は、それゆえ困難である。


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