2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

WEB会議

2017年05月16日 | ひとりごと
JIA住宅部会の会議にWEBで参加。
会議室はいつもの霞ヶ丘の国立競技場を望む外苑前。
臨場感があるとは言え小さな画面によって隔てられているまだるっこさはやむを得ないところ。

執行部の意見でどんどん進行する他会とは異なるのがJIAらしいところ。
自己主張がことさら強いし、それらがぶつかりあうのを許容するのもJIAらしい。
そんなわけで2時間30分、パソコンとにらめっこ。
5月23日の「住宅部会の日」に話す内容も大分詰まってきた。





昨日手持ちで撮ったバラが今ひとつ解像しないので新旧レンズで撮り直す。
どちらが良いか好みの分かれるところ。
意外と古いレンズが良いと思えるのは長年の付き合いの結果の評価か。

レコードプレーヤー同様、アナログ・デジタル変換が現代のカメラだ。
意外に絵を決定するのはデジタルではなくアナログの部分のようだ。

たんぽぽとバラ

2017年05月16日 | ひとりごと

「たんぽぽ」という歌がある。
放送禁止と言うか忖度でというか今は耳にすることは出来ない。
ただどこで聞いた非常に懐かしい曲。但し卑猥な歌ではないので念のため。




この中の一節に「ガラスの部屋のバラの花より 嵐の空を見つめ続ける」というのが有りひ弱なバラを見るにつけ思い出すのがたんぽぽ。

今日あたりから事務所の鉢植えのバラが開き始めた。
手入れが行き届かないので開く前から花弁はいたんでいる。
すでに二鉢だめにしているのだが、お向かいのクリーニング屋さんからのプレゼント。
やはりあまり芳しくない。

もう少し気持のゆとりが出来ないと植物の世話もままならない。



雨の土曜日

2017年05月13日 | ひとりごと

週末の土曜日は雨、但し内勤につき肌寒いだけ。
町内の地区公民館の改修工事を少し手伝う。父親に町内行事を全て押し付けているので肩身が狭いができることは参加しよう。



昨日は松本まで強行軍、しかし午後は少し時間が取れたので松本付近を散策。
自動車がないと列車異動、徒歩移動になるのでいつもとスピード感が違う。



日が傾く頃にはすっかり単なる旅行者気分、宿題の糸口は見えたのでちょっと気分転換。



充実した一日だったと振り返る。










松本

2017年05月12日 | ひとりごと

JIA住宅部会の「部会の日」の打ち合わせで部会長の片倉隆幸さんと松本で落ち合う。
松本市美術館は草間彌生の元気いっぱいの彫刻が目を引く。
設計は「宮本忠長建築設計事務所」、「故久保隆夫」さんが担当されたとか。お元気だったころの久保隆夫さんしか知らないが建築に命が吹き込まれたかのようだ。
長年小布施の修景にも関わり、JIA群馬の見学会の際には大変お世話になった。

「部会の日」のテーマは「職能」
この言葉にずっと振り回されている。打ち合わせで色々話をしているうちにだんだん話したい内容が見えてきた。
建築家にかぎらず専門職、いわゆる士業と言われる立場は免許という独占資格を持つ関係から本人に責任が完結する。
だから仕事上の意思決定に変なバイアスがかかってはいけない。当たり前のことだがどうもズレが生じて姉葉事件も起きている。
JIA会員たるもの率先して襟を正さねばと思う。



ついでに松本市民芸術館にも立ち寄る。昼間の静かなぽかんと開いたホワイエだがなかなか気持ちが良い。良い音が聞けそうな予感がある。





M2

2017年05月11日 | ひとりごと

M2を久しぶりに見た。いまは斎場チェーンの所有になっている。1991年、ちょうど自分が開業した頃の建築だ。
まだバブルの残り火がくすぶっていた頃。猫も杓子も「ポストモダン」の時代。
文化というのは金が余らないと花が開かないらしい。随分建築にお金がつぎ込まれた時代だった。

外国の建築家もこの時期にいくつも建築を残している。日本では当時30代だった隈研吾から槇文彦までポストモダン。
不景気になったらコルビジェから北欧デザイン。健全といえば健全かもしれないが、あの能天気さも懐かしい。建築のバブルの時代はそんな時代だった。

西欧建築の歴史的要素を引用していた隈研吾は最近はやたらと木格子を張り巡らせている。ただ木材の特性を軽視しているせいか経年劣化だ早い。
建築の永遠性を求める時代では無いということか。新国立競技場も後年度負担の維持費がさぞ高いことだろう。

ポストモダンの更に一つ前の時代の岡本太郎の彫刻が前橋の広瀬川河畔に立つらしい。
もっともこの場所のために作られたものではなくどこかの廃用品の再利用だ。
高崎に負け続けている前橋にあって数少ない勝っていると思われるのが「広瀬川」だ。同じ市内を流れる人工の川である長野堰と比べると比較にならない。
しかし柳橋から始まる右岸の修景、及び造園、架橋は一貫性がなくかつ無意味な水路が作られていたりとても広瀬川河畔にとって必然性が見られない。

水量が多すぎて危険なことはわかるが京都の高瀬川で安藤忠雄が試みた親水性の良さも工夫されて良いと思う。そんな雑然とした河畔に岡本太郎のエネルギーがどのような光を放つのであろうか。像の足元は藤本壮介が固めるということで期待したいところだ。

但し、河畔全体のデザインコンセプトを見直さないと萩原朔太郎を中心とした文学関係の資源を有効に生かせないと思う。

昨日はやってしまったので

2017年05月10日 | ひとりごと

「寝落ちでたっぷり睡眠を取った今日、せっせと図面描きました。」というわけでエンジンがかかってきた。

一方、大きな宿題があり頭を悩ませる。5月23日、住宅部会の日に「職能」について話す時間を与えられた。
仕事にかまけて「職能」について深く考える時間もなかった。

建築士は「免許」の名前であり、建築士法に定められた責任を個人で負わなくてはならない。これが「職能人」の特徴である。
責任と相反する権限についてもよく考えたい。権利と義務という言葉に置き換えても良い。
本来、建築士法では設計施工分離の可否について問うてはいない。中世以来の棟梁の伝統がこの国の基本をなしている。
明治以降、西欧化のために導入された概念「建築家」による設計施工分離は官公庁の現在の発注形態にも引き継がれている。
しかし最近になってこれも崩れ始めている。これには建築家側にも責任の一端がありそうだ。
大規模事務所はその姿勢においてゼネコンと大差は見当たらない。
住宅設計の世界ではどうだろう。少数の建築家には手に負えない数の住宅が相変わらず建設されている。
そのなかのごく少数を手がけることの意味を「建築家」という称号にふさわしい位置づけがあるのだろうか。

と、頭の中が整理できない。




日常に戻る。

2017年05月08日 | ひとりごと

とうとう日常に戻る。連休明け、特に緊急の用事がなくて何よりだった。
もっとも「連休楽しかった」などと言っているのは一部の人達だということを考えなくてはいけない。
旅行先の交通機関や宿泊施設、飲食施設、観光施設、等々で働いている人たちが迎えて暮れたことだ。
士農工商の時代でもあるまいし、未だ「官」中心の発想から抜け出ていない。残業だって大きなお世話。「官」がおせっかい焼く問題ではない。



夕方、県北でスポーツ施設の経営の携わっている知人の「I」さんが事務所に立ち寄っていただいた。今日から4連休。但し全休ではなく働いている人もいるとか。
ともあれたまにはまとまった休みも良いものだ。




春休み終わる。

2017年05月07日 | ひとりごと

のんびり過ごした春休みが終わる。ロードバイクはあまり乗れなかったが春の風と遊べた。
カメラ遊びはそれなりにできた。撮影の課題は多い。ともあれ日常に戻っていく。



5月23日にはJIA住宅部会で寺山さんと少し話をすることになっている。サロンとはどのようなものか今ひとつ理解できていないのだが会員相互の情報交流であるならば率直な意見交換ができれば良いと思う。





休日

2017年05月06日 | ひとりごと

すっかり休日が板についてきてしまった。もっとも明後日から仕事に戻る。
古い書類の整理がはかどらない。祖父が旅先から送ってくれた絵葉書や通信簿までよく残っていたものだ。
但し人様に見せられるような内容ではない。同級生との別れの寄せ書きも出てきた。
結構的を得たコメントが寄せられており、性格というのは50年たっても変わらないもののようだ。
東京オリンピックの切り抜きも出てきた。
記事を拾い読みをするとなかなか興味深い。じっくり読んでみよう。

利根川も最高

2017年05月05日 | ひとりごと

利根川サイクリングロードを走る。
天候は昨日に引き続き最高。桃木川に比べさすが利根川、規模が雄大で上越国境のまだ雪を頂く山脈もよく見える。



道沿いには沿道に住む人達が育てている草花もある。目を楽しませてくれる。こちらも花の主役が少しずつ変わってきた。
もうじきニセアカシヤの季節。ロードバイクには絶好の季節でもある。



住宅の室内環境はこの5月頃の気温湿度を最高としている。ただしこの条件が一年中同じだったら人間、だめになってしまうかもしれない。
四季のメリハリがあってこそこの時期ではないだろうか。適度の刺激はほしい。

ポタリング

2017年05月04日 | ひとりごと

すっかり足が遠のいていたロードバイク。
やっと走り出す。桃の木川サイクリングロードで足慣らし。なまった体はわずか10km走っただけでもあちこち痛い。
但し景色は最高。柔らかい南東から風。程よい気温。キラキラ光る水面、太陽光を透過して輝く若葉。そして季節の草花。
どれをとっても最高の桃の木川河畔だった。





上電の鉄橋の付近には名残の菜の花やタンポポの綿毛の「ぼんてん」、矢車菊が群生していていよいよ初夏と思わせる。
「明日の天気になあれ」だ。



文字の力

2017年05月03日 | ひとりごと

この備忘録を書き始めてから5月5日で12年目に入る。最初の記事は閉館迫る交通博物館を観に行ったときのことだった。




今日、連休初日はなんとなく体中に力が入らないのでぐだぐだと過ごしてしまった。
それでも朝顔の苗の植え込みやら普段できないこともやる。

夜、備忘録のテキスト抽出を編集して読み返した。実にA4で842ページ。編集していくと大分小さくなると思いが何れにせよ大変な量だ。
ブログの性質上不特定多数の方がご覧になっているので、書けないことも多い。それでも行間に思い起こす事柄も多い。
これを全て読み返すのは一苦労だがもう少し整理して読みやすくしてみたい。

私的な出来事以外に仕事上のことや社会現象について意見を伝えたいと思ったこともある。
私的なことだけに収斂すればブログという形式を取る必要もないのかもしれない。
但し飽きっぽい自分が11年間続けてこられたのは読んでいただいた方々からの反応が大きな支えであったことは間違いない。

最近はブログという形式よりfacebookツイッターやインスタグラムと言ったより簡単なSNSが主流になった。たしかに手軽ではある。
何かわかったような気になる。あまりにも簡単に言い切ってしまうことがはたして人間関係を豊かにしていけるのだろうか。
もう少し文字というものと付き合ってみたい。







明日からは春休み

2017年05月02日 | ひとりごと

2日仕事をしたら明日から5連休。天候も良さそうだ。久しぶりにロードバイクで遠乗りをしよう。
ちょっと体がなまっているので軽く調整がてら平地にしようか。と考えるだけでも楽しい。

昨年は不注意で途中引き返しの残念な結果。さてどこを走ろうか。