Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

茸に牡蠣を詰めて

2007-01-15 18:15:37 | 魚貝料理 poissons
昨日 日曜日 いつもの如く牡蠣を購入しました(日曜日の慣例)。生牡蠣 レモンでキュッ は最高なのだけれど一寸 趣を変えて。



 
4人分 牡蠣2ダース使用。(今日は この辺のソバージュと言われる海の中に養殖場から流れてしまった牡蠣、 一寸開けるの慣れていないと難しいけれど。形は色々均一ではないけれどお味は同じプリプリ美味しい物です。そしてお買い得。)

 1 まず牡蠣を開きその汁は一度捨てます。
今日は殻から取り出し ボールに中味だけを取り出したけれどそのまま殻つきで食べる時にもこの様にすると牡蠣の中からそ牡蠣自身の 美味しい汁が滲み出てキュッとレモンで汁ごとごくり最高のお味となります。

(繰り返しますが今日は牡蠣全部このように剥きボールの中に。一時間ほどすると汁が沢山。)
汁を切ります。決して捨てないで下さい。

 2 大きめのマッシュルーム(今日は14個)軸を取り除きそしてにんにく エシャロットと共に微塵切り。バターでさっと炒めてしっとりしてきたら汁を切った牡蠣と白ワインほんの少々をいれてさっと牡蠣の水分を飛ばすように炒めこしょう(塩は牡蠣の塩加減を見てから)

 3 マッシュルーム温めたオーブンで一度軽くしんなりするまで空焼き。
その中に 2 の牡蠣を 1つ又は2つ入れ(フランスの牡蠣は小さいです)
その上にエスカルゴバターをちょっぴり載せパン粉をふってオーブンで綺麗に焼き上げます。食べる際にレモンをキュッと。

面倒くさくないのですよ。おもてなしの在る時 前日に詰める時点まで用意。全部既に火が通っているのですから。後 詰めるのはスピーディにできます。皆さんのブラボーの声は絶対間違いありません。(とても好まれるオードブルです。)




牡蠣から出た汁 濾したもの(上汁のみを利用)昆布だしを足しいつものようにリゾットを。昆布だし 牡蠣汁のレモンリゾットです。(レモンリゾットと同じ作り方 此処をどうぞ でもハーブの代わりに生姜の微塵切りを使いました。レモンは同様です。)



後は海老サラダ。
バタビア にマッシュ にロケット。
ソースはいつもの私の好みの マスタード にんにく の卸したものに 醤油 塩 こしょう ひまわりオイル にオリーブ油。
いつも食べた方 好評で どうやって作るの? と聞かれます。何も秘密はないのだけれど。その日の気分かな?




本当に簡単な食事ばかり。でも演出は大切。


オードブルにほうれん草と山羊にチーズのミニブッシェ そしてメインの後にはチーズとチョコレートケーキ(いつも皆に好まれるプレイエル)が。(写真はあるのですがしっこい感じなので止めます)

これもフランス的。日曜日などちゃんとした食事には少しずつでもいいからオードブルからデサートまでご用意下さい。時間を掛けて。優雅に会話で間を取りゆっくりと。人を招待する時にはとても大切な事。(長い外国生活でもサービスする立場では いまだにひどくストレスを感じる時間です)


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