風のたより

つれづれに

               ~~~   ロシアの旅④ サンクトペテルブルクの朝   ~~~

2017-07-04 | ロシアの旅



夕方7時過ぎモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港から国内線の 緑色の機体のS7のAirLinesに乗り
サンンクトペテルブルクのプルコヴォ空港へと向かいました。

夜7時過ぎですが、白夜の時期でこの明るさです。

モスクワからサンクトペレルブルクまでは約700キロあり、電車では8時間、高速を使っても
約4時間かかるようですが、今回は飛行機での移動のツアーでした。

モスクワを発って約1時間半、眼下にサンクトペテルブルクの街が見えてきました。





空港に降り立つと風が強く、寒い寒い!!
夜ということもありモスクワよりだいぶ寒く感じました。

それもそのはず、もう少し行けば北極圏で、フィンランド湾が近いため風が強いようで
湾の向こうはもう北欧フィンランドです。

この時点で夜9時近いのですがまだ明るく、いよいよ白夜の体験ができそうです。





サンクトペテルブルクの朝。
夕べの雨も上がり、窓の外には明るい日差しがさしていました。

夕べもホテルのWifiを使い二人の娘にサンクトペテルブルクに無事に着いたことをLineで送りました。
ロシアのホテルはインターネットやWifiがどこも便利につながり助かりました。
後で聞けば、ロシアはインターネット、Wifiの大国とか。

今回のホテルは4階で、街の風景がまじかに見えます。

フィンランド湾が近い為、時には窓の外にカモメが来ることもあるとか。





ちょっと早く目覚め、朝食までの間近くのフォンタンカ運河のあたりを歩いてみようとホテルを出ました。

写真は今回泊まったホテル アジムト。
ホテルからフォンタンカ運河まで歩いてすぐのようです。





ホテルのすぐ前の大通りを赤い電車が走っています。

ヨーロッパの街角と同じですね。





ちょっと歩くと運河沿いに出ました。
この辺りから運河をめぐるクルーズ船も出ているようです。

サンクトペテルブルクは、北のベニスと言われるほど運河も多く、橋もたくさんあるようです。





この橋を渡って対岸へ~~~

イタリアのベニスの雰囲気よりはだいぶひっそりと静かな感じです。





橋の両側にはこんなスフィンクスの飾りがついた柱がありました。
これは一体何??

よく見ると上半身は女性で、下半身はライオンの足???
サンクトペテルブルクにスフィンクス??、、、思議ですね。





どっしりとした立派な建物が並んでいます。
運河沿いには数羽のアヒルが、、、、

サンクトペテルブルクに行ったらぜひ街の猫を見つけたいなと思っていたのですが、、、、
残念一匹も見かけませんでした。

代わりにアヒルを、、、(笑)

朝が早いせいか人通りも少なく静かです。





しばらく行ってから、この橋を渡り元来た道の方に戻って、、、





運河沿いにあったこの邸宅は???

立派な門構えの中のお庭には噴水もあり、綺麗な花が咲き乱れていました。





いったんホテル横の大通りに戻り、運河沿いから見えた青い屋根の聖堂へと向かいます。

夕べ遅くに降った為かまだアスファルトが濡れています。

道路横のキリル文字の看板、、、なんて書いてあるのでしょう??

ヨーロッパの街と同じように、ここも縦列駐車が多いですね。
ただ道幅がかなり広く、ゆったりとしています。





青い屋根に金色の星が輝く聖堂が見えてきました。
とても綺麗です。

後で調べたらトロイツキー大聖堂と分かりました。
やはりロシア正教の大聖堂で、帝政様式末期のスタイル建築とか。
思いがけず見ることができラッキーでした。





しばらく眺めた後は、そろそろ戻り朝食を取らないと、、、

この道を戻れば大丈夫。
方向音痴の私でも、この単純なコースなら何とかなりそうです。

煉瓦造りの街角、、、、
なんだかドストエフスキーの小説の一場面にでも出てきそうな雰囲気があります。





帰り道の途中にあった24時間営業のお店。(たぶんそういう表示だと思うのですが)
ちょっと寄ってみることに、、、

数段の階段を下がりお店の中へ~~~
中は狭く飲み物や雑貨が置いてありました。

ちょっとほしかった小さいチョコを二つ三つ買いました。
言葉ができなくてもレジの数字を見てルーブルでお買い物です。





やっとホテルの前まで戻りふっと振り返ると、先ほどのトロイツキー大聖堂が見えます。

朝食前のちょっとした街歩き、、、、けっこう楽しかったです。





朝食は旅の同行者の若い女性たちと、あれこれおしゃべりしながら、、、

今回の旅のお仲間は全員で15名。
内13名は女性で、お2人は男性という構成でした

朝食が済み迎えのバスが着て、いよいよサンクトペテルブルクの観光が始まりました。