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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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行く人、来る人、其々の人生が…大崎~羽田空港~函館空港~北斗市

2007年11月10日 17時08分04秒 | Weblog
晩秋の冷え切った雨水が、定宿である東京大崎のホテルのアプローチガーデンに繁った広葉樹の葉っぱも一緒に地べたに叩き落していました。
その落ち葉を踏締めながら、土曜日の午前中だと言うのに多くの人々の往来があります。
ツインビルから出て来た人は明らかにビジネスマンだと思いますが、夜なべでもしたのでしょうか。
そのビルの陰から来る人は、土曜日の休暇を利用して出かける家族連れのようです。

山手線に乗り込むためにでたコンコースにも大勢の乗客がおり、品川には更にたくさんの人々が…昨日の平日とあまり変わらない人数のようにも思います。
土曜日の羽田空港は家族連れなどの観光客を思われる団体などでごった返しておりました。
写真は、10時40分発、函館空港行きの搭乗口です。サラリーマン風、観光客風、帰省客風…この飛行機は、ジャンボ機ですが満席の乗客を乗せて飛び立ちました。

函館空港に着けば、到着ロビーに大勢の出迎えの方々が参集しており、隣の出発ロビーでは東京へ帰る人々が列を作っておりました。
一人ひとりの方々に様々な事情があり、理由があり、背景があるのでしょう。
大きな荷物にたくさんの希望も一緒に詰め込んで旅立つ人もいます。
その荷物にそれ以上の悲しみや悲哀を詰め込んでいる人もいるのでしょう。

機内で見た、乳飲み子を抱えた若い母親の顔は、決して喜びの顔には見えませんでした。
後ろの席に着席した私と同年代の女性二人は、歌舞伎を見て来たのでしょうか、乗り込んでから着陸するまで歌舞伎役者の話題でした。
スポーツ選手と思われる若人達は、試合で満足出来る活躍が出来たのでしょうか、嬉々とした姿がありました。

私の隣の窓側にシャネルのバッグを持って座った中年女性は、乗り込んで来た時から顔色も悪く、悲しそうな印象でしたが、飛行機が離陸する時に大粒の涙が頬を伝って零れ落ちるの見てしまいました。
人々には、一人ひとりに異なった世界があり人生があります。
天は、万民に対して公平に幸福になる機会を与えたと言います。

たとえ今が辛く苦しい時であっても、谷底のばかりが人生ではありませんよ…
隣の席で悲しみに暮れるシャネルのバッグの中年女性に、心の中でそっと励ましてあげたくなりましました。

大雨の東京を後にして着いた北斗市ですが、ここも一層冷たい小雨が降っておりました。
お客様のご祖母が亡くなったと言う事で、これからお通夜に行きます。
明日は休養を…
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