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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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どげんかせんといかん…北斗市

2008年02月23日 16時13分01秒 | Weblog
宮崎県の東国原知事の就任演説で述べた「どげんかせんといかん」は、昨年の流行語大賞になりました。「どうにかしなければならない」と言う意味なのでしょう。さて、借金財政の県政をどのようにして運営するのか問題ですが、彼はせっせと宮崎県の売り込みセールスマンに徹しているようです。少なくとも前知事よりはるかに大きな成果を残すでしょう。

問題のない自治体なども、問題のない企業なども、問題のない組織なども、問題のない家庭などもありません。その問題をどうにかしなければならいと言う、問題意識を持ち、その問題解決のため行なうアクション(行動)こそが重要です。
官僚の世界などは、自分自身の事として深刻に受け止め、身体を張ってでも問題解決をはかろうと言う官僚が本当に少ないのだと言います。

我々工務店経営者は、問題を解決しないでいるとそのまま破滅へと進行してしまいます。
まず住宅業界改革が必要なのですが業界改革は、一社一社の工務店の経営改革から始め、工務店経営には経営を学ぶと同時に家づくりのハードを学ばなければなりません。家を売って儲ける事ばかりを勉強していても、供給した家に備えてあるべき性能が担保されていなければ工務店経営を健全に継続する事など出来ないのです。

一昨日のファース全国大会in高知の工務店スピーチで、宮崎県を代表して演壇に立った大塚工務店の大塚信夫さんは、自分の工務店経営を「どげんかせんといかん」いや、その前に、この工務店スピーチを「どげんかせんといかん」と話して聴衆から大うけでした。
大塚さんは大工棟梁さん経営者で、スピーチの経験など少ないと思っていましたが、何と何と聴衆を引き付ける素晴らしいスピーチを披露して戴きました。

上手なスピーチでは「導入」と言って聴衆に対して耳を傾けさせるための誘い水的なトークを用いますが、大塚さんの「どげんかせんと」まさにその導入トークでた。ついでは建主さんの喜ぶハードをより充実させ、更に「ファース全国大会in宮崎」を少しでも早いうちに誘致するのだと結んで大喝采を浴びておりました。写真はその演壇の大塚信夫さんです。

「どうにかしなければならない」と思っていただけでは何も解決しませんが、先ず問題意識を充分に認識してからが行動です。東国原知事は県のトップセールマンになりました。大塚さんは大会スピーチを立派に成功させ、家づくりの本髄を経営に加えると言う事です。
高知での全国大会では多くの方々の人生観、経営観、家庭観などを学ばせて戴きました。
たくさんのブログネタの宝庫でもあったように思われます。明日は休養を…
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