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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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人の心の深層を知るには…北斗市

2008年02月09日 19時03分05秒 | Weblog
先週の出張前に、家事調停委員の実務研修会に参加してきました。
実際にあったケースを題材に「あなたが調停員だったらどのような調停進行を」と、言うテーマで研修を行いました。家事調停の多くが離婚の危機を含んだ難しい案件です。
実際に離婚の多くは協議離婚であり、双方の合意の下で役所に離婚届を届け出て他人になってしまいます。我々のような調停委員が手伝う事になるには、家庭裁判所に調停の申し立てを行わなければなりません。

何処の裁判所も、荘厳で厳格な佇まいとなっており、厳重な警備が敷かれており、私達が仕事のために入る時も緊張いたします。まして裁判所から呼び出し状が来てはじめて出頭する場合、その緊張度合いが極みに達している事でしょう。調停当日の初日、我々調停委員は、緊張した当事者の心を穏やかにし、心を開いて戴くための最大の努力を行ないます。
心の開かない当事者は、どのように建設的な調停でも受けれないものなのです。
心を開いてこそ、案件解決のために必要な心の深層を見出す事が出来るのだと思われます。

今日、土曜日は、ライオンズクエストと言う勉強会に参加してきました。
【「人に親切にしましょう」と言う事を学ぶ時は、その理念だけでなく、どうする事が親切にする事なのか、どうすれば親切にできるかを考え、「話をよく聞く」「長所を見つけ褒める」など、すぐに実行できる具体的なスキルとして学びます。またこのスキルは、必ず授業で練習し、教室内だけでなく家庭や地域で繰り返し使う機会を設け、経験を通して身につけます。またこの過程で、家庭や地域との絆を深めていきます。】

これはその勉強会の案内文の一部です。
勉強の内容は、ほぼ教師対象ですが、その学校の先生方と一緒に、学級運営、集団学習などを学ぶのです。ところがこの勉強は、学校教育だけでなく冒頭の調停業務や、企業の社員教育などにとても役立つ内容です。思春期の子供達が抱えた悩みや問題を学校や保護者が解決に導くのは、心の深層を見出す事が必要です。

これは家事調停や社員教育にぴったりと共通する部分なのでしょう。
写真は会場に張られた資料を撮りました。受講者の中で私が一番の年長者であったと思われますが、若い方とこのような勉強をする事で自分自身が得られるエネルギーは膨大です。
明日の日曜日も朝から晩まで、終日、今日の続きを受講致します。
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