みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

狐と狸の化かし合い? - 団塊の妻「結婚後、夫にがっかり」、男性の4割「女性の素顔にガッカリ」

2009-04-24 | いとすぎから見るこの社会-少子化問題
何度か書いていますが、男女間で対立や意見の相違が生じた際、
どちらかの性別が一方的に悪いと云うことはあり得ません。
男もしくは女全員を一方的に罵倒する人間は、
その人自身の人間性にそもそもの問題があるのが普通です。

良いカップルは互いに譲り合い補い合いますが、
悪いカップルは互いに頑強に正当性を主張して
いかに自分が損しているか、いかに自分が被害者か強調します。

……一番悲しいのは、前者が後者に転じる事例が
実際に存在する、ということです。。


団塊妻8割、結婚で「がっかり経験」 夫婦すれ違い(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0411/TKY200904110167.html

”団塊世代の妻の多くが「結婚当初に比べてがっかりさせられた経験」を持ち、
 夫に謝ってほしいと思っている――博報堂の調査でこんな「すれ違い夫婦」
 の姿が浮き彫りになった。団塊世代の夫の「片思い」も根強くあるようだ。
 「がっかりさせられた経験」を持つ女性が79%いたのに対し、男性は61
 %。「相手に謝ってほしいと思う」人は妻が27%、夫は8%だった。自由
 回答では、夫に「家事を積極的に手伝ってほしい」「いたわってほしい」な
 どの思いが読み取れたという。
 一方、「若い時の気持ちを持ち続けているか」との問いには、夫の68%が
 「持ち続けている」「まあ持ち続けている」と答えたが、妻の52%は「あ
 まり持ち続けていない」「持ち続けていない」を選んでいた。博報堂エルダ
 ービジネス推進室は「妻は、働いて外ばかりみてきた夫に不満があるようだ。
 夫が努力しないと、すれ違いは改善されないのでは」と話している。
 調査は3月、全国の58~62歳の520人を対象にインターネットで行っ
 た。”

 → どこまで本当なのか分かりませんが、
   ありがちな話です。
   年を取ると独善的になったり図々しくなったりしますが
   妻に去られると夫が健康を損ないがちなのは確か。


男性の4割「すっぴん」にガッカリ 彼氏に見せるタイミングに悩む(J-Cast)
http://www.excite.co.jp/News/society/20090329/JCast_38370.html

”バッチリメイクをきめている女性の「すっぴん」を見て、仰天のけぞり。こ
 んな経験、男性なら一度はあるはずだ。驚くならまだしも、マーケティング
 会社が行った調査によると、「がっかりした」という男性は4割以上もいる
 ことがわかった。その一方で、彼氏にすっぴんを見せるタイミングはいつな
 のか、女性たちも悩んでいる。
 男性の年齢が高くなるほど「がっかり」度合い上がる
 ネットマーケティング会社、アイシェアが行った調査によると、女性の「す
 っぴん」を見てがっかりした男性は44.2%にのぼる。回答した男性の年齢別
 では20歳代が33.7%、30歳代が44.3%、40歳代が57.7%で、年齢が高くな
 るほど「がっかり」度合いが上がる。
 その理由は、20歳代が「肌荒れ」、「手入れがされていない」、30歳代はさ
 らに「しわ」が加わる。40歳代になると「化粧を落とすとザラザラ感があっ
 た」「化粧で粉が吹いている」「手入れが悪いのが明らか」と、指摘も具体
 的になっている。調査は2009年3月2日~5日、224人の男性に聞いた。
 20歳代の大学生(男性)は、
 「高校生の時、かわいいなと思っていた同級生が、ある時すっぴんで学校に
 来て、『誰?』っていうくらい顔が違うので、驚きました。アイメイクがあ
 るのとないのでは、ずいぶん変わりますね」
 と話している。
 別の大学生は、「眉を剃るなどして、化粧用に作った顔をすっぴんで見るか
 ら驚くのではないか」という。
 一方、「Yahoo!知恵袋」では、「彼女のスッピンを見てドン引きしました」
 という話が08年11月6日に書き込まれ、盛り上がっている。
 男性はお風呂上がりの彼女の顔を見て、メイクしている顔とのギャップに驚
 いたようだ。さらに、「25歳を過ぎると顔の劣化はヤバイ」などとこき下ろ
 している。
 「私は薄化粧もしくはスッピンに近い人としか付き合いません。そういう女
 性が好みなのです。なぜなら、いつも素顔が見えるので安心します」
 という別の男性もいる。
 もっとも、すっぴんを見て嫌いになるなら、その程度の気持ちでしかなかっ
 た、という指摘もある。
 「一歳年下の彼女とお泊りしました。その時、彼女のスッピンを初めて見た
 のですが…完全な別人だったのです!
 すごくショックで何だか気持ちも冷めつつあります」
 と、「教えて!goo」に07年9月15日に書き込んでいるのは、28歳の男性だ。
 彼氏が寝た後にメイクを落とし、彼より早く起きる
 別の男性も、
 「好きになった女性が実は男だった! ってくらいショックです」
 と明かしている。
 「騙された」という気持ちが大きくなり、どうしようもなかったそうだ。
 「最初から正々堂々と勝負してくれよ!」とこぼしている。
 メイクをバッチリしている女性ほど、初めて素顔をさらす時には覚悟がいる。
 若い女性が集まる「お悩み掲示板」でも、「彼氏にすっぴんを見せるタイミ
 ング」の相談が、09年3月3日に書き込まれている。
 ある女性は、「最初は勇気いりますよね」と振り返る。気になる部分を化粧
 で隠していたので、素顔を見せた時には恥ずかしかったそうだ。〔後略〕”

記事はまだまだ続きますので、
興味のある向きは元記事をどうぞ。

この程度でがっかりするようではまだまだ青いですね。
女性がメイクにかける気合いは男性諸氏の想像を超えます。
人生か何か賭けてる? と言いたくなる熱烈な方も多々。

稀にですが、余りに化け方が激しい女性に会うと、
私はつい「アメリカの着色料てんこもりの菓子」を連想します。
(香料か何かを食べているような感じの製品ありますよね)

なぜそこまで化学合成品に過剰コストをかけるのか、
私にはさっぱり分かりません。

以前、私が「女性は顔ではなく、人柄の方が大事だ」と言ったら、
何名もの女性の皆様に強烈な反論を受けました。
(本当にそう思っているんですよ。顔には慣れますし、老けますから)

小倉千加子教授の的確な評によると、
日本女性のナチュラルメイクの技術は「世界一」だそうです。





『結婚の条件』(小倉千加子,朝日新聞社出版局)

△ 日本社会における結婚の実態を暴いた永遠の名著
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鳩山総務相の品格、基準は「自分に迷惑か否か」- 仲良し政治家には大甘で、失態の芸能人には罵倒

2009-04-23 | いとすぎから見るこの社会-全般
草さん、酒癖悪かったんですね。
自宅捜索との報が流れたのでドラッグかと思ったのですが、
どうやら単なる飲み過ぎらしいです。

私が今回の件で最も印象に残ったのは鳩山総務相です。
飲み過ぎて仕事を失った芸能人に罵言で追い打ちをかけるという
日本人として恥ずかしい「品格」です。
「惻隠の情」という日本語すら知らないのでしょう。

きっと自分のところに面倒が回ってくると思って
つい口を滑らし、人柄がもろに出てしまったのだと思われます。

総務相のお友達にはもっと罵倒するのに相応しい
政治家の方々が一人ならずいらっしゃるのに。

第三者に対してはやけに厳しい自己中心的な人間は、
大概思い上がっていて自分に関しては特別扱いなので
碌でもないスキャンダルの温床となりがちです。

メディアの皆様、総務相の身辺を入念に洗ってみてはいかがですか?
私は微かに腐臭を感じます。


草容疑者を鳩山総務相「最低の人間」 地デジめぐり(朝日新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2009042301090.html

”「地上デジタル放送推進メインキャラクター」を務める草容疑者の逮捕に、
 地デジ担当の鳩山総務相は23日昼、国会内で記者団に「事実だとすれば、
 めちゃくちゃな怒りを感じる。だいたい総務省は何でそんなのをイメージキ
 ャラクターに選んだんだということにもなる
。最低の人間としか思えない」
 と憤ったうえで、「地デジ関係の色々なものは全部取り換える」と述べた。
 草容疑者が写ったポスターなどは回収を指示する考えで、イメージキャラ
 クターの差し替えも含め検討する。”

「総務省に迷惑掛けんじゃねえ!」と言っているも同然の
総務相の人格の方に問題があると思うのは私だけではないでしょう。

また、批判するのにもっと相応しい人物は
自民党の中に複数いらっしゃいます。


「大事な交渉の前に酒を飲まずにはいられない」と揶揄された中川昭一氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E6%98%AD%E4%B8%80

「精神的に衰弱し切った総理大臣」とBBCに揶揄された安倍晋三氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89

この他に、故人ですがあの世への旅立という非常手段まで使って
真相を隠蔽しようとした農相もいらっしゃいましたよね。


誰がどう考えても、赤坂で酔いつぶれた芸能人より
これらの方々の方が責任は重いのではないでしょうか。
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電力会社が本音丸出しでガス会社と喧嘩 - エコなんか建前に決まってる!ウチの商売の方が大事だっ!

2009-04-22 | いとすぎの見るこの社会-地球環境を考える
当ウェブログでは昨年からずっと
「太陽光発電の普及をサボタージュする抵抗勢力は、電力会社」
と主張してきましたが、『週刊ダイヤモンド』4月25日号のサブ特集でも
同趣旨の主張が掲載されております。





『週刊ダイヤモンド』2009年 4/25号

P146から「太陽経済革命」特集です。
山崎養世氏は太陽光発電こそ「日本復活のラストチャンス」と呼号し、
黒川清教授は「クリーンエネルギーを中印に売り込め!」と
それぞれこの分野の将来性を見据え語気を強めておられます。

黒川教授によると、ヒートポンプをインドに売り込もうと
提案したところ、東京電力の役員から断られたそうです。

P154のグラフ(みずほコーポレート銀行調査部による)は重要です。
2020年には太陽光発電のコストが石油火力を逆転し、
2030年にはLNG火力すら下回る低コスト発電が可能になるとのこと。

これはあくまでも見通しに過ぎませんが、
もう、未来は見えているのです。


ガスVS.電力業界 余剰電力買い取りで火花(産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/m20090421029.html

”エコ住宅ビジネスをめぐり電力業界とガス業界の綱引きが始まった。来年度
 からの施行が見込まれている太陽光発電の余剰電力買い取り制度の対象につ
 いて、買い取り価格が2倍に上がる電力業界が燃料電池設備の併設住宅を除
 外するよう求めているのに対して、ガス業界は設備の普及に欠かせないとし
 て対象に含めるよう主張
。野村明雄日本ガス協会会長は20日の会見で「家
 庭用燃料電池の導入家庭でも買い取ってもらいたい」と主張。具体案が決ま
 るのは今国会での法案成立後だが、両業界の収益に直結する内容だけに対立
 は激しさを増しそうだ。
 余剰電力の買い取り制度は今国会で審議予定のエネルギー供給構造高度化法
 案に盛り込まれているもので、買い取り対象住宅など詳細は未定。東京ガス
 や大阪ガスなどが5月以降に販売開始する家庭用燃料電池の売れ行きは、余
 剰発電が買い取り対象になるかどうかで大きく異なる。
 家庭用燃料電池は都市ガスや灯油などから燃料となる水素を取り出し、空気
 中の酸素と反応させて発電し、廃熱を給湯に利用する。夜間の給湯のため、
 太陽光発電と同様、日中から稼働するので、家庭の電力需要が少ない昼間の
 余剰電力が燃料電池分上乗せされることになる。
 電気事業連合会の森詳介会長は17日の会見で「買い取ることになれば、す
 べての客が(電気料金の値上げを)負担することになり、エネルギー間の公
 平性からも適切でない」
と指摘。電気料金の値上げを極力抑えたい電力会社
 は現在、余剰電力を1キロワット時24円程度で自主的に購入しているが、
 制度施行による収益への影響に気をもんでいる。”

で、こちらは電力会社の本音を窺わせる報道です。

大量に広告を出してエコを謳っている電力会社ですが
羊頭狗肉でまさに「建前」でしかありません。

このガス会社との小競り合いを見れば、
エコよりも自分の収益の方が遥かに重要だと思っている
本音がはっきりと透けて見えます。

炭素税を課すにせよ電力料金に上乗せするにせよ、
決めるのは政府と有権者であって電力会社ではありません。

「エネルギー間の公平性」などという口上も欺瞞に満ちており、
そもそも電事連には公平性の基準を決める資格などありません。
本音が「エネルギー企業間の公平性」であるのが見え見えです。
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先進国で最も冷遇されている日本の母子家庭、一層の窮地 - 不況で養育費ストップ+所得低下+進学断念

2009-04-21 | いとすぎから見るこの社会-格差の拡大
週刊東洋経済やダイヤモンド誌などのお蔭で、
日本の母子家庭が先進国中で最も苦しい状況に置かれていることが
徐々に一般社会にも理解されつつあります。
トルコ並みの貧困率だそうです)

母子家庭だけを優遇するのは政治的には困難でしょうが、
(公平性の原則を持ち出されると苦しい)
家族予算を増強して側面支援することは可能です。

今後、必ず離婚と片親家庭は増加します。
寿命の伸長、女性労働者の収入増、経済的豊かさは
すべて離婚のハードルを下げるベクトルに働くからです。

ライフマネジメントにおけるリスク分担と云う観点からも、
家族政策(育児支援)の強化が絶対必要です。


「不況で養育費ストップ」 母子家庭、失業に加え(共同通信)
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2009041901000449.html

”「元夫の給料が半分になり、養育費支払いが止まった」「パート先に解雇さ
 れた」。4月19日を「養育費の日」と銘打った集会が19日、東京都港区
 の「女性と仕事の未来館」で開かれ、空前の不況にあえぐ母子家庭の窮状が
 報告された。ひとり親家庭を支援するNPO法人「Wink」(東京)が毎
 年開催。7回目の今回は事前にインターネットで不況の影響に関する声を募
 り、同法人理事長が紹介。”

 → 雇用が悪化すると、社会的弱者にしわ寄せされます。
   これは万古普遍の傾向です。
   雇用政策・家族政策が重要な理由は明らかでしょう。
   何の罪もない子供が初めから不利な立場に陥るのです。


子育て手当3万6千円 追加対策56.5兆円規模(共同通信)
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/business/CO2009040801000563.html?C=S

”政府、与党は8日、深刻な景気後退に対応する追加経済対策を固めた。財源
 の裏付けとなる2009年度補正予算の財政支出は約15兆円、事業規模は
 総額56兆5000億円程度に達する。与党は「子どもと家族応援手当」を
 1年に限って創設、小学校入学前3年間の子どもを対象に年3万6000円
 を支給することで合意。贈与税の非課税枠拡大など税制面の措置も盛り込ん
 だ。”

 → 「1年に限って」では駄目です。
   贈与税の非課税枠拡大のような愚策を行っている暇があったら、
   子育て手当の経済波及効果を調査すべきです。

   単純に考えても、数倍の違いはあるのは確実。
   育児世帯の消費性向は極めて高いからです。

   しかも日本の資産家層の個人寄付は
   アメリカの100分の1以下です。情けない。
   (日本 1476億円:アメリカ 22兆4669億円)← 2004年
   徴税して社会のために使った方が遥かにましです。


母子家庭で就職予定の高3、進学断念が4割 生活苦理由に--あしなが調べ
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/edu/news/20090414dde041020002000c.html

”父親を亡くした母子家庭に育つ高校3年生の約3割が就職を希望し、うち4
 割が生活苦を理由に進学を断念していることが、遺児の進学を支援する「あ
 しなが育英会」の調べで分かった。同会は「不況で母親の収入が減り、母子
 家庭がより厳しい生活に追い込まれている」とみている。
 調査は昨年12月、同会の奨学金を受けている当時の高校3年生にアンケー
 ト形式で実施した(回答数582)。就職希望者は27.8%(162人)
 で、同じ時期に文部科学省が調査した高校3年生全体の平均(19.3%)
 を上回っている。
 就職希望者に理由を聞くと、「進学したいが経済的に進学できない」が21
 %、「家計を助けるため」が19%で、合わせて40%が授業料などの負担
 を心配しやむなく進学を断念。元々進学に関心がないといった回答は15%
 にとどまっている。
 同会の調べでは、父親を亡くした母子家庭の母親の勤労所得は、07年に約
 134万円。98年と比べ3割以上下がり、一般世帯の約3割にしかならな
 い。
大学での奨学金希望者は年々増えているが、限られた資金の中で高校生
 への貸与を優先しており、大学生への貸与を増やすのは難しいという。工藤
 長彦(としひこ)理事は「大学全入時代といわれる今でも、遺児は希望して
 も進学できない実態を知ってほしい」と訴えている。
 同会は春の街頭募金を18、19、25、26の4日間、全国約250カ所
 で一斉に実施する。郵便振替(00140・4・187062 あしなが学
 生募金事務局)でも受け付けている。問い合わせは同会(03・3221・
 0888)。【山崎友記子】 毎日新聞 2009年4月14日 東京夕刊”

私は必ずしも大学進学できるべきとは思いませんが、
(日本の税アレルギーの強さを考えると現実的に困難)
事実は事実として参考まで。

恐らく、高校までは世論も容認するでしょうが、
「学力不足で公立ではなく私立高校へ進む」
「希望すれば大学へ進学できるべき」
の2点は、一般社会の目が厳しくなる筈です。

この分野は奨学金で或る程度カバーできている筈ですが、
それはどうしたのでしょうか。
奨学金でどこまで支援できるのかまで
調査しないと説得力が出ないでしょう。





『あしなが運動と玉井義臣―歴史社会学的考察』(副田義也,岩波書店)


上掲書では、あしなが育英会の長年の努力にも関わらず
大学へ進学する生徒が増えないこと、
学力面でのハンディがあることが示唆されています。

環境要因なのかどうか分かりませんが、この問題の検証なしに
「大学へ行きたい」だけでは済まないのではないでしょうか。
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『週刊東洋経済』4月25日号 - 福祉と医療で雇用を吸収できる! 北海道をシンガポールに!

2009-04-20 | 『週刊 東洋経済』より
※ 時間がないため、簡略版です。後で追記する予定。

今週の『東洋経済』の特集は「日本をぶち壊せ! 30 BIG IDEA」でした。
非常に良い特集だったと思います。

ただ、タイトルは「日本 新生」の方が良かったのでは?

編集部の複数の方々が当ウェブログを
御覧になっていることを確信しました。
(有り難うございます)





『週刊東洋経済』2009年 4/25号


医療、福祉、北海道の記事すべて素晴らしかったと思います。

当然、次の展開は「財源をどうするか」になるのは必定。
今後の間接税引き上げは必至ですので、
いかにそれを雇用に繋げるかも焦点になります。

・北欧並みの政府や行政の透明性が必要
・行政改革を断行しなければ増税は容認されない
・現在の公務員の「隠れ手当」「世界一極端な年功序列」が批判される
・高所得層や資産家層の「手厚すぎる社会保障」が攻撃される

以上のような展開が予想されます。
これだけでも特集が2つ3つは組めますね。

日本社会は強烈な「僻み」「妬み」によって動く社会です。
かなり面白い特集となるでしょう。

現在の公務員がいかに高コストでお手盛り給与であるのか、
(特に、働かなくとも昇級する50代以上)
いかに高所得・高資産層が日本の社会保障で利得を得ているか。
国際比較すれば火を見るよりも明らかです。

 ↓ 私が以前、書き記した文面

「まずは3~4割は高く貰い過ぎている高額の年金給付、
 貧困層と同レベルの激安医療費負担を見直す必要があります」


     ◇     ◇     ◇     ◇

今週は『週刊ダイヤモンド』も素晴らしかった。





『週刊ダイヤモンド』2009年 4/25号


サブ特集の「太陽経済革命」は完璧です。
投資家のみならず必読で、メイン特集にしても良い程。

ポテンシャルの高いバイオマスも特集して欲しいですね。
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