山笠も なき道筋を 走りけり
梅士 Baishi
山笠の熱狂が今年は心に届かない。
山笠とは無縁に、おいさ、おいさと暑い夏を走る。
映画『フォレスト・ガンプ』を観た。
少し知恵おくれだが、純情に生きるフォレスト・ガン
プの成功と孤独を描いている。
その原点に、ひたすら走る姿が印象的だった。
千日回峰行でも悟りへの道ではなかったが、走ると
いう運動には単純な幸福感がある。
阿闍梨さんも、運動修業とは別に、ちゃんと法を学び、
瞑想修行をし、悟りとは何かを悟るべきだった。
悟りとは、霊的世界の実相の中に、この世の人生の
在り方を知ることであろう。
さらには、この世の進むべき道筋を導くところにあろ
う。
悟りの段階にもよるが、凡人は欲望に支配されな
い努力の潔さを身に着けるところに最初の悟りがある
のであろう。
それが、善人界の悟りである。
走ることは、毎日掃除をするのと同様の心身のクリー
ニングのようなものだろう。
運動不足では、心身が淀み、鬱屈するからである。
ガンプの走りは、少年時代のように、疎外感から逃
げていたのかもしれない。
卓越した運動能力によって有名にはなっても、彼の
純情な心は満たされなかったのではないか。
さて、今日も心地よく走って通勤するとしよう。
ドル円は昨日の100円台から一気に103円台近辺
まで円安に振れた。
円は安全資産なのだそうだ。
稼ぎ場所ではなく、避難場所という意味である。
日本経済は、可もなく不可もなしという状態である。
それにしても、国民からの借金とはいえ、財政赤字
1000兆円突破というのは異常な浪費癖と言うべきで
あろう。
もはや、増税で賄える水準ではない。
そもそも、国債を増税で償還するというのは泥棒の
論理である。
これは政治責任である。
国民に迷惑をかけないで返済すべき責任である。
方法は単純である。
浪費を止めること。
公務員リストラとばら撒き福祉の中止である。
次は、働いて収入を増やすことである。
国が働くとは、GDPを上げることだ。
国民が働きやすい環境を作るためには減税が欠か
せない。
もう一つは、円の需要を高める海外への投資戦略
を強化することだ。
それは、エネルギー産業、交通産業、宇宙産業、そ
して、軍需産業への投資である。
それが、防衛を兼ねた外交課題である。
円の需要を新・大東亜共栄圏に拡大することだ。
2020年までに、無借金財政に立て直す義務が、政
府にはあるということである。
まずは、そのための憲法改正をすることだ。
実現党は、言論活動に加えて、外交活動を展開す
ることである。
国際的投資需要を掘り起こすことである。
実現党が実質的な政府としての働きをする必要が
あるのではないか。
これからの政治家は、語学力と交渉力が欠かせな
いということでもある。
政経塾の課題である。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党
