7時起床
いつもよりずいぶん早いので、起きると同時にニャーニャーごはんコールの小豆も、不意を突かれたように寝床から出てきてニャー?となく。
朝から久々に神戸方面で仕事。
8時に家を出る。自転車で阪を下りながら追い越していく小学生たちの色とりどりのランドセル。
松ケ崎から地下鉄で京都へ。
京都線の山崎駅で人身事故があったらしく大阪・三ノ宮方面のホームはひっきりなしのアナウンスと遅れに巻き込まれた通勤通学の人々でそわそわしている。若い女性駅員のアナウンスは駅名や時刻を何度も言い間違い、その度に失礼致しましたと謝るので耳の中も混乱する。
電車は動きだしていたが、電光掲示板には55分遅れと出ている。
乗る予定より5分ばかり遅い新快速に乗ったが、信号待ちといって高槻に着く前に電車はしばらく線路の途中で止まってしまった。
余裕をみて出てはいたが、この先もスムーズに走るかどうか怪しいので、仕事先の学校に電話を入れる。
芦屋で各停に乗り換え住吉で降りてそこから六甲ライナーに乗って六甲アイランドへ。
結局駅に着いたのは10時26分。駅から走って学校までは2分。ポーズは10分遅れで開始。
ここのアニメーションクラスの先生には何度かお目にかかっているがいつもベレー帽に黒縁メガネ、サスペンダーという姿で、そういう付属品による演出効果だけでなく顔立ちや背格好まで手塚治虫に似ている。
今日は躍動感のあるポーズ集というカタログのピンクの付箋のページを開き、このポーズやってもらいたいんです、と言われた。
載っているのは普通3分とか5分とか短い時間のクロッキーでやるような長時間のキープが困難なものだった。 15分ポーズで、首や腕の角度は保つように変えていいとのことだったので、なんとかなるかなとやってみた。が、これが結構きびしい。重心の掛け方、体のひねり方が極端なので局所的に疲れる。カタログを見てポーズを決めることは滅多にないので、写真に似せてやり慣れない重心や方面に体を使うとこんなに違うかという疲労が足首や太股の裏側に溜まる。
午前のAクラスの授業が終わり午後からのBクラスも同じポーズ内容。
昼休みは12時半からで次の授業は2時開始なので休憩時間は十分にあった。
六甲アイランドにはファッション美術館があり、併設されている図書館もファッション、アートの蔵書が充実していて、パリコレなどのファッションショーを映像資料で見ることもできる。
高校生の頃、UFOが不時着したかのような目を引く形状をした出来たばかりのこの美術館に来る為に初めて六甲アイランドに降りたとき、近未来の街に来たように思った。
埋め立て地のうえに設計された街には子供が足を浸けて遊べる人工の小川が流れ、その周辺は建築の学生の模型で見るようなゆったりとした憩いのスペースがとられている。人が住みながら徐々に変容し、様々な年代のものが入り交じり形成されている街にはない整い方をしている。
しかし現在、ショッピングモールの飲食店などはあまりお客が入らないようで、シャッターの降りているところが多く、閑散としている。
駅周辺の建物や空中回廊もどことなく街全体から意気消沈した印象を受ける。
シャッターの並びの中に生き残っていたうどん屋に入る。半年前まであったその隣の寿司屋とウェンディーズは無くなっていた。
梅とろろうどんを食べたがこれといって特筆すべき点のないただのうどん。
その中で安定感のある活気を保持しているスタバでほうじ茶ラテを飲みながらクォンタム・ファミリーズを読む。
午後からはさっきのポーズが少し体に馴染んだ感じがあり、午前ほどの疲労感はなかった。
仕事を終えて京都に戻る。間違えてひとつ前の高槻で降りてしまった。脳の働きが鈍い。
夕方から東福寺でもう一件、彫刻の仕事。
全70ポーズあり、今日で4回目。週2で通って来年の2月まで続く。
眠気と疲労で朦朧としながら立っていた。背骨の付け根あたりがちりちり燻っているようだった。
9時半、なんとかポーズを終え、帰路、地下鉄で寝過ごし帰り着いたら10時半頃だった。
朝の電車の遅れは80歳代の女性が遮断機を越えて踏切の中に入り貨物列車に轢かれた事故によるものだったとネットのニュースで知る。
いつもよりずいぶん早いので、起きると同時にニャーニャーごはんコールの小豆も、不意を突かれたように寝床から出てきてニャー?となく。
朝から久々に神戸方面で仕事。
8時に家を出る。自転車で阪を下りながら追い越していく小学生たちの色とりどりのランドセル。
松ケ崎から地下鉄で京都へ。
京都線の山崎駅で人身事故があったらしく大阪・三ノ宮方面のホームはひっきりなしのアナウンスと遅れに巻き込まれた通勤通学の人々でそわそわしている。若い女性駅員のアナウンスは駅名や時刻を何度も言い間違い、その度に失礼致しましたと謝るので耳の中も混乱する。
電車は動きだしていたが、電光掲示板には55分遅れと出ている。
乗る予定より5分ばかり遅い新快速に乗ったが、信号待ちといって高槻に着く前に電車はしばらく線路の途中で止まってしまった。
余裕をみて出てはいたが、この先もスムーズに走るかどうか怪しいので、仕事先の学校に電話を入れる。
芦屋で各停に乗り換え住吉で降りてそこから六甲ライナーに乗って六甲アイランドへ。
結局駅に着いたのは10時26分。駅から走って学校までは2分。ポーズは10分遅れで開始。
ここのアニメーションクラスの先生には何度かお目にかかっているがいつもベレー帽に黒縁メガネ、サスペンダーという姿で、そういう付属品による演出効果だけでなく顔立ちや背格好まで手塚治虫に似ている。
今日は躍動感のあるポーズ集というカタログのピンクの付箋のページを開き、このポーズやってもらいたいんです、と言われた。
載っているのは普通3分とか5分とか短い時間のクロッキーでやるような長時間のキープが困難なものだった。 15分ポーズで、首や腕の角度は保つように変えていいとのことだったので、なんとかなるかなとやってみた。が、これが結構きびしい。重心の掛け方、体のひねり方が極端なので局所的に疲れる。カタログを見てポーズを決めることは滅多にないので、写真に似せてやり慣れない重心や方面に体を使うとこんなに違うかという疲労が足首や太股の裏側に溜まる。
午前のAクラスの授業が終わり午後からのBクラスも同じポーズ内容。
昼休みは12時半からで次の授業は2時開始なので休憩時間は十分にあった。
六甲アイランドにはファッション美術館があり、併設されている図書館もファッション、アートの蔵書が充実していて、パリコレなどのファッションショーを映像資料で見ることもできる。
高校生の頃、UFOが不時着したかのような目を引く形状をした出来たばかりのこの美術館に来る為に初めて六甲アイランドに降りたとき、近未来の街に来たように思った。
埋め立て地のうえに設計された街には子供が足を浸けて遊べる人工の小川が流れ、その周辺は建築の学生の模型で見るようなゆったりとした憩いのスペースがとられている。人が住みながら徐々に変容し、様々な年代のものが入り交じり形成されている街にはない整い方をしている。
しかし現在、ショッピングモールの飲食店などはあまりお客が入らないようで、シャッターの降りているところが多く、閑散としている。
駅周辺の建物や空中回廊もどことなく街全体から意気消沈した印象を受ける。
シャッターの並びの中に生き残っていたうどん屋に入る。半年前まであったその隣の寿司屋とウェンディーズは無くなっていた。
梅とろろうどんを食べたがこれといって特筆すべき点のないただのうどん。
その中で安定感のある活気を保持しているスタバでほうじ茶ラテを飲みながらクォンタム・ファミリーズを読む。
午後からはさっきのポーズが少し体に馴染んだ感じがあり、午前ほどの疲労感はなかった。
仕事を終えて京都に戻る。間違えてひとつ前の高槻で降りてしまった。脳の働きが鈍い。
夕方から東福寺でもう一件、彫刻の仕事。
全70ポーズあり、今日で4回目。週2で通って来年の2月まで続く。
眠気と疲労で朦朧としながら立っていた。背骨の付け根あたりがちりちり燻っているようだった。
9時半、なんとかポーズを終え、帰路、地下鉄で寝過ごし帰り着いたら10時半頃だった。
朝の電車の遅れは80歳代の女性が遮断機を越えて踏切の中に入り貨物列車に轢かれた事故によるものだったとネットのニュースで知る。