CASBEE戸建評価員の資格試験を受ける。
おおよそ受験とは程遠い齢と思っていたが昨今の環境問題とやらで受験勉強をするはめに。
この資格は住宅の環境性能と環境負荷を係数化し、良好な数値の住宅には税制、金利等の優遇措置を与え良質な環境性能の住宅を普及させようという国の政策に基づくものだ。
数多くの項目を5段階評価し集計して性能を評価する仕組みで2時間40問の試験で11月24日(火)東京の砂防会館で受験する。群馬県内の知人の顔もちらほら見える。
ふだん使わない脳の部分を使うのでなかなか緊張するものだ。つい試験官補助の女性が黒っぽいスーツを着ているものだから通路を通りかかるとのどが渇いたので飲物を注文しそうになる。「いけないいけない」相手はJRのグリーン車乗務員ではないのだ。
このCASBEEはなかなか良くできた仕組みなのだが決定的にまずいのは評価基準のレベル3の決め方がきわめてあいまいなことだ。基準があいまいなのにその優劣を判断するのは非常に矛盾を感じないわけにはいかない。
有識者が知恵を絞ったといっての現場の現状をきちんと把握しているとも思えないし、自分の事務所の設計基準とも大きくずれがある。
もちろんこちらの基準もきわめて主観的なものであるが、自分はこういう住宅が作りたいのだ。
こんなことを書いたが採点する人はこのブログを読まないでくださいね。
一応全部かけたので合格させていただけるものならよろしく。
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