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自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

スズキエンジン付き発電機の修理をシてみた。

2019年10月17日 | 日記


先日村の知り合いから、うなぎの夜釣りに行きたいので
自分の発々の調子が良くないので見てくれと言われていた

スズキ650Wの発電機で年代物で以前2回ほど診たことが有る奴だ。
リコイルを引いたが不発、プスっとも言わない。
そう言えばもう一年程使っていないと言っていた。

点火プラグを抜き見るが全く燃料で湿った形跡が無い
燃料が来ていないのか・・・
燃料コックには燃料が溜まっているのが見える
先ずは燃料供給経路に詰まりがないかバラして調べてみた

フロートの有るチャンバーケースを外すと燃料が漏れ出てきて居るので、キャブの燃料の入り口まではOKの様だ

燃料供給パイプからキャブクリーナーを吹き付けるとフロートを下げれば吹き出してくるのでここもOK

チャンバーケース内にある、メインジェットの穴にクリーナーを吹き付けると穴の先にはホンのちょっとのカスレみたいにしか吹き出してこない、ステンレスワイヤーを差し込み清掃する。
再びクリーナーを吹き付けるとまとまった形で吹き出してきて、ちっこい穴が見え始めたのでOKとした。

空気と燃料の混合部には行く先の余りわからない小さい穴が幾つか有るので、クリーナーを当てて吹き出し先を確認した。

ニードル部は調整ネジの元の位置を覚えておかないと大変なことに成るので、先ずは現在位置から右方向回しで
何回転目で行き止まるかを確認「一回転半」。
位置確認後左回転でニードルを外し清掃する。

パイロットジェット、これは完全に詰まっていたので、ステンレスワイヤーで突いて通し
清掃する。

これで全てをもとに戻し組み立てる。

次にガバナのシャフトとスプリングの接続
ガバナから出ているレバーの一番上の穴の「元の位置」に
シャフトの片側へ差し込む、もう一方をキャブのスロットルレバーの穴へ差し込む、シャフトの両先端はSの字と反対側はSの字の先端が少しゆるく伸びたように加工されていて、完全なS状の方はガバナの方から出ているレバーに差し込む。
反対側のS字の先端が少し広がった様に成っている方を
キャブのスロットルレバーの穴に差し込む。
反対に差し込むとキャブ側の動きがスムーズでは無く成るようです。
本体、キャブ、カバーとの間のシール用のパッキンを忘れないように、はめる時にグリスを裏表に薄く塗ると気密性がより保たれるようです。
全てを組み立てもとへ戻し、部品の付け忘れが無いように確認する。

これでスターターを引き2回目で起動した。

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