今年始めて前橋の街に「風花」が舞う。「吹越し」とも言う。むしろこのあたりではこちらのほうが多く使われるかもしれないが語感がこちらの方がきれいと思われる。
いよいよ冬本番の感が強い。
スズラン百貨店の地下に買い物に寄ったら地方の古くからの百貨店がいくつも閉店したことによりそれら発行の「全国共通百貨店商品券」の取扱中止の案内が掲示されていた。もちろんスズラン百貨店のことではなく都心の百貨店さえ厳しい中、地方の百貨店の置かれている立場は一層厳しいのだろう。
店名の多くは地方の呉服屋さんなどが母体のような店名だから自社ブランドの安い衣料品が大量に出回る時代になりそれはそれでありがたいのだが百貨店の持っていた祝祭空間性、「ハレ」の場が無くなるというのは地方文化の衰退を一層推し進めるような気がする。
TVで再生エネルギーに関して日本が取り残されようとしているということが放送されていた。
トランプ大統領の偏狭な自己中心主義的な国への対米盲従の日本政府の姿勢は完全に足かせになっているようだ。
時代が大きく世界規模で変わりつつある現在、地方が取り残されるのではなく自立する道を真剣に考えなくてはならない時が来た。