風のたより

つれづれに

                ~~~  ロシアの旅③  赤の広場とクレムリン周辺  ~~~

2017-07-02 | ロシアの旅



モスクワ観光のメインである「赤の広場」と「クレムリン」前にやってきました。

右手に「レーニン廟」と「クレムリン」、正面に聳えるのは「ワシリー寺院」です。
逆光で画面がはっきりわからずですが、、、、

「赤の広場」…広いですね。
北京の天安門広場を思い出しました。

この「赤の広場」、ロシア語で赤いは美しいという意味があるそうなので
この「赤の広場」の本来の名は「美しき広場」だそうです。





「赤の広場」の左手には、まるで宮殿かと思わせる「グム百貨店」が見えています。





この後反対側に回っって近づいたら、、、、立派です。
高級感溢れています。

百貨店前のこの出店は?
なんて書いてあるのでしょう。キリル文字で読めません。





赤の広場に戻って、、、後ろを振り向くと、赤い煉瓦造りの「国立歴史博物館」が見えます。





我々一行は、まずこのトロイツカヤ塔の門をくぐり、「クレムリン」に入って行きました。

「クレムリン」は城塞という意味があり、ロシアにはいくつかの「クレムリン」があり、その中で
一番有名なのがこのモスクワの「クレムリン」とか。

「クレムリン」は高い城壁にしっかりと囲まれていました。





場内に入ってまず最初に見えてきたのが、クリーム色の「元老院」

国立機関という性格上あちこちに警備兵が多く、観光客も限られた場所から少しでも外れると
警備兵が怖い顔をして駆け付けてきました。(やっぱりちょっと怖い!!)





その続きに見えたのが、「大統領府」です。

まさにロシアの政治の中心で、プーチン大統領が執務されている場所なんですね。
旗が上がっていましたが、この日はみえたのかどうか???





この大きな大砲は「大砲の皇帝」と言われるもの。

世界最大の大砲ですが、実際に使用されたことはないそうです。





次に見えてきたのは、「鐘の皇帝」

これもかなり大きなものですが、「クレムリン」の火災の際に水がかかり割れてしまい
こちらも実際には使われることもなく、今では観光のシンボルとなっています。





「クレムリン」の中には「大統領府」をはじめ、帝政時代の宮殿や聖堂などがたくさん並んでいます。

その中で一番有名なのが、この「ウスペンスキー大聖堂」

後ろに見えているのは「十二使徒教会」






「ウスペンスキー大聖堂」は歴代皇帝の戴冠式や総主教の任命式が行なわれる場所で、内壁には
聖人のフレスコ画がぎっしりと並んでいました。

ただここは内部の撮影が禁止でしたので、この写真はネットからお借りしました。





同じような金ぴかの玉ねぎ頭の屋根を持ったこちらは、ブラゴヴェシェンスキー大聖堂。

その後ろの高い建物は、大クレムリン宮殿です。





これは「イワン大帝の鐘楼」

八角形の鐘楼で、鐘は全部で24個もあるとか。





場内を見た後は「武器庫」を見学でした。

武器庫というので、武器が並んでいるのかと思いきや、なんとここは歴代の皇帝が収集した
王冠や宝石などの宝物が次々に出てきてびっくり!!

ここも撮影は禁止でしたので、この写真もネットからお借りしました。

ネットには撮影禁止の場所の写真がいっぱい掲載されていて、ちょっとびっくり。
団体で入る場合は、現地ガイドさんから厳重に注意されるのですが、個人で来られている人は
注意する人もいない為か、けっこうパチパチと撮ってる方を見かけました。

これってぱっっやり、、、、???





最後に回ったのが有名な「ワシリー寺院」でした。

玉ねぎ型のカラフルな屋根が独特な寺院で、モスクワの案内には必ずこの寺院が紹介されています。





まるでおとぎの国から出てきたようなこのカラフルさには見入ってしまいました。

この玉ねぎ型の屋根は、雪の多いロシアでは雪が落ち安いようにと考えて造られたものとか。





この「ワシリー寺院」からちょっと離れたバスの乗り場に行く途中、モスクワ川の向こうに見えたのは、
スターリン建築の一つの「芸術家アパート」でした。

スターリン時代に建てられた七つの建物の一つです。

かつては作曲家や彫刻家、画家やバレリーナなどの住まいとして使われていたようですが、今は
一般住宅としても使われているようです。


この見学を最後にモスクワとはお別れ。
モスクワの空港から国内線に乗り、いよいよ待望のサンクトペテルブルクへと向かいます。