2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

上京

2018年02月23日 | ひとりごと

東京で省エネ技術講習のための講習があり上京。ついでにサングラスを新製。近眼で老眼というのは不便なものでサングラスをかけたままでは手元の文字が読めない。レンズが跳ね上げ式のもので少々値段が張るがやむをえない。スポーツサングラス専門店というのはたいしたもので視力や頭や目の位置にぴったり合うよう細かく寸法取りしてくれた。ロードバイクの場合上目使いで見ることになる。目的に応じてそのへんも調整してくれた。

講習はというと数字の羅列との戦いだが時代の要請ではある。会場は室温が高く空気が悪いのか気分が悪くなる。聞きたい部分は聞けたのでまあ目的は果たした。

外に出たら落ち着いたので夜住宅部会の例会があったので顔を出す。「防災」というテーマ。過去の大地震の後現地での応援活動に参加したのに2011年3月11日はすっかり遠い存在になってしまった。前橋は1945年のアメリカ軍の攻撃とその敗戦直後の台風の被害以来大きな災害にあっていない。たぶん市民のほとんどは前橋は無災害都市と思い込んでいるであろう。白根山の例を見るまでもなく赤城山も榛名山も現代に基準では活火山である。弘仁9年(818)の大地震、天明3年(1783年)も浅間山の噴火など自然は気ままなのだ。
今日は「事前復興」という言葉が出た。つまり事前に復興計画を考えようということだ。「備え有れば憂いなし」。災害を身近なこととして考えよう。

帰りの新幹線の中、若い二人連れの男が大きな声で東京から高崎までずっと職場のトラブルについて話し続ける。イヤフォンを耳に入れても聞こえるのだから前後席の人はたまったものでなかったろう。とにかく職場でのトラブルについて外で話すのは職業人としては厳禁であろう。旧海軍では将校(幹部)は兵隊とは同じ等級の車両には乗らなかったそうだ。命を預かる身としてはうかつなことは口に出せないのだ。