Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

仔牛のポーピエット イタリアンソース ポレンタ添え

2006-08-31 17:13:05 | その他各国料理 autres pays
今日は仔牛のお肉が安く手に入ったのでイタリアン風の献立に決めました。

仔牛のポーピエット イタリアンソース にポレンタを添えて。そして青 黄のインゲンのソテー。



仔牛のポーピエットとは薄切りの仔牛をさらに叩いて薄く延ばし其の中に仔牛の挽肉に味をつけたものを包みタコ糸でまとめた物です。今日はお肉屋さんで既に出来上がった物を使用しました。普通 周り乾かぬようにラードで包んで在ります。私は嫌いなので 全部取り除きました。軽く仕上がります。

家庭でも簡単にできますよ。こつは本当に薄切りの肉を使用すること。挽肉にはにんにく エシャロット タイム 等で香り高いファルスを用意。薄切りの肉2切れ十文字に並べファルスを載せそして 綺麗に包みます。豚肉で作っても美味しいですよ。

ソース どうしてイタリアンかというかと普通のトマトソース(今日はトマトの水煮を使用しました)隠し味にアンチョビーを一寸加えたのです。こくがでました。ケーパー入れても。
マッシュルームも本日のお買い得品だったので沢山入れました。

私はホールトマトの缶詰使用してトマトソースを作る時 ミキサーにかけて滑らかにしてから作るのが好みです。トマトソースは皆さん御存知なのでレシピは省略しますが 香料は にんにく多目 白ワイン とローズマリーを使用します。
アンチョビーは ほんの少し 5人分のソースにオイル漬けの物2フィレでの隠し味でした。

ポレンタ御存知でしょうか? 最近あまり使用していなく目先を変えるために作りました。とうもろこしの粉を煮て流し固めその後にサイコロ切りにしソテーまたはグラタンにします。粉を購入すると作り方書いて在りますので御参照。

ただ 普通は固くなりがちです が 一寸 作成最後にバターとチーズを加えたらふっくら出来上がり皆に喜んでもらえました。


下の写真は Antipasti アンティパスティ のマッシュルームのレモン和え。(Funghi Marinate)



 材料

レモン汁 60cl
オリーブオイル 125ml
塩 小1/4 
エストラゴンの微塵切り 小1
パセリの微塵切り 大
マッシュルーム 250g スライスに

 作り方
レモン汁 オリーブオイル エストラゴン パセリ 塩 胡椒 をよくかき混ぜる。
其の中にマッシュルームを言え丁寧に混ぜラップをして冷蔵庫で焼く3時間冷やすでけ。
ニンニクに微塵切りを入れるとさらに美味しいです。
汁をよく切ってサーブ。汁は再活用できます。


グリーンサラダ ともよく合います。サラダの上にマッシュルームをそしてマリネのソースで 即 美味しいサラダが。


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夏野菜のファルシー オンパレード

2006-08-30 14:08:08 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes
野菜のファルシーは皆さん御存知 説明する事もないけれど。私風の作り方を一寸御紹介。




トマト ズッツキー二 茄子 一種類の野菜だけののファルシー 美味しいです。でも少しずつ色々な野菜の ファルシーを 一緒に焼くと それは又ラタトウイユのお味がしてそれも又美味しい物です。

今日は南仏の丸ズッキーニ、赤ピーマン、黄ピーマン、茄子のファルシー。

フランスで まず日本と異なるのは豚肉の挽肉は手に入りません。ファルシー用は生ソーセージの中味の塩豚の荒引き。私は塩のきついお料理好みでないので このお肉を使用する時には塩は使いません。

時にはブレンダーで豚ロース肉を挽きます。今日も。
なので日本的に優しいお味としました。

まず 野菜皆 くりぬきます。ズッキーニも 茄子も ピーマンも。ズッツキー二に茄子のくりぬいた中味は電子レンジで柔らかくなるまでチン。(蒸しても) 水気を絞り微塵切り。玉葱の微塵切り ニンニク 生姜 の摩り下ろし を加え 白ワインに塩 胡椒 醤油で味付け。パセリの微塵切り沢山加えました。このような味付けの時にはパン粉ではなく片栗粉を加えるのが私好み。そして卵

私のファルス(詰め物)の特色は お肉と野菜の量が半々。本当に野菜の多いファルスです。それをまた 野菜の中に詰めるし。
そしてまたトマトソースもフレッシュな野菜。野菜だらけです。

オーブン用のお皿にオリーブオイルを少々敷き 其の上に皮を剥いたトマトの微塵切り とにんにくの微塵切リ ロースマリー 鶏のブイヨン 白ワインを注いだ中 に用意したファルシーを並べ180度のオーブンで30-40分ほど焼き上げます。
トマトの加減で砂糖を少々加えることも 後は塩胡椒で味を整えてください。

我が家ではいつも 唐辛子 にんにく エシャロット 醤油 レモン にコーリアンダー 又はミントなど合わせた ソースを脇に用意。各自 好みの加減でセーブできるように。白いご飯と食べる時 本当に美味しいです。


デサートは簡単。 今季節の ミラベル。本当に小さいので 食後のお喋りと共に ぽんぽん 口の中に消えてしまいます。




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洋梨のタルトフランジパン

2006-08-29 16:12:12 | デサート desserts
家族 友達の 集まる時にはいつもデサートはかかせません。ことに義兄はかなりのフアンなのでお菓子が無いと一寸寂しそう。
今日のお菓子はかなり リッチ でもフランスの方々にはいつ作っても好評のもの。洋梨のフランジパンベースのタルトです。もっと軽いブーダレーズタルトのレシピも在りますが 又の機会に御紹介しますね。
今日はお喋りをしている間に一寸焦がし気味です。

フランスのお料理には日本料理に比べ 砂糖 殆どと言うぐらい入っていないので(野菜の甘味が主で後は隠れ味 先頃は東洋の影響で使うものも)  デサートには 一寸甘味の勝った物が喜ばれます。ティータイムではなく本当に食事の締め括りです。こういうところが食事文化の違いでしょうね。



フランジパンのレシピはいつも入江麻木さんのものをお借りしています。

材料

パットブリゼ (小麦粉タイプ65とタイプ45の物半々で作って見ました。とても好評でした。小麦粉 250g バター125g 卵1)

フランジパン
 バター170g
 砂糖180g
 卵大2
 アーモンドパウダー200g
 小麦粉大1
 レモンの皮の摩り下ろし1/2
 ブランデー少々
 洋梨1kg
 バニラエッセンス又はアーモンドエッセンスを入れても素敵です。

作り方

1 バターは室温に。少しずつ砂糖を加える。卵も少しずつ加え滑らかになるまで。
2 バニラエッセンスを加えそしてアーモンドパウダーを。(器械を使用しても)
3 小麦粉を加え一まとめ 冷蔵庫で2-3時間保管。
4 冷えた物にレモンの皮を加える。
5 タルト台を敷き其の上にフランジパンを載せ其の上に洋梨を埋め込むように飾ります。190度のオーブンで焼く35-40分。熱いうちにブランデーを。

本来はタルト生地を敷かないものです。酸味がという方はアプリコットお勧め。入江さんはアプリコットの缶詰め使用しています。
でも生の洋梨とは本当に相性が良いのですよ。タルト小さめに切分けてください。もっと食べたい方には2切れ目のお代わりが待っています。
2-3日経過しても美味しくいただいただけます



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ほうれん草と白身の魚のボンボン(キャンデー)

2006-08-28 15:34:49 | 魚貝料理 poissons
ブリックの皮が残っていたのでボンボン(フランスで飴 キャンデーのこと)仕立てにしました。
壊れやすいので切って中味の写真は取れなかったのですが。美味しいほうれん草のクリーム合え白身の魚のムニエルが。カリカリの皮にナイフを入れると中からとろーりのおソースが出てきたら成功です。皮は刷毛で油をうっすらオーブンで焼きあげます。(次回は生春巻の皮で試してみたいと思っています)
クリーム煮は冷ましたものを載せないと皮がくちゃくちゃになってしまうので御注意を。付け合せはズッツキー二 さっと蒸した物レモンとオリーブオイルで味付けた物にエンダイブのサラダです。



我が家 皆ほうれん草が大好きで 白身のお魚と相性が良いのでこのような物パイにもよく出てきます。色々作っていますので御参照ください。(ほうれん草のミニパイほうれん草と白身魚のパイほうれん草のタルト、そして この中味そば粉のクレープ(作り方は)に包むととても美味しいです。ブリックと異なり日本でも手に入りやすい材料だと思うので是非。とてもお洒落な一品です。


暑さも一寸衰え新学期の準備のフランスです。フランスは9月が新学年。初めて幼稚園 小学校そして、、、、に足を踏み入れる未知の期待の季節がもうじき。




庭のパッションフルーツの花(実は食べられないけれど)とても綺麗なので。


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林檎のクラフティー

2006-08-27 18:48:27 | デサート desserts
なんと言うこともない簡単なクラフティです。
クラフティと言うとさくらんぼ。でも他の果物でも美味しいのですよ。バター 油分が 入っていないので 此方の とても美味しい生クリーム (土地の名産。本当に美味です)を冷たく そしてシャンティー 泡立てて(砂糖はほんの少しでクリームの酸味を残し)添えました。皆から もっと もっとのリクエストで 沢山作ったのに即消えてしまいました。
芥子の実 アクセントに。








 材料

小麦粉 50g
砂糖 75g
全卵 大3 + 卵黄1
バニラ
牛乳 20cl
林檎 450g(皮を剥きスライス)

添える物
生クリーム 30cl
粉砂糖少々

作り方

1 オーブンを200度に温める。
2 80cl入る型にバターを塗る。
3 振るった小麦粉 砂糖に 卵 卵黄 バニラ 牛乳を泡立たないようによくかき混ぜる。1時間そのままに。
4 型の中に林檎を綺麗に並べる。其の上に静かに3の液体を。林檎が浮かぶようだったらそっと押して沈むように。
5 オープンで焼く25分。綺麗に焦げ目が付きますよ。

焼いている間に生クリーム泡立て冷たく冷やしておきます。

簡単で素朴なデサートです。


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