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自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

原発と風力と太陽光を考える

2015年04月27日 | 日記
東北の震災に於ける被害の一つである福島原発の被災は、未だに収束の目途さえつかず
多くの人々に更なる被害を蒙らせてしまった。
政府は再生可能エネルギーの加速に向かわせる為の方策を打ち出し、その波に乗って
家庭での太陽光発電は勿論の事、メガソーラー等への企業の進出が目覚ましくなった。

がしかし、風任せお日様任せの発電、特に太陽光は発電のエネルギーが集中しやすい
と言うのは一遍にあちらこちらで発電されても、その時点で消費される電力以上のものは
余剰電力として大量に蓄電する事が出来ない、他の地区での足りない電力を融通し合うのなら
良いが、そうでなければ折角発電しても使い道のないまま消えてしまう。

大量の電力を貯めるには現在は揚水発電が有る、揚水発電とは落差を利用した水力発電を
逆に利用すること、つまり高台に池を設けて下側に発電所を設置して下の方の水を
上の池に発電機の逆の使い方で水を汲み上げて貯める。
電気が足りない時に上の池の水を下の発電所の方へ水を流して発電する。
水の位置エネルギーを利用した蓄電方法です。

後はバッテリーを利用する事、現状これは大きい電力は設備が大変で貯められないことは無いが
設備投資や維持管理費がかかりすぎ現実的ではない。
そこそこ家庭で使う分くらいが妥当なものでしょうね。

だから、太陽光発電が多くなり同時に大量の電気を電力会社が買い取っても
電力会社はどうしようもないのです
だから九電は一時大電力の買取りを一時停止したのです。
しかし、電力会社は買い取っても損はしませんね、買い取るお金は電気を使っている人たちが
余計に電気代を払っているのですからね。

と言う事は、決して私は原発が最良策とは言いません
でも原発にもっと安全策をこうじて、蓄電の技術の進歩を待つのも一つの方法かもしれません

ヒステリックに反原発とか卒原発とか喚き散らす前に現状をもっと知って、今出来る最善の
方法を進めて行くべきではないかと思います。
原発をこれから先全く使わないとしたら、化石燃料の消費は間違いなく増える
ダムによる水力発電も環境を叫ぶ○○を守る会等と言う人たちによって制約を受けているので
これから先老朽化したものは廃止されて行く事でしょう。
地熱発電も有形無形の被害や自然環境を訴える人たちによって、地熱発電所の数が
増えていると言う話はあまり聞かない。

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