備忘録のアクセス解析をみるとほぼ毎日のようにキーワードに「飛騨高山 長瀬旅館」と打ち込まれている。昨年、高山を訪れたときの備忘録である。
昨年偶然か虫の知らせか高山方面への旅行を思い立ち、どうせならということで長瀬旅館を予約した。もちろんその時点では営業停止になるとは思いもよらなかった。出発する直前になってこの情報を得、複雑な心境で宿に向かった。
内部はもちろん改装されている部分が多いがそれでも格調を保っているのがさすがであった。社長にお願いし、ブルーノタウトが宿泊された部屋も案内していただくことが出来た。廃業の話を詳しく聞く気にはなれなかったので残念ですということだけ伝えた。
宿泊施設だけあって他の高山民家にくらべれば華やかな印象の日本旅館らしい旅館であった。
この旅館は現在も高山を代表する旅館と知られているようでこのブログへもアクセスがいまだに多い。旅館はかなわないまでも歴史の証人として復活して欲しいものだ。
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