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流出雑記 

2010/06/27

2010年06月27日 | Weblog
キャラメルコーンを砕いたのに牛乳を入れて混ぜ、それを凍らせるとアイスクリームになる、とテレビで言っていた。
キャラメルコーンには凍らせても水分をガチガチに固めてしまわない成分が含まれているそうで、自家製アイスクリームを作るときのように何度も撹拌しなくてもなめらかな状態になるらしい。
次の日さっそくキャラメルコーンを一袋買ってきた。
テレビではキャラメルコーンをナイロン袋に移してすりこぎで砕いていたが、封を切る前に袋を揉んで粉々にした方が楽ではないか。未開封の菓子を粉々にするのはなんとなく気が引けたが、どうせ食べるのだからと袋が破裂しない程度に力を入れてキャラメルコーンを砕く。がさがさ音を立てていると小豆は自分のごはんと勘違いしてにゃーにゃー訴えにくる。
大きな塊の感触が無くなったあたりで封を切りタッパーにキャラメルコーン粉を移す。牛乳をどれくらい入れたらいいかをくわしく言ってなかったが、アイスクリームの溶けた感じを思い出して目分量で牛乳を注ぎ、しばらく混ぜる。
キャラメルコーン粉が牛乳を吸ってどろりとしてきたら冷凍庫に入れて冷やす。数時間後。
夕飯を終えて、デザートはアイスだアイスとわくわくしながら冷凍庫を開けてタッパーを取り出した。
フタをあけてスプーンを入れようとするとカツンと跳ね返ってきた。あれ。
頑張っても表面の数ミリほどしか削れない。
電子レンジでちょっと解凍してみたらと夫。
この時点で既に言うてたのと違うやないかと思っていたが、冷やしすぎたのかも知れないし、解凍するとよい具合になるかも知れない。
端の方が溶けはじめるくらいまで温めて取り出す。 するとスプーンは底まで入るようになった。しかしシャリシャリしている。なんとかなめらかにしようとしばらく混ぜてシェイク状になったものを食べてみた。
アイスクリーム感はまずなく、甘味も弱い。
牛乳を入れすぎたのだろうか。夫は一口食べて、俺これは無理やわ、と退散。甘味と風味を足してはどうかとカラメルソースを混ぜてみたりしたが功を奏さず。
食べられないというほどにまずいものではないが、好んで食べようとは思わない代物となってしまった。
しかし捨てるに捨てられないので、もう一度冷凍庫に入れた。
翌日取り出すとまたカチカチになっている。作った者の責任感で仕方なくまた解凍してちょっと食べる。
あと4回ほど頑張ればなくなると思う。

昨夜は豪雨。朝は晴れていたがものすごい湿度。
午後から仕事。
その前に芸センに寄り、ダンサーの顔写真を撮らせてもらう。公演チラシの絵を描かせてもらうのに写真がほしかった。

芸セン近くのドトールでオルゾー・ラテというのを頼んだら、キャラメルコーンアイス未遂にそっくりな味で呪いかと思ったが、喉が乾いていたので飲み干す。

奈良方面で仕事をしたあとまた芸センに寄り別のダンサーの写真を撮り帰宅。

今日は夫が夕飯を作ってくれるそうで、何が出てくるのか楽しみにして帰る。
ポークカツだった。
夫による精一杯の千切りキャベツはタコライスのレタスみたいになっている。
キンと冷えた高糖度トマトは普段食べているトマト2個分を1個にしたように濃厚。それにアメリカンチェリーのデザート付き。

小豆はなんだか元気がないように見える。部屋の隅で丸まっていることが増えた。猫は痛いのによく耐えるというが、耐えているときは部屋の隅や物陰でひっそりしている。
抗生物質をやめたからまた口内炎が出てきたのではないかと心配になり、口のなかを覗こうとするが嫌がってじっくり見せてくれない。あくびをする瞬間を狙ってみたが机の下の小豆の寝床が暗いのでよく見えない。
さらにずっとお腹がゆるいのも気掛かりで、それが腎臓の薬のせいなのか、フードが合わないのか、原因がわからない。
腎不全にかかると体の粘膜も弱ってくるそうで、中耳炎や口内炎を発症しやすくなったり、胃腸も弱ってお腹を壊しやすくなるらしい。
炎症を押さえるには抗生物質を使うが、抗生物質自体が腎臓に負担をかける面もある。
ネットで猫 腎不全 と検索して出てくる情報を漁る。
腎不全は完治しないことはわかっているが、何か少しでも効くものはないか、今の薬で良いのか。
水を飲む量とおしっこの回数が異様に増えるなど腎不全に特徴的な症状が出始めると既に腎臓は70%以上機能していない状態だという。
進行速度には個体差があり、病気が見つかってから何年も生きた猫もいる。

小豆は調子が悪いのかと心配していると、翌朝元気よく起こしにきたり、相変わらず食欲も旺盛でまたほっとする。
座っていると何か言いながら膝の上に座って喉を鳴らす。
寝る時は一緒に寝ようと誘うと添い寝してくれるが、朝にはいつも1階の自分の寝床に戻っている。私が寝静まると帰ってしまうらしい。
年齢不詳の小豆だが、我が家でいちばん年長者であることは間違いなく、ちゃんと私の面倒もみてくれている。


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