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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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継続する事の大切さ…北斗市

2007年11月22日 18時15分11秒 | Weblog
中国の言葉に「十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる」と言う名言があると言います。
こつこつと行いを積みあげて十年続ければ偉大である言う事です。
継続は力なりと言う事でしょうが、ただ漠然と同じ事を続けていても決して長く続かないものです。
十年続いていると言う事は、同じように見えていても、その時々の状況に対応出来るよう、様々な工夫を施しているのでしょう。

基本や理念を変える必要はありませんが時間は確実に流れています。
時間の流れ、時代の流れ、そこに関わる人々も、一年、一年と齢を重ね、自分自身の身体とともに変化しています。
その全ての事を包括していなければ十年の歳月、同じ事を続ける事など出来ないのです。まして、二十年となれば畏敬の念で見られ、三十年となれば歴史に名を残すと言う事なのでしょう。

地域に密着したまま何十年もの期間にわたり、工務店を経営している人々が多くおります。
それが何代にも継承されていると言う工務店は、まさにその地域における家づくりの歴史に名を刻んでいるのです。
地域密着で小規模でもしぶとく工務店を経営している人々は、ひたすら地味に目立たず、朴訥で実直な人々ばかりです。
住宅業界に限らず、賑々しくマスコミに登場し、その一時期を謳歌したと思えば、いつも間にか市場から消えてしまった企業が多くあります。

一時期を謳歌する必要はありません。
明日を切り拓き、5年先、10年、20年、30年先を見据えた朴訥で実直な経営こそが歴史に名を残す経営者と為り得るのでしょう。
そのような経営者は、もとから歴史に名を残そうなどと言う野心すらなく、ひたすら地道な活動を為しており結局は、人生の勝利者になる確率が高いのだと言えるでしょう。

写真は先日、中国の北京市電子工業技工学校で食事会の後に学生さんと一緒に撮りました。
私の向かって左隣が校長の陳 捷さん、中が鹿児島の企業で輝北プレスウッド社長の徳留さん、そして協会の山口氏です。
校長の陳 捷さんは中国共産党の要職についておりますが、地味な仕事をコツコツと積み上げて来たそうです。
学校教育も山口会長に要請し、真面目で礼儀正しく朴訥で誠実さをもっとうにしているそうです。

学生達の礼儀作法は実に気持ちの良い対応でした。
日本人の学生が完全に忘れ去ったものでるようにも思います。
継続は力なり…継続は人間の心なり…それは挨拶、礼儀の持続でもあり…
今日の北斗市は朝から終日、吹雪模様でしたが、明日の祭日の天気はどうでしょう。
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