2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

玉木屋の鍋うどん

2007年01月14日 | ひとりごと
富弘美術館と星のやを見学。
普段は見られない裏廻りまで見られて収穫あり。いずれも作る過程のエネルギーを感じた。

富弘美術館は四角い箱に円筒が埋め込まれた建築。幕内弁当のようなつくり。
地元の視点で見ると渡良瀬川流域の豊富かつ良質な杉材がほんの申し訳程度に使ってあるだけだ、輸入の突き板が貼ってあり、石材も輸入材ですぐ近くが草里御影石の産地だったはずだがこれも外構工事に使ってあるだけで輸入品の石が主役だ。納得できない。
この形態なら世界中どこでも建てる事が可能だろうけど、個人作家のための極めて私的な存在の建築に果たしてふさわしかったのか。建築そのものはきれいな建物だが何か疑問が残る。

お昼はのむらさんに教わった玉木屋。旧勢多東村の神戸駅の近くの神社の前のうどん屋さんだ。
鍋うどんとお稲荷さんをたのむ。
鉄鍋にけんちん風の野菜(ねぎ、にんじん、大根、サトイモ、シメジ)とうどんが熱い。お稲荷さんつけて750円。
白菜の漬物がついているのが素朴で良い。古い街道沿いの古い民家の土間でまきストーブにあたりながらいただく。

星のやは高級リゾートだが生硬な感じが付きまとう。注意深く練っているのは解るのだが。歴史があるようでないようで。その辺の落ち着きはこれから出てくるのかな。のんびりするにはややサービス過剰か。建築も接客も。
とはいってもとまってみたい施設ではある。


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