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流出雑記 

2月12日

2009年02月12日 | Weblog
熟睡できず7時半起床。

身支度、8時半家を出る。
10時から長岡京市で仕事。

長岡天神の駅に着きそこからすぐの大型スーパー内の屋上にある文化センターが会場。
9時半に着いたがスーパーの開店は10時なのでドアは閉まっている。
去年一度来ているが、店は開いていたように思う。しばらく考えたがとりあえず中に入ろうと裏の従業員通用口から侵入。
まだ薄明かりの店内では花やパンを並べて開店準備中。せっせと働く従業員の中でうろうろしていると怒られそうなので階段を見つけてダッシュで3階まで上がる。
屋上、本館を出て小さい別館に入る。中では女性がひとり椅子を並べたりクロッキーの準備をされていた。随分早く来て下さったんですねと言われる。
開始は10時半だった。

描き手は主婦の方10数名と男性2人
先生、「背えどれくらいや?154か。立ちポーズでいけるか? えーと足、それくらいの幅で、首は右で…もちょっと下、あーそうそう、そんなんでええよ。」と工事現場のクレーン操作みたいな感じでポーズ決まる。

2時間4ポーズ固定

この別館にはトイレが無い。
一度屋上を出て本館に入らなければならない。休憩中、いちいち着替えている時間はないので羽織っている上着の上にコートを着て裸足で靴履いて文房具と日用品売り場を横切る。平日の午前なので買い物客はちらほらだが変質者のスリルを体験。

ポーズ終わって、帰り際古本屋を見つける。昭和48年発行のアサヒグラフと武田百合子の『遊覧日記』を見つけて買う。読みたかった谷崎潤一郎の『細雪』3巻セットで300円というのもあったが下巻だけ妙に古くて字が小さいのでやめ。

阪急で烏丸まで戻りmumokutekiカフェでアボカドのサンドイッチを食べる。

錦通り、番茶と煮炊きしたものと生もののにおいをいっぱい吸い込んで歩く。つまみ食いしたふきのとうの佃煮は苦い春。
仕事の打合せで地下鉄で移動。
事務所の代表と私と他ふたりの20代のモデル待ち合わせて4人でタクシーに乗る。
なんでもないビルの一室にはいると中はスタジオになっていた。
カメラテスト中。カメラマンや数名のスタッフ。
マダムと呼ばれていたそのときのモデルの女性のカメラテストが終わり、マダムが私服に着替えて出てきたのだがその姿に驚いた。
金髪に毛皮の付いた上着に大きなサングラス、濃厚なピンクの口紅、タイトなズボン足下はヒールのブーツ、ゴージャスなアクセサリーが耳もと首もとを飾り指にはいくつもの大きな石。
マダムの年齢は知らないが75より上だと思われる。背骨の曲がり方や雰囲気がヨコハマメリーのようで終始釘付けだった。
だされた紅茶を飲みながら私たちを見て「あなたたち20代くらい?若いわねえ、孫くらいだわ。」
私たちのカメラテストが始まる前にマダムは帰られた。京都からタクシーで大阪へ。ただ者じゃない。

私たちの今日のテストは私服のままですぐ終わり。
写真の仕事をさせてもらえることになった。

スタジオを出てから事務所の方に近くのカフェでご馳走になる。
普段はメールと電話のやりとりの仕事なのでこの機会にいろいろ話す。

帰り、最近リニューアルオープンした近くのコンビニに寄る。
今朝の折り込みチラシに入っていた、オープン記念ご来店時チラシのクーポン持参でトイレットペーパー4ロールプレゼントを忘れずにもらった。


 


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