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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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カカー殿下に離婚無し・・・函館~北斗市

2006年05月09日 21時38分57秒 | Weblog
写真は今日、本社で行った本社、ハウジング事業部、東京事務所、札幌事務所の合同会議後の懇親会の様子です。宴会部長、東京事務所の藤原所長を中心に和やかな懇親会でした。

今日は話題を変え「オール電化」でなく「カカー殿下」について記述します。
私が家事調停委員として担当する家事事件における離婚調停でも、奥様が家庭の主導権を掌握している場合に、離婚などと言う忌まわしい状況が起きておりません。
まさにカカー殿下に離婚無しとは事実が立証しています。
昔から家長は、旦那様・・・が定番ですが、最終責任者と言う意味合いで、家族を護る責任が伴っています。カカー殿下と言うのは、家長である旦那様を畏敬しつつも家計、家族の健康状況、家族の友愛などをコーディネートする立場となります。特に家計を預かる権限、家族の友愛などと、更に旦那さまの夜遊びなどにも鋭く監視します。
財布を握られ、夜遊びを監視されるのではカカー殿下が当然なのかもね・・・

家づくりにおいても、奥様が主導権を持って進めた方がスムーズに行く場合が多いのです。
奥様は、旦那様の将来の稼ぎも、健康状況も、家族の動向などが、身体で覚えているものです。また、普段、家にいる事の少ない旦那様より、家計を切り盛りする奥様の意向に沿って家づくりを行った方が竣工後の対応もやり易くなります。
しかし、家づくりにおいては、このような奥様をその気にさせるものそんなに難しくありません。奥様の趣味や好みなどを事前に調査して、情緒性を揺さぶる営業を行うのですが、このような営業マニュアル本が売られております。とにかく、受注契約をとるためには奥さま攻略が最有力な手段なのです。但し、このような奥様に家の性能などと小難しい事を説明しても聞く耳を持ってくれないものです。

多くの工務店やハウスメーカーは、受注契約して、施工終了後に滞りなく集金が出来る事を最優先にします。このノウハウをシステム化して販売するフランチャイズもあります。
いずれも、住んでから直面する、光熱費、ハウスダスト、温度差、結露現象、メンテナンス、耐久性などの重要な要件が、受注前に注目される事が極端に少ないのです。
奥さんも、家を施工する側も、外観、間取り、キチンセット、内装材などばかりに視点が伴い、壁の中や床下、小屋裏の環境維持に関心を示さないものです。
この部分はまさに住んでから様々な問題をもたらし、住む人のストレスを増幅させる部分なのです。住んでから直面する家の性能については、ご主人の意見も聞くように・・・

と言う我が家も典型的なカカー殿下!!!
ファースの家

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