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流出雑記 

2010/06/15

2010年06月16日 | Weblog
梅雨の日。
真冬以外の晴れている日なら小梅は外に出たがるが、雨だと1日つまらなそうにしている。
だいたいいつも寝ているがいつもに増して寝ている。猫は<ね>てばっかりいる<こ>だから「ねこ」という名になったとか。
小豆は晴れだろうが雨だろうが常にお腹をすかせている。小豆の腎臓の薬は、茹でる前の小豆くらいの黒い炭の粒。腎臓の老廃物処理能力を補うように、炭が体に溜まった老廃物を吸着して排出するらしい。ごはんに混ぜても食べないで除けてしまう猫もいるそうだが、小豆は気にせず食べてしまう。

昼、冷蔵庫の残り物でチャーハンを作ったが、チャーハンや雑炊はなぜか夫が作ったほうがおいしい。

雨が止まないので出掛ける予定はやめにして深い器にプリンの素4人前で大プリンを作り、食べた。

夕方から仕事で家を出る。一昨日まで玉ねぎが植わっていた近くの畑が田んぼに変わっている。田植えはまだで、梅雨の雨を溜めている。
叡電で出町柳まで出て京阪で東福寺。
アトリエまでの約10分の道のりがとても良い。東福寺は紅葉の名所だが雨のなかの青いもみじもすがすがしい。
彫刻の仕事。粘土で上半身を作っている人、途中段階がジャコメッティのようになっている人、木を切ったりシュロ縄を巻き付けて体の芯を作っている人、まだデッサンしている人と進行状況は個々様々。

このポーズは左腰が疲れる。
帰り道、傘のいらないくらいの小雨。民家の塀からはみ出した紫陽花が濡れて青みを増している。街灯にぼうっと照らされて、はっとするほど青かった。
湿気のなかに香料が抽出されているんじゃないかと思うほど濃厚なくちなしが甘く香る。
青と濃厚な白を思い浮かべていたら、ブルーベリー味のヨーグルトドリンクが飲みたくなって、駅前のコンビニに寄る。ちょうどそういう飲み物を見つけた。
イメージにぴたっとくるものが喉を通っていくのが気持ち良かった。

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