2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

節電

2011年06月26日 | ひとりごと
商用電力は安定的に供給されることを前提に電力会社と売買契約を交わし、利用しているものだ。
現状は仕入れが少ないので要望通り売れませんということだが何か変だ。
電気を買わないことが当たり前のように「節電」という言葉が使われている。
ガソリン不足の時を思い出したい。
「一人10リットルまでです。」とGSでいわれた。
状況が分かるのでみんな納得した。
電力はどうか。
「一人20Aまでしかお売りできません」などというアナウンスはない。
つまり明快な供給見込みが示されていないのだ。
電力不足は東電全体で示されているが漠然としていることはなはだしい。

供給基準が示されれば対応方法がある。
希望通りの電力が得られないのであればエアコンが必要な時間は昼寝にするといった思い切った方策も取れる。
この夏の限定的な状況ではないし、原発を廃止させるのなら覚悟しなくてはならないことだ。

電力を商取引として考えるとすなおに節電を受け入れる気になれない。