毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

誰にでもいつかは別れがやってくる…北斗市

2007年11月14日 18時15分15秒 | Weblog
今朝から有名落語家の離婚のュースをテレビで報じておりました。
昨日は裁判所の調停室で離婚調停の仕事を行ってまいりましたが、外国人の偽装結婚でも無い限り、夫婦がそんなに簡単に結婚したり、離婚したりはしないものです。
かの有名落語家夫婦の離婚会見も仕事柄、笑って行う記者会見でした。しかし、その哀愁を含んだ内情を表面からでも垣間見る事が出来、顔で笑って心で泣いているのです。
しかし、どんなに仲の良い夫婦でも、いつかはどちらかが先に亡くなるのですから、形を変えても別れは必ずやってくるのでしょう。

子であり孫であっても、赤ちゃん誕生と言うとても嬉しい出会いがあります。
娘は嫁に行く別れがあり、里帰りした娘もまた嫁ぎ先に戻る別れがあります。
待ち合わせ場所で恋しい恋人との感激の再会があり、また、乗り物で遠く離れて行く別れがあるのです。
愛おしく大切に育てた息子を旅立たせる別れがあり、立派に成長した姿で出会う再会が出来れば幸いです。
便りの無いのは元気な証拠だと強がりを言い、鉄砲玉のような子供だと嘆く親もおりますが、そのような親子ほど再会の感動が大きいのでしょう。

私のように、毎回のように各地を移動し回っていると、出会いと別れが日常茶飯事となりますが、また絶対確実に合える別れなど在り得ないのです。
新幹線乗り場で互いに号泣しあう別れがあり、先日のように離陸した飛行機の中で、はらりと涙を流す別れも目にしました。
またね…とさりげない別れが永久の別れになる経験も多くしてきました。
必ず別れがあるとするならば、その出会いの時間を出来るだけ有意義なものにしたいものです。
特に年配者との別れなどは永遠の別れになる可能性が高くなります。

家族同様に愛し愛されたペットは、長くても十数年で寿命が尽いてしまいます。
当社でも昨年9月、7年間にわたり家族や社員に愛され、慕われた愛犬タローが急逝しましたが写真は、そのタローの妹分であった隣家、小泉家(当方の実姉)の義兄がこよなく愛している、メス犬のタマを撮りました。

タローと同じように人懐こい温和な性格で、皆に慕われる中型犬です。
朝に夕に、顔を見ればしっぽを振って近づいてきます。
いつまでもいつまでも、タローの分まで元気でいてもらいたいものですが、いつかは我々より先に逝くのでしょうか。

悔いの残らない別れ方があるとするならば、互いに心情を分かち合いながら、笑顔で分かれる事のような気がします。
明日、昼のフライトで東京事務所に移動し夜は成田空港のホテル宿泊の予定です。明後日から海外出張を…
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ひとりぼっちだと思う人は進んで挨拶を…函館~北斗市

2007年11月13日 19時07分06秒 | Weblog
今朝、会社前で「おはよう!!!」と声をかけられ振り向くと隣の上磯中学校の生徒です。
600名もいる生徒ですから顔を知っている訳でありませんが、毎朝、会社の前を通る生徒は、私達の事を知っているのでしょう。この元気な挨拶で心の和む朝のひと時です。
このように、自然に挨拶の出来る子供達は、多くの友達がいる事でしょう。
逆に挨拶の出来ない子供…いや、子供だけでありません、大人も含め、友達や仲間が少なくなるのです。

人間関係の基本は挨拶で成立すると言われます。
自分には友達も居なく、いつも独りぼっちだと寂しい思いをしている人は、進んで挨拶の出来ない人が多いのです。
登校拒否を行う子供の多くが、さりげなく挨拶をする事が出来ない子供達だと言います。
これは、朝起きて家族の顔を見た時に、自然に「おはよう!!」と声をかけ、家族どうしのコミニュケーションが出来るように仕向ける親の役割が不足している場合が多いのです。

挨拶に目上も目下も関係ありません。
気付いた方から、おはよう、こんちわ、こんばんは、と声をかけるようにすると、自然に挨拶が交わせるようになるものです。
民主党の小沢党首ではありませんが、口下手でコミニュケーションが下手だと思っている人こそ、にこっと笑顔で「おはよう!!」の一言…ハートが通じ合うものです。

今日は家庭裁判所の離婚調停の業務を担当してきましたが、夫婦が離婚問題をかかえるようになる過程では、必ずと言っていいほど、コミニュケーションが欠落しています。
夫婦のコミニュケーションが無くなると、健全な夫婦間のスキンシップも出来なくなり、これは確実に人間不信に繋がり、離婚へと発展する場合があります。
人々のコミニュケーションは、心を繋ぐ絆のような役割を果たしているようです。

仲間や仕事関係者、隣人や友人達などの対人関係は、どんな時でも楽しく過ごせるとは限りません。
少しのボタンの掛け違いや、意思統一の手違いでギクシャクした関係になり得る場合があります。このような時は、出来るだけ積極的に、しかも自然に「おはよう!」などの声がけを行うべきでしょう。

写真は、先ほど家庭裁判所からの帰り道に函館港の向こう側に沈む太陽を撮りました。
調停室では難題をかかえた当事者の深刻な相談に入り込むのですが、帰り際に警備員の方の「お疲れ様!」の挨拶に少しだけ気持ちが楽になりました。
沈む太陽も、昇る太陽も、見るものの気持ちしだいで日の出と夕日、どちらにも見えるものですね…
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世のはかなさを嘆いても始まらない…北斗市

2007年11月12日 18時42分56秒 | Weblog
昨日、焼香に出かけた知人のお通夜の説法で諸行無常の念仏が唱えられておりました。
以前にもこのブログで記述しましたが「諸行無常」とは仏法で「世の中の全てのものは、常に変化し生滅し、永久不変なものは何ひとつ存在しない」と説いています。
昨日まで元気だった家族が、突然、病に倒れる事もあるでしょう。
健康のために酒もタバコもやらない人が、風邪薬で肝炎にかかる場合もあります。

危険だからといって、外出を控えていたら自動車が家に飛び込んで来て大怪我を負う人もおり、どんなに努力しても、機運が向かなければ開花しない場合もあります。
可愛がっていたペットが急病で亡くなったり、大切にしていたカバンが突然、壊れたり、自分自身でも諸行無常を感ずる場合が多くあります。

諸行無常とは、身に降りかかる災難ばかりではありません。
私などは、ファースの家のユーザーさんから、快適に過ごしていて感謝感激だと言う、親切丁寧なお便りを戴く事がありますが、宝くじの当選より嬉しく思う瞬間です。
子供や社員の結婚や出産のおめでたの嬉しい知らせもまた、突然に飛び込んでくる場合があります。

人生色々、山あり谷あり、雨あり雪あり、嵐あり…当然、燦々と太陽の輝く穏やかな時もあるのです。
世の中の無情を嘆いていても何一つ、解決に導く光明など見つけられません。
それは、世の中が自分に無情になるように自分自身が仕向けている場合が殆どなのです。
自分を支える多くの人々の存在に思いを巡らし、その方々の恩恵に報いるための努力を手向ける事なのでしょう。

人間社会では、自らが人様に対して、心からの感謝の念を手向けますと無情さが消え失せて、温情の情況に様変わりしてくる事でしょう。
嘆きや愚痴を口にする事は、自らの存在を希薄化し、自らを否定する事になり、建設的な情報も避けて通り、良い発想も明るい情況も芽生えてなど来ないものなのです。

写真は今日の北斗市の太平洋セメント上磯工場の風景を会社の前から撮りました。
確実に晩秋から初冬の気配が濃厚となり、広葉樹の葉っぱが本当に少なくなりました。
季節の自然にだけは逆らえないのです。この自然の四季に包まれながら、ひたすら前向きに努力して頑張っていれば、必ず輝く季節が訪れて来る事でしょう。
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行く人、来る人、其々の人生が…大崎~羽田空港~函館空港~北斗市

2007年11月10日 17時08分04秒 | Weblog
晩秋の冷え切った雨水が、定宿である東京大崎のホテルのアプローチガーデンに繁った広葉樹の葉っぱも一緒に地べたに叩き落していました。
その落ち葉を踏締めながら、土曜日の午前中だと言うのに多くの人々の往来があります。
ツインビルから出て来た人は明らかにビジネスマンだと思いますが、夜なべでもしたのでしょうか。
そのビルの陰から来る人は、土曜日の休暇を利用して出かける家族連れのようです。

山手線に乗り込むためにでたコンコースにも大勢の乗客がおり、品川には更にたくさんの人々が…昨日の平日とあまり変わらない人数のようにも思います。
土曜日の羽田空港は家族連れなどの観光客を思われる団体などでごった返しておりました。
写真は、10時40分発、函館空港行きの搭乗口です。サラリーマン風、観光客風、帰省客風…この飛行機は、ジャンボ機ですが満席の乗客を乗せて飛び立ちました。

函館空港に着けば、到着ロビーに大勢の出迎えの方々が参集しており、隣の出発ロビーでは東京へ帰る人々が列を作っておりました。
一人ひとりの方々に様々な事情があり、理由があり、背景があるのでしょう。
大きな荷物にたくさんの希望も一緒に詰め込んで旅立つ人もいます。
その荷物にそれ以上の悲しみや悲哀を詰め込んでいる人もいるのでしょう。

機内で見た、乳飲み子を抱えた若い母親の顔は、決して喜びの顔には見えませんでした。
後ろの席に着席した私と同年代の女性二人は、歌舞伎を見て来たのでしょうか、乗り込んでから着陸するまで歌舞伎役者の話題でした。
スポーツ選手と思われる若人達は、試合で満足出来る活躍が出来たのでしょうか、嬉々とした姿がありました。

私の隣の窓側にシャネルのバッグを持って座った中年女性は、乗り込んで来た時から顔色も悪く、悲しそうな印象でしたが、飛行機が離陸する時に大粒の涙が頬を伝って零れ落ちるの見てしまいました。
人々には、一人ひとりに異なった世界があり人生があります。
天は、万民に対して公平に幸福になる機会を与えたと言います。

たとえ今が辛く苦しい時であっても、谷底のばかりが人生ではありませんよ…
隣の席で悲しみに暮れるシャネルのバッグの中年女性に、心の中でそっと励ましてあげたくなりましました。

大雨の東京を後にして着いた北斗市ですが、ここも一層冷たい小雨が降っておりました。
お客様のご祖母が亡くなったと言う事で、これからお通夜に行きます。
明日は休養を…
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自分の正義は自分だけの正義…浜松町~神田~大崎

2007年11月09日 20時50分40秒 | Weblog
民主党の小沢騒動のテレビ報道で、小沢さんの行動を好意的に見る人と、短絡的だと見る人が互いに意見を述べ合っていました。小沢さんの立場になって理論展開を行なえば、なるほどと思えるような意見が飛び出します。
この騒動によって政治状況が透き通って見えるようになったと言う意見もありました。
一方、堪え性もない子供じみた行為で政治家として恥ずかしい限りと厳しい意見もあります。

人のため会社のために、身を粉にして懸命に努力し、誰よりも大きな社会貢献をしていると自分で思っていても、他人には全くそのように受け止められていない場合があります。
「小さな親切大きな迷惑」自分が人のためになると思って行った行為が、対象者には迷惑である場合もあります。
毎朝、決まって家の前の道を竹箒で掃除をするオジサンの行為を誰が責められましょう。ところが、隣の家族は夜が遅いため、早朝の竹箒の音が、とんでもない騒音に聞こえるのだそうです。

自己正義の典型が自爆テロだとも言われています。
彼らは…「自らが信仰する宗教が絶対であり、全世界の人々が、その同じ宗教に入信する事で全世界が平和になる…然るにこの宗教に異をとなる者は、この世から消すべきあり、自らの生命をもって抹消する事で神になる事が出来る…これを聖戦と言う」…何とも怖ろしい、身勝手な理屈であり、これを自己正義と言うのでしょう。

自分が正義と思って行なう行動や発言は、他人にとって迷惑この上ない事態なのかも知れません。
自己正義は、他人の正義と大きなギャップがある場合がしばしばあります。
会議の冒頭、効率の良い会議の進行を促すために、会議終了時間を宣言したら大きな反発を招いた事があります。
せっかく参集したのに、時間を区切られたら落ち着いた議論が出来ないと言う意見でした。
この意見にも一応の理屈が通りますが、かと言ってダラダラといつまで会議を引き延ばして良い訳もありません。

行動、事件、事象などに理屈などはどのようにも取繕う事が出来ると言う事でしょう。
要は、結果として半数以上の民衆支持を得られて社会正義と評価される事なのでしょうか。
我々はそのために会議を行い、ミーティングなどを行い、自画自賛の行動を抑制する努力をしているのでしょう。

写真は、今日、弊社の東京事務所でミーティング中を撮りました。
私の隣がヘアースタイルでイメチェンをはかり、少し可愛くなった東京事務所の中島です。一緒にいるのは本社の岩山と久々に写真に納まった藤原です。
明日は岩山と一緒に北斗市の本社に移動を…
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愛国心とは…札幌~千歳~羽田~浜松町~霞ヶ関~横浜~大崎

2007年11月08日 22時21分32秒 | Weblog
自分がいるから国家があるのか、国家があるから自分の存在があるのか…
「鶏が先か、卵が先か」と同じ意味のようにも思えますが実は大きく異なるのです。
鶏が先か、卵が先かは、いわゆるどちらも同じくらい大切だと言う意味でしょうか。
国家と、そこに住む自分と言う事になれば、国と自分の根源を意味するのでしょう。

愛国心とは、日の丸の旗を靡かせる国粋主義者とオーバーラップさせて、その愛国心と言う言葉そのものにアレルギーを感じてしまう人も多くおります。
先の大戦で我国は、日章旗を戦争の象徴として利用してきました。
だからこそ日章旗に対する嫌悪感を訴える人がいるのでしょう。しかし、その日章旗を隠してしまう事の方がはるかに卑怯この上ない行為なのです。

かって我々の先人達が、戦争の象徴として靡かせた日章旗だからこそ、今度こそは、同じ日本人の我々の手で、平和の空に靡かせる日章旗にしなければなりません。
極東の海に浮かんだ日本列島は、諸外国から侵略される事もなく、独自の文化と歴史を育んで参りました。
縄文式土器の時代から、刀を振り回した戦国時代、幕末からの文明開化、大陸攻略時代を経て、敗戦となり、戦後の復興は、目覚しい高度経済成長を成し遂げました。

我々の先人達の誇るべき知恵と工夫の創造社会、反省すべき戦乱の混迷事態…
この全てが私達日本人が背負うべき現実なのでしょう。
日本の歴史の全てを、自虐的になる事もなく、理屈をつけて正当化する事もなく、極めて客観的に、かつ正確に理解する事で、日本国として何をすべきか、日本人として何をするのが見えてきます。

この自らのアイデンティテーを自覚する事で芽生える愛国心こそ、本物の愛国心なのでは…
人は人によって支えられ、その人は国によって護られています。
アイデンティテーを自覚すればこそ、誰もが必然的に愛国心を持つようになるのでしょう。

今日は国会議事堂の向かいにある参議院会館を訪ね、分刻みの日程をこなしている川口順子議員と懇談する機会を得ました。写真は川口先生を囲み、弊社の智専務と撮りましたが、川口先生は自民党の環境問題特別委員会のリーダーとして、精力的な活動をしておりました。省エネ住宅の推進で環境問題に大きく寄与する事でしょう。

国会議事堂の前では、行進曲をがならせて右翼団体の街宣車が走り回っておりましたが、街宣車に「愛国心」の大文字が書かれておりました。この人達が言う愛国心とは意味合いが異なるように思え、今日のブログテーマとなりました。
明日もう一日、東京に滞在します。
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笑顔とひと声の「行ってらっしゃい!」で…北斗市~函館~丘珠~札幌事務所

2007年11月07日 20時46分06秒 | Weblog
小沢民主党党首の辞任撤回のニュースは、政局絡みで国民をテレビの前に釘付けです。
民主党の党首が交代したところで、自分達にどれほどの影響があるかと言う事より、自らが党首を務める政党を、未成熟な政党を断じて辞任会見を行った小沢さん、その撤回会見で何を言うかに興味津々と言うところです。
テレビを見る人々の興味の次元が低いのではないでしょうか…

それでも完全にロック状態であった国会が、今回の騒動で少し稼動する兆候にあり小沢騒動の顛末で沈静化するかもね。
ただマスコミが放置しておかないし、その追及が厳しく、面倒になれば小沢さんの事、また「辞めた」と言いかねませんよ。
崖っぷち内閣と言う福田政権を追い詰める方が一転、崖っぷち野党になるのです。

その小沢さんも自宅を出る時「行ってらっしゃい!」と家族の方に送られたのでしょうか。
家族に元気な笑顔で「行ってらっしゃい!」の声がけは、一日の活動の大きな原動力になるものです。
私は、朝、家内と顔を合わせたら、どんな場合でも必ず「おはよう!!」と声がけを行なうようにしております。
朝、今日初めて会う人は、近所の人、新聞屋さん、郵便屋さん、社員など、誰にでも「おはよう!」と声をかけます。
声がけが定着しますと、しだいに気付いた方から先に声をかけるようになるものです。

私が家庭裁判所で勤める家事調停の離婚案件では、この声がけが全く行なわれなくなってからかなりの月日を経ているものが殆どです。
奥さんに「おはよう」奥さんから「行ってらっしゃい」と声を掛け合っていれば離婚問題などにならないのです。
また、正常な婚姻生活に復するためにも先ず、この「おはよう」「行ってらっしゃい」の声がけを指導します。
夫婦に限らず、家族、社員、隣人などとの人間関係を良好に保持するためには、いつも自然に明るい笑顔でさりげない声がけが出来ている事です。

出社して社員からの明るい挨拶は、何とも気持ちの良いものです。
挨拶の声がけを、絶対に億劫がってはいけません。自分の気分の良さは周辺の気分の良さなのです。
家に帰って「お帰りなさい!」のひと声で多くの疲れが癒せるものなのです。

写真は今日、札幌へ移動する際に函館空港の搭乗口で撮りました。
今日も全日空の地乗係員(前左、中村さん、前右、福島さん)の笑顔と、元気な「行ってらっしゃい」の声に送られ、出かけて来ました。
透き通った秋空を飛んで来ましたが、上空から見る北海道の真っ赤だった山々の色がだいぶグレーっぽくなりました。
明日は札幌から東京へ
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強さと弱さは裏(うら)表(おもて)…北斗市

2007年11月06日 18時00分35秒 | Weblog
豪腕政治家とも、辣腕政治家とも言われた民主党党首の辞任表明は、国民を多いに驚かせました。
かっての田中角栄元首相をコンピューター付ブルドーザーと例えた事があります。
組織力、金権、権力にものを言わせてまっしぐらに猛進する政治姿勢の一方で彼は、四方八方の組織や、そこに存在する人々に細心の気配り心配りをしたと言います。
そのコンピューター入力データの寸分の狂いで、彼は刑事被告人になってしまいました。

小沢民主党党首も、田中元首相の秘蔵っ子と言われた時期がありました。
彼の豪腕さ、辣腕さも豪快に見えていていましたが、何とも危ない感じで見ていた人々が多いようです。
この十数年来の大きな政治的大変動の時、彼はいつもその中心に存在しておりました。
政党を作っては壊し、再興してはまた壊し、そして今度は民主党までも…
今回の小沢さんの行動で、彼の人間らしい繊細な神経を垣間見る事が出来たようです。

ひょうひょうと構える福田首相に対して小沢さんの恐持てぶりと高飛車な態度は、両極端に国民には見えるでしょう。
掴み所の無い福田総理、毅然とした小沢党首と見た人もいます。
しかし、田中元首相にしても、小沢党首にしても強さを表面に出すだけ、裏では内包した弱さを押し込めているのでしょう。
タガが外れると普通の人間の姿が見えるようです。
元々、野心など全く無く、肩に力の入っていない福田首相の方がはるかに豪腕なのかも…

何事も、人に対して強く当れば必ず強く返って来るものです。
かと言って常に遜ってばかりでは大事な事柄も訴える機会を逃す確率が高くなります。
強弱の加減を吟味する必要がありそうですが、強く当ったら、跳ね返った反動を真心で受け止めてあげなければ、ただいたずらに怨念だけを相手に与えてしまいます。

家づくりにおいても一般のエンドユーザーは、工務店やハウスメーカーの表面だけしか見ていないのではないでしょうか。
零細な地域に密着する工務店のひょうひょうと経営状態は、一見、派手で見栄えの良いハウスメーカーなどをはるかに超える自力を持っているものです。

写真は設計中の外装レイアウトの表面図を撮りました。
この表面を支える柱の寸法、素材、構造力、耐力壁、そしてこの壁の中に入る断熱材、気密材…住んでから満足感を得られる、家づくりの本当の姿は、この表面には出てきてはおりません。見えていない裏側を吟味の事!

本州は雨のようですが、北斗市は今日も穏やかな秋空でした。明日は札幌へ…
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三丁目の夕日…函館~北斗市

2007年11月05日 18時04分23秒 | Weblog
地球上のあらゆるものを真っ赤に染めて西空に太陽が沈んで行きます。
その太陽を眺め、全身を茜色に沁み込ませながら思わず吐いた「凄い輝きだ」の言葉に、「それは見る人々の心が輝いているから」…
映画「三丁目の夕日」「続・三丁目の夕日」のラストシーンです。
先週土曜日に封切となった映画を、昨日の日曜日に鑑賞して参りました。
夕日を眺める人の心情的な環境で、その夕日の輝きが異なるのだと言う事でしょう。

自分の心情的環境は、自分自身にも、また周辺にも様々な影響を与えるものなのですね。
困難に直面した時に、自分を勇気付ける気概を持つ事が何よりも必要と言えます。
野党政党の党首がアッと言う間に逆切れと思われるような辞任会見となり、早過ぎ!!…
個人にも、自分の関係する組織にも、困難、難局は次々にやって来ます。
どのようにして自分自分の気持ちを奮い立せ、粘り通せるかがキーワードなのでしょう。

選挙で勝った時の党首の姿は誰が見ても輝いて見えました。
選挙に勝った環境は、その関係者の誰をも輝かせて見せたものです。
我々のような企業経営者も、経営する企業の経営状況のしだいで輝いて見えたり、黒ずんで見えたりするものです。

ヒルズ族と言われる経営者、駅前英会話の経営者など、キンキラキンに輝いていた経営者が一気に闇に消える場合もあります。
線香花火のような一過性の輝きではなく、地味でも、地道でも、小さな輝きを、いつまでも、いつまでも、輝かせ続ける事が出来ればと思うのです。

写真は、今日、一月ぶりに訪れた榊田循環器科クリニックの榊田院長先生と撮りました。
生命に直結する心臓の病院ですが私の主治医の黒田胃腸外科、黒田院長より、安心して任せられる名医だと紹介を受けた先生です。
出張での移動のたびに強烈な胸部発作に悩まされておりましたが、9月のステント挿入手術の後、人間が生まれ変わったかのように快調です。今日の検査でも順調そのものだと太鼓判を押されました。
名医にかかっているのだと言う安心感が快復を一層、相乗させるのだと思います。

私達の住宅業界は、目立ち過ぎた業者の落ち込み頻度がとても大きいのです。
小さくても、地味でも、地域に根ざした地道な工務店に家づくりを依頼する安心感が、きっと良い家づくりの環境を構築する事でしょう。全国のファースグループの工務店は地味だけど安心感がありますよ…
今日も、快晴で真っ青な秋空の北斗市でした。
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身体は老化しても心の成長は止められない…北斗市

2007年11月03日 17時07分53秒 | Weblog
私達、人間の身体は、齢(よわい)を重ねる事で老化し、そして滅して行く運命にあります。
生は死への始まりなのですね…
私達の身体も物であるからして歳月と経ると、身体機能が確実に劣化してまります。
当然、肉体的な劣化と同時に脳細胞も機能低下を起こす事でしょう。しかし、肉体と知能低下は避けられなくとも、心の成長は止める事が出来ません。

人が誕生し、立って歩き回るまで僅か1年、言葉を話すようになるまで僅か2・3年、人格が備わるまで僅か数年、驚異的な成長を遂げて参ります。肉体的にも頭脳的にもです。
ところが心の成長とは、肉体的、精神的な成長がある程度の段階まで達してから次第に伸び始め、死する時まで続くと言います。
肉体が滅した後、後世の人々に遺すその人間の残像は、むしろ肉体的、精神的なものより、心の成長がその証しとして置いて行ったもののような気が致します。

何を持って心の成長と言うのか…
仕事においては誰よりも研究熱心だった。人一倍に仕事が好きだった。会社と仲間、部下を愛し、誰からも慕われていた。家庭においては家族全員にいつも公平な愛情を注いだ。時間や約束を護り、謙虚で素直で誰よりも優しかった。
つまり、肉体的、精神的なものに加えて、心の成長とは人間力そのものを言うのでしょう。

現世で多くの実績を遺した人たちは多くに存在いたしますが、後世に続く人々の心の中に生き残って行くためには、まさに出来うる限りの心の成長を成し遂げた人なのでしょう。
人様の心の中に宿った人…その人の心は、身体が滅した後でも、おそらく永遠に人様の心の中に生き残って行く事でしょう。人様の心に残る人生を真っ当できればと思います。

今日、土曜日で文化の日の祭日ですが、ハウジング事業部の福田久治君と一緒に会社敷地内の整備作業を行いました。写真は、作業を終わった時に福田君と撮りました。
トビ職時代に使用していた重機のユンボですが、身体がしっかりと覚えていてくれました。

また、福田君と一緒に終日、肉体労働に没頭したのは30年ぶりかと思います。
彼とは43年間、一緒に働いて来ましたが、今日、作業が終わった時に、互いに歳をとったねと、思わず笑って話し合って…歳をとっても若い人達に少しでも残せるものと作ろうと励ましあったのですが…
それが今日のブログテーマのきっかけとなりました。明日は休養が出来そう…
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情熱を燃やすと目標が近くなる…北斗市

2007年11月02日 17時58分49秒 | Weblog
最近は「パッション」と言う単語で情熱を表現するにようになりました。
パッション、つまり情熱とは、ある物事に向かって気持ちが燃え立つ事を言うのでしょう。
目標に立ち向かうその気持ちがメラメラと激しく火花を散らすようになれば、周辺に同じ波長の熱情を巻き込み、協力者も必然的に張り切るようになるものです。
情熱の無いにところには覇気も無く、知恵も工夫も生まれてこないものです。

自分が与えられた仕事に成果が生まれない時は、情熱が失せている証拠でしょう。
物事が思うように進まない時に我々は、社会状況のせいだとしたり、部下や仲間の能力のせいだとしたり、会社の仕組みのせいだとしたり、更には自分の能力の無さとして自虐的になって自分を責めたりする場合もありますが要因は、その人のパッション、即ち情熱が完全に失せているのだと思います。

勿論、目標設定そのものの数値、期間、企業の仕組みなど、物理的に無理なものであったりする場合もありますが、情熱を燃やし続けると自分の納得する成果をきっと得る事が出来るでしょう。
自分の目指す目標を実現するには、そのための方針や行動計画を立てますが、その中に盛り込まれた、今日中に行なうべき達成目標に妥協しない事なのです。
日々の目標数値にに妥協しない強い実践力は、燃え上がるパッションによって成立します。

仕事の出来て頑張っている人の目はいつも輝いているものです。
可能性の持っている人は身体からオーラを発散しています。
知恵を巡らし、工夫の出来る人は周りの人々を融合して行きます。
これはそのような人々の内面で、情熱が燃え滾っているからなのでしょう。

一流の大学を卒業しても、どんなに立派な師匠をもっても、どんなに素晴らしい知識や技術を持っていても、それを具現化しなければ、その人の内面で朽ち果てるだけなのです。
自分の持っている知識、技能、技術、ノウハウ、情報、知恵などを思いっ切り具現化し、自己実現をはかるには、潜在する内面をパッションで発散する事です。

写真はファース本部のゲストハウス、大沼国定公園内にある「げっかそう」です。
このゲストハウスは、調湿、洗浄した空気を循環させ、床、壁、天井からの輻射熱(遠赤外線)で冷暖房を行なっております。パッションを取り戻すきっけに宿泊してください。
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苦難こそが自分を育てるのです…北斗市

2007年11月01日 18時26分08秒 | Weblog
猛獣は、雄どおしで死闘を繰り返し、闘いに勝ったものがその子孫を残します。
生存競争の厳しい猛獣の世界だからこそ必要な事なのでしょう。
同じ猛獣でも虎は、わが子を断崖絶壁の崖から突き落とすものもいると言う事です。
わが子に苦難を与え、その苦難に打ち勝つ事で逞しさを備えさせるのでしょうか。

ビジネスでも、スポーツでも、企業経営でも、あらゆる苦難を自らに敢えて与え続ける必要があります。格闘技では、まさに死ぬかと思うほどの究極まで身体を鍛えます。
才能の持ったものどうしでの闘いでは、その鍛え方の量が勝負だと言われます。
世界に通ずるスポーツ選手は、稀なる奇才を潜在しており、加えて心と身体を人一倍、鍛えているのでしょう。

ビジネスの世界でも一流を為すビジネスマンは、視点の捉え方も異なりますが、暇を絶対に持て余す事無く、常に情報を探索しています。あらゆる情報を見つけ正確に分析し、正しい判断と速やかな行動に移します。更には完全なる自己犠牲の上にこそ、一流と言われるビジネスマンになれ、常に試練、困難との背中合わせでこそ成り立っています。

特化した才能の持ち主が、立派な仕事を為すためには様々なアシスタントが必要です。
このアシスタントもまた、一流アシスタント言う人が出現しますが、このようなアシスタントは、決して遜ってばかりでなく、しっかりと意見を言うのです。
この絶妙コラボレーションが出来るまでには、散々な困難を乗り越えなければなりません。
どんな場合においてもラクして継続した成果を得る事が困難だと言う事は確かのようです。

私達ファース本部は、昭和60年に日本で始めてノンガス、ノンオイルの全電化住宅を国内に誕生させました。今でこそオール電化住宅は知らない人の方が少ないくらいです。
ところが、当時は電化機器の性能が未熟だったために進捗状況は苦難ばかりでした。
気密住宅では燃焼機器が安全に稼動いたしません。しかし、ガスの燃えないような気密住宅が存在していなかった訳だし、誰もが信用すらしてくれませんでした。

以降、建主さんに様々な情報を戴き、叱られる事の方が多かったのですが、たまには褒められる事もありました。
建主さんに育てられながら現在のオール電化住宅があります。
写真は弊社のオール電化住宅専用工法、ファースの家の専用、構造環境維持装置の試験室で撮りました。右が当社の新人冨田君、左が指導検査員の久保田君です。
この二人も様々な苦難を乗り越えてより優秀な装置を作り上げてゆくでしょう。

今週は週明けまで社内業務が続きますが、来客対応や実験データの解析、情報収集など、けっこうタイトな日程をこなしています。
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
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