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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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世のはかなさを嘆いても始まらない…北斗市

2007年11月12日 18時42分56秒 | Weblog
昨日、焼香に出かけた知人のお通夜の説法で諸行無常の念仏が唱えられておりました。
以前にもこのブログで記述しましたが「諸行無常」とは仏法で「世の中の全てのものは、常に変化し生滅し、永久不変なものは何ひとつ存在しない」と説いています。
昨日まで元気だった家族が、突然、病に倒れる事もあるでしょう。
健康のために酒もタバコもやらない人が、風邪薬で肝炎にかかる場合もあります。

危険だからといって、外出を控えていたら自動車が家に飛び込んで来て大怪我を負う人もおり、どんなに努力しても、機運が向かなければ開花しない場合もあります。
可愛がっていたペットが急病で亡くなったり、大切にしていたカバンが突然、壊れたり、自分自身でも諸行無常を感ずる場合が多くあります。

諸行無常とは、身に降りかかる災難ばかりではありません。
私などは、ファースの家のユーザーさんから、快適に過ごしていて感謝感激だと言う、親切丁寧なお便りを戴く事がありますが、宝くじの当選より嬉しく思う瞬間です。
子供や社員の結婚や出産のおめでたの嬉しい知らせもまた、突然に飛び込んでくる場合があります。

人生色々、山あり谷あり、雨あり雪あり、嵐あり…当然、燦々と太陽の輝く穏やかな時もあるのです。
世の中の無情を嘆いていても何一つ、解決に導く光明など見つけられません。
それは、世の中が自分に無情になるように自分自身が仕向けている場合が殆どなのです。
自分を支える多くの人々の存在に思いを巡らし、その方々の恩恵に報いるための努力を手向ける事なのでしょう。

人間社会では、自らが人様に対して、心からの感謝の念を手向けますと無情さが消え失せて、温情の情況に様変わりしてくる事でしょう。
嘆きや愚痴を口にする事は、自らの存在を希薄化し、自らを否定する事になり、建設的な情報も避けて通り、良い発想も明るい情況も芽生えてなど来ないものなのです。

写真は今日の北斗市の太平洋セメント上磯工場の風景を会社の前から撮りました。
確実に晩秋から初冬の気配が濃厚となり、広葉樹の葉っぱが本当に少なくなりました。
季節の自然にだけは逆らえないのです。この自然の四季に包まれながら、ひたすら前向きに努力して頑張っていれば、必ず輝く季節が訪れて来る事でしょう。
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