Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

林檎の花タルトレット レシピ

2016-07-29 18:08:37 | デサート desserts

昨日ご紹介した次女の 林檎の花タルトレット アーモンドぺーストが利いてとても美味しいかったです。彼女レシピ残してくれませんでしたが(忙しい時間を過ごし余裕はあまりなかったし)ネットのレシピ参考このようかなと作ってみました。美味しくできました。ご紹介致しますね。

 

      材料 8個分

 *パットフイイテ 長方形のものが宜しいけれど手に入らなければ円形でも  225gのもの

 *赤い林檎 大2 皮も使うのでビオのもの

 *水 40cl+砂糖 大2

 *レモン汁 1/2個分

 A バター 40g 溶かして置く

 A カソナード砂糖 40g

 A アーモンドプードル 60g

 *シナモン

  

   作り方

1 林檎は芯を取り除き縦に2つ割り 切目を下にして横2mm位にスライスする。

2 水に砂糖大2とレモン汁 その中でスライスした林檎を約3分位 林檎がちょっとしなやかになるまで茹でる。 

3 グリルの上にクッキングペーパーを敷きその上に煮えた汁を切った林檎を載せ水切る。上からクッキングペーパーでおさえ更に水を切る。

  冷やす。

 

4 A を混ぜておく。

5 パットフイイテは約4cmの幅で切る。1cmほど残し4のアーモンドペーストを伸ばす。上からシナモンを振る。

 

6 林檎はこのように半重ねに並べる

7 1cm 残しておいた部分を折り曲げる。

8 後はクルクル巻いて花の形に。

9 小さなマフィンのまたはケーキ型に入れて180度に熱しておいたオーヴンで約35分ほど焼く。

型から取り出しグリルの上で冷やす。

冷めてから粉砂糖でちょっとお化粧。

 

とても素朴 地味な華やかさのある美味しいデサートです。ぜひお試しを。

 

 

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母と娘の合作献立

2016-07-28 22:59:58 | 献立 menus

またまたちょっとお休みしてしまいました。帰宅していた次女が少し体の状態不安定で我が家で休暇延長 パリでは激務の彼女とできるだけスキンシップのある日々を過ごしていました。

先日の日曜日のお昼に義妹と姪を招待、ごく暑い日、サラダの盛り合わせかな?とも思っていたら・・・

当日朝 ママ アペリティフのおつまみとデサートは私に任せて。大喜びの私です。何を作るのか言わなかったしサプライズの好きな娘、私は聞きません。 でも必要なものの買い物リストを読んで想像。私もメイン料理が決まりお買い物してきました。

太陽パイ Tarte soleil

 

 パイ皮にジェノベーゼとチーズを挟んでお洒落に仕立てたもの。他にも色々な物を挟んでアペリティフに伴う美味しいお料理や甘いものを挟んでのデサートも出来る美しい物です。

ちょっとしたコツもあるので後日に詳しいレシピご紹介したいと思います。

 鮟鱇とムール貝 塩レモン入り夏野菜のブイヤーベース仕立て


義妹はベジタリアン。初めはオーブンを使った沢山の野菜料理とも思いました。 でもパイ生地が買い物のリストに入っていたので私はオーブンは使えないと思い そして義妹魚介類は好きなのでこの料理。

このお料理前にご紹介したブイヤーベースのようだけれどの作り方とかなり似ています。

ちょっと異なるのはこの日 娘の料理の終了時間が解らず 一緒にお喋りをしながら料理となるので時間にゆとりをとって前準備 最後にさっと仕上げることのできるお料理にしました。

     材料 5人前

  *鮟鱇 500g 皮と中骨を除き 適当な大きさにぶつ切り。塩、胡椒しておく。

  *ムール貝 1kg

  A 玉ねぎ 大1 微塵切り

  A 大蒜 4-5片 微塵切り、生姜 微塵切り 大1

  B 茄子 1 400g位 丸のまま電子レンジで固めにチン さいころ切り

  B ズッキーニ 400g さいころ切り

  B セロリ 40g 微塵切り

  B トマト 大1 皮を剥き 細か切り

  C 白ワイン カップ1

  C 薄めのチキンブイヨン カップ2

  C 塩(後にムール貝が入るので控えめ)、胡椒

  C サフラン フランスでは小さなキューブに入っています。2個

  C ローリエ、タイム

  C 塩レモン レモン半個分

  *泰のバジリック(庭に育っているので)ほかの香料でも

  *オリーブオイル 大2

  *バター 大1

   *レモン

      作り方

1 鉄中華鍋(これは食卓にそのままサービスでき暖かくお料理保温できるので重宝しています)にオリーブオイルを熱し まずA を焦がさないように炒め Bをまず茄子から炒めしんなりしたらC を加え静かに煮込む。汁がすくなったら水を加える。焦げないようにご注意

2 野菜が煮えたらその中に鮟鱇を入れる。蓋をして火を止める。20分ほど置く。

3 鮟鱇を取り除く。(この時点まで前もって用意しておくことができます。後は皆が集まるのを待ち下の過程を行うだけです)

4 野菜再び火にかけ煮立ったらムール貝を加え完全に開かせる。最後にバターを載せる。

5 鮟鱇を載せ温めて熱いうちに食卓に。

この日も新ジャガイモの熱々を添えました。そしてアイオリソースも。このお料理なぜかジャガイモとピッタリなのですよ。

なお私の料理はオリーブオイルもバターも本当に少なめです。ご調節ください。

 

林檎のアーモンド味薔薇のタルトレット

 

  

 次女レシピを残さず発ってしまいました。この薔薇のタルトレット とても美味しいです。ネットで調べ今日作ってみました。明日にでもレシピご紹介致します。

 

 

2人の娘達にはママは何もお料理教えてくれなかったと長い間かなりきつい批判を投げかけられていました。

その度に でも私が料理を作っていた姿は見ていたし そして味わっていたでしょ。

この答えは全然通じませんでした。(苦笑)

2人ともかなりグルメ どちらかというと料理 上手な方です。旅行好き 食べ歩きで 知識も豊富。二人とも手早くお料理やお菓子作っています。

でも私の料理を食べるとどうやってこの味なの?同じように作っても違う と。秘密のない母の私の味なのですけれどね。

私も母が料理をしていた時間は大好きで傍に構え母の料理する台所の音楽をオペラのように眼にし聴いていた記憶があります。私の料理の基本。私も母とは異なった味の料理を作っています。

 

 

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夏野菜のジュレテリーヌ

2016-07-21 00:01:31 | オードブル Hors-d'oeuvre

過ごしやすい日々を過ごしていたのですが今週のフランスは急激に温度が上がりました。比較的温暖な当地でも午後は35度にも。フランスの家庭にはクーラーなど入っている家はありません。鎧戸にカーテンを閉めての対応。室内の気温は割と快適な温度を保ちます。

それでもあまりお料理をする気分ではありません。冷たい前菜はどうかと野菜のジュレテリーヌを作りました。

前に詳しくレシピご紹介してあります

作り置きできるし季節の野菜で中身を変化。美味しそうと思う野菜のコンビネーションでお作りください。

今日の材料は

 *ズッキーニ

 *パプリカ オーブンで焼いて皮をむいたもの

 *隠元

 *人参

 *モロッコ隠元

 *バジリック

  *太い葱の白い部分(包むために)

大切なことは野菜を用意するときそれぞれ別に茹でます。テリーヌに仕上げてもそれぞれの野菜の味を尊重するためです。

胡瓜とヨーグルトをあえたソースを添えました。

本来はザツキのようにキュウリはラップしたほうが良いのですが今日は敢えて胡瓜の存在感のあるように大き目。

 材料

 *胡瓜 日本でいう1本 縦2つ切り 厚めの薄切り(5mm位)

 *ホースラディッシュ 大1-2

 *ヨーグルト 12.5cl

 *塩、胡椒

 *ディル

 *レモン汁 少量

 *砂糖 隠し味程度

 *オリーブオイル 少量

  作り方

胡瓜は塩揉みしばらく置いてから水で洗い水気を切り他の材料と混ぜるだけです。

これは先日他の野菜で仕込んだもの。皆が集まるときには前もって準備できる夏のオードブルで重宝します。

このように盛り付けるとおしゃれな感じですよね。バルザミコソースで飾りました。

 

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鶏肉のマレンゴ風

2016-07-19 23:47:39 | 肉料理 Viandes

週末に次女カップルの到着 何時につくか判らなかったので煮込み料理を作って待っていました。

鶏のマレンゴ風。

ナポレオンは1800年にマレンゴ戦争でオーストリアに勝利後 突然空腹を感じたよう。料理人であるディユナン将軍 隣村まで食料調達。鶏1匹、完熟トマト6、卵3、ザリガニ6匹、オリーブオイルを探し出しての創作料理。ナポレオンは大層この料理が気に入り勝利の度にこの料理を注文したという逸話があります。

現在普通の家庭で作るこのお料理にはザリガニは入りません。私の今日のお料理も。手軽にできるお料理です。トマトの美味しい季節に作りたいお料理です。

  材料 4-6人前

 *鶏肉をさばき あばら骨の部分スープ用に取り除き 骨付き肉8片 約800g(骨付き 4本でも。関節で2つ切りにしてください)

 *玉葱 大1 微塵切り

 *大蒜 大2-3片 微塵切り

 *トマト 大3 皮を剥いて細か切り

 *小麦粉 山盛り大1

 *鶏のフォン 20cl チキンブイヨンでも

 *マッシュルーム 12個(私は好みなのでもっと入れました)薄切り

 *コニャック 大1(なくても宜しいです)

 *ブーケガルニ (タイム、ローリエなど、今日はセージ、ローズマリーも加え いわゆるプロヴァンスハーブを構成しているものです)

 *オリーヴオイル 大1.5

 *バター 20g

 *塩、胡椒

 *砂糖 少々 トマトや白ワインで酸味の強いときの隠し味

 *パセリ

 

  作り方

1 鶏肉は塩 胡椒しておく。

2 バターとオリーヴオイルを熱し 1の鶏肉を全面綺麗な色にでも焦げないように炒める。

3 2を取り出し玉葱と大蒜を軽く焦がさないように炒めてから 2の鶏肉を戻し小麦粉をふりかけまんべんなく混ぜる。

4 3にフォンブランを加えさらに白ワインを加え全体が滑らかになるようにかき混ぜる。(私はここまで大きなフライパンで作業を行います)

5 4を圧鍋に移してことこと30分ほど煮込む。

6 30分にトマトとマッシュルームを加え塩、胡椒、さらに20分ほど煮込む。

 コニャックを加える場合には最後の10分前に入れ最後に味を整える。

 

付け合わせは Haricot d'Espagne スペインの隠元、日本ではベニバナインゲンというよう。

太くて長いので縦に2つ切りそして更に短く2つ切りにしゆでたからエシャロット、大蒜の微塵切りとほんの少しベーコンを入れて炒めてからチキンブイヨンを少々とセージを入れてさっと煮込みました。塩、胡椒。そして我が家の好みでほんの少しのレモン汁。

このお料理はご飯はもちろん、パン、ピラフそしてパスタと色々相性が良いものです。

多めに作り温めなおしても。暑い季節には料理の手間は2食に1度そして熱々の料理をいただいて汗を流すのも。

ところでナポレオン好みの鶏のマレンゴなのですが。ザリガニはクールブイヨンでさっと煮てそして卵をフライしたものをこのお料理に添えるようです。確かに鶏肉とザリガニ、ラングスチーヌ、海老との相性は良いですものね。

 

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アーモンドクリームを敷いた桃のタルト

2016-07-18 18:59:28 | デサート desserts
家族の出入りが多い週末を過ごしかなり忙しかったです。季節の桃大好きで買ったのですが(私は白桃が好みでも未熟のもの多く 最近は黄桃のほうが完熟に近く美味しいなとも思いますが。) 土地のお百姓さんの元で買った果物は本当に足が速いです。私は冷蔵庫には絶対入れないので。傷んだ所を除きながら桃のタルトを焼いてみました。アーモンドクリームをパイ地の上に敷きその上に白桃と黄桃を載せて焼いたものです。
これかなり皆にかなり好評でしたのでレシピご紹介致します。
 
   材料
 
 A パットサブレ
   薄力粉 200g
   砂糖  70g(レシピでは100gでしたが減らしました)
   バター 100g 室温に戻しておく
   卵 1
 
 B アーモンドクリーム
   卵 1
   砂糖 100g
   アーモンドプードル 125g 今日は漂泊していないビオもの 色が少し濃いです
   バター 40g
   バニラエッセンス
 
 C 桃 黄桃 3 白桃 1
 
 

   作り方

A パットサブレ

  1 卵は割るとき白身を少しほかのボールにとって置く。これは後でパットサブレの表面に塗り果物が載ってもカリッと仕上がるために。

  2 卵と砂糖をよくかきまぜる。器械を使うと簡単です。

  3 薄力粉 とバターを加え更に均一になるように掻き混ぜる。

  4 まとめてラップ、冷蔵庫で30分ほど寝かす。

  5 タルト型に伸ばし(テフロン型ならそのままそれてないときにはクッキングシートを敷く)クッキングシートと重石を乗せ180度のオーブンで10分 クッキングシートと重しを外して5分

  6 焼き上がりに残しておいた白身を刷毛で塗る

 B アーモンドクリーム 

  1 卵と砂糖をかき混ぜる。アーモンドパウダーに溶かしバターを加えさらに乳化するように混ぜる。バニラエッセンスを加える。

 C 仕立て

  A のパットサブレにB のアーモンドクリームを敷き皮と種を除いた桃適当な大きさに切り並べ200度のオーブンでクリームが盛り上がり果物がほのこんがりする約25-30分位焼く。

グリルの上で冷やし、冷えてから粉砂糖でお化粧。(これは果物焼いてみないと 生のものと焼いた後の甘みと酸味が微妙に変わるのでの調節になります。)

14日のパリ祭の日 ラロシェルの花火は有名なので次女カップルと見に行こうと思いました。でも早くから席を取りにいかなければならないし終わった後は非常な車のラッシュで街を離れるのは大変、あきらめて家の前の島々 オレロン島やエックス島に打ち上げられている花火を眺めて就寝。朝起きたらニースでの悲劇を知り呆然としてしまいました。家族連れの人々が沢山いらっしゃって。

続いてトルコのクーデター騒ぎ。こちらも沢山の死者、アメリカでも警察官殺害が相続き なんとも危機感のある世界になってしまい今日はまた何か起こってしまうのかと考えずにはおられません。

犠牲になった方々のご冥福心から祈っております。

 

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