ロードバイクで久しぶりに大正橋往復。わずか往復30kmだが通勤のように移動が目的ではなくペダルを回すのが目的というのはなんとも言えない開放感だ。
桜が過ぎ、アメリカハナミズキが過ぎて今、利根川川畔は「針槐」つまりニセアカシヤの花の盛り。群馬大橋を渡っただけで甘い少し重い香りが漂っているのが解る。
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西田佐知子の「アカシヤの雨が止むとき」、そして五木寛之の内灘夫人などを思い出してしまうのだが季節が確実に花の主役を変えながら夏に向かっていく。
河原ではノイバラも咲き始めた。成は小さいがバラらしい香りで自己主張している。雑草と片付けるにはもったいない。
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そもそも「有用植物」などというのは人間の都合で決めたこと。河原の生物多様性はなかなか面白い。ただし非管理地とみると犬の排泄物を放置する輩もおり民度の低さに辟易する。
今日は風も柔らかくさわやかで自転車日和だった。
走り込んで長距離の輪行を再び狙う。