2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

二周年、そして8月15日

2010年08月15日 | ひとりごと

オルベア/アクアに乗り始めて2年がたつ。10,500㎞走る。
ミニベロで始めた自転車だが利根川サイクリングロードを行き来するうち絶対必要と思い、乗り始め2年がたった。
ロードバイクのことなど全く分からないのでデライトバイクカンパニーの勧めで現車に乗っているがこの車は初心者が乗るにはまことにつぼを得た車だ。本国ではアルテグラ仕様まであるようだが現在ティアグラ仕様しか輸入されないのがややさびしいところではある。あれこれパーツをいじりたいところだがこれは次の車の時まで楽しみをとっておこう。

もともとメタボ対策で始めた自転車であるが残念ながらいまだに境界線を行ったり来たりしている。筋肉は結構付いたような気がしているが・・・。しかし血圧、コレステロールとも下がり処方されている薬の量がだいぶ減った。もう少しである。

速度こそ低いもののあちこち遠征した。ホラの一つも吹けるのが楽しい。まだまだ酷暑が続く。来月にはまた輪行でも企てたい。

8月15日である。なぜか敗戦記念日に車を降ろしてしまったのだがそれとは関係なく、今年も戦争体験を題材にしたTV番組が多い。
一個人としての戦争体験はともかく、この戦争がなぜはじまったのかを追求する番組が見当たらない。
開戦を決定した政治家や軍人を含む高級官僚の判断の評価がなされていない。

軍人というと粗野な印象が先立つが明治維新を成功にみちびいたエリート集団の末裔であるから当時としては優秀な人材が軍にも集まっていたはずである。
いつも指揮官として間違いのない判断をするための教育も受けていたはずなのにである。

一個人の戦争体験の悲惨さと同時に現在も国の政治に携わる政治家や高級官僚がまた有事に正しい判断能力があるのか。
組織のなかで保身に汲々としていないか、判断するに足りる知識を持ち合わせているか。
極東情勢は依然として混沌としている。現在のころころ首相が変わる政府の様子は大変不安なものがあるがそう思ってもどうにもならない距離がある。
マスコミはせめて開戦のプロセスから現在の政府が学ぶ機会を提供してほしいものだ。もっとも御用新聞には何もできないだろうが。