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流出雑記 

2013/12/9

2013年12月09日 | Weblog
朝 11時に新宿で大学時代の戦友と待ち合わせていた
今日はホテルの朝食もパスしチェックアウトの少し早めに荷物をまとめて部屋を出た さよなら523号室
昨夜公演に関わった人たちとはしっかりとお別れしたので 朝ロビーでまた顔を合わせるのがなんとなく気恥ずかしかった 誰にも会わないうちに早めに新宿に向かった
池袋東口の方に泊まっていたが 西口の東京芸術劇場に行くのにどうしてなのかわからない遠回りをすることになったり 聞いたことある駅はたくさんあるけどそれぞれの位置関係がよくわからなかったり移動しようとするとだいたいやや迷子になる

約一ヶ月の凝縮した稽古期間から本番 急に切り離されたあとの今の感じはいつも何とも言えず、たった一言の言い方や一歩の運びにこだわったこと 今日新幹線に揺られる体は もうそれを繰り返すことはないけど その残身を生きてる感じはさみしさも含めて嫌いじゃないように思う

私と舞台の関わりを出生から見てくれているような人から重要なことを言われた 予感していたことを縁取られ腑に落ちた つまりはこのまま行けということだと思った

新宿で戦友kと落ち合い 西武という喫茶店に案内される カフェではない 昭和の色合いの喫茶店 カレーとオムライスで迷ってカレーにしたがナポリタンを食べてる人を見てその手もあったことに気付く でもカレーも喫茶店に相応しいカレーで美味しかった kはオムライスにしたが卵3個は使っていそうな厚い卵がかかっている kは口内炎を恨んでいた

一昨日見てくれた公演の話 ドラマみたいなプロポーズ話 思い出話 今の話 途中で店内にガスが漏れてるような異臭がして爆発しないか心配したが大丈夫だった 東京にはでかいネズミがいるという 彼女は銀座の高級ランジェリーを扱う店で働いている 相変わらず竹を割った気持ちよさと白桃を混ぜたようなkだった

新幹線で京都に戻る
京都 という文字を見てほっとする
実家に帰って猫に再会
気がかりは家のばらが枯れてないかどうか








2013/12/8

2013年12月09日 | Weblog
石のような水 楽日を迎える
私にとっての今年の大仕事が終わる

日付を見ても師走の実感がわかない けど あと20日あまりで今年が終わる時期に差し掛かっている

公演が終わること
劇団ではないので まったく同じメンバーが再度揃うことはおそらくない 俳優たちはまた散り散りにそれぞれの生活に戻っていく 特殊な時間を特殊なスケジュールで生きていた数日から日常に戻る落差 何かがずるっと抜け落ちたあとの心許ない体感 打上げは2次会の途中で身を引いた だいたい もう少しと思うあたりで帰るのがいい

ホテルの ちょっと慣れてきたけど好きになれないユニットバス 部屋は人によっては暑いというくらい外気を感じない ぱりっとしたシーツに挟まれて寝る
掛け布団の軽さにも気付くと慣れていた

この終わったという安堵と疲労と繰り返していた日々のことが明日から無用になることや自分の今後についての思案や不安や展望や まとまらないままで寝る