2月28日
雑費 麦茶 100円
食類 発泡酒 198円
合計 298円
2月累計 108223円
『実録・連合赤軍』を見てたら、犯人たちが逮捕された日が1972年の2月28日だった事にビックリ。要するに「今日は何の日?」なんぞというワイドショーのコーナーなんぞで「今日、2月28日はあさま山荘に立て篭っていた犯人たちが逮捕された日です」なんぞとやっていたのだろう。
『犯人たち』と書いたが、やっぱし犯人やろ。
例えば、私の部屋に突然「我々は革命軍の者です」と銃で武装した人達が入って来たら無茶苦茶うっとうしいぞ。
「ゴメン、発泡酒を飲みたいから近所のスーパーで買ってくるわ」言うても、「外出は許しません。革命の為に我慢して下さい」は無茶苦茶うっとうしいぞ。焼酎だけで我慢せえいうんかい。
革命の為か、戦争と搾取のない世界を実現する為か知らんが、今飲みたい発泡酒を飲ませないのは夜回り先生以下やぞ。管理教育のファシスト共以下やぞ。そうか、警察に差し入れして貰えばエエのか。犯人からの要求としてならこっちに請求書は回って来ないはずやし、そうすると発泡酒でなくビールがエエな。出来たら『よなよなエール』がエエな。冷えた『よなよなエール』を5本、いや、請求書が回って来ないのやったら10本やな。
「只今、犯人からの要求で『よなよなエール』10本の要求がありました」と、テレビでじゃんじゃん流れたら「あの連合赤軍が要求した程美味いビール」として『よなよなエール』の人気沸騰でっせ。
しかし、ここで心配なのは犯人が「頼むのなら一気に頼め!」と私に命令して来た時だ。革命を目指し武装蜂起する様な真面目な人達であろうから恐らくアル中の心情は解らないであろう。しかも、犯人が私の部屋に立て篭っている状況下であり、私は次の日に仕事に行けない状況下である。つまり二日酔いをしても構わない状況下である。そういう状況下でアル中の手元に大量の『よなよなエール』があれば、私は必ず手元にある全てを飲み続けてしまうであろう。するとカロリーオーバーである。相手は革命を目指す若い人達なので中年太りの苦労を知らないであろう。基礎代謝が少なくなり、日々、「これ以上ウエストが太ったらジーパン買い替えんとアカンやんけ」という苦労を解らないであろう。私が何故発泡酒をケース買いしない理由は犯人たちに解らないであろう。
しかし、ここで諦めてしまえば私は中年の恥であり、アル中の恥である。犯人たちを説得しなければならない。
「世の中には君達には解らない苦労を抱えている人も居るのだ。それを無視して何の為の革命なのか。今ここでジーパンのサイズがこれ以上大きくなると困る私を無視して、何の為の革命なのかね?」
と、説得しなければならない。
しかし、犯人側はこういうかも知れない。
「解りました。手持ちのジーンズの全て、並びにスーツや礼服の全てを我々の革命資金から捻出致します。仲間達に向けて約定を書きますので、これを御持ち下さい」
と、云われた時には私は喜んで犯人たちに協力しよう。。。
ん?なんか話が。。。
20歳の時だったと思うのだが、解放運動をバリバリにやってた、まあ、いわゆる『歴戦の闘士』が、革命を目指す若い人に対して「お前のワガママで革命なんかされたら迷惑じゃ」と批判してはった。
大義名分というのがある。
「革命の為」も大義名分である。
『世間の常識』も大義名分である。
大義名分は『個』を殺す。個を犠牲にするのが大義名分である。いわゆる『正義』である。人間は完璧であるはずがない。そういう中で『正義』なんぞの大義名分を持ち出して『個』を殺す。生身で生きている個人の尊厳を無視する。
無視される筋合いは誰にもない。無視する権限がどんなに御偉い人であろうが無いのと同じく、無視される筋合いもどんなに偉くない人であってもあり得るわけがない。それが仮に『死刑囚』であっても。
如何なる大義名分であっても、それに平伏さなければならない筋合いは一切ない。
「国家の為」
「革命の為」
「地球平和の為」
「世間のしきたり」
「世の中の常識」
「これが普通である」
等々。
個を無視する大義名分。
気になって少し調べると、gooの辞典では大義名分は
【人として、また、臣として国家や君主に対して守るべき道理・本分や節義。ある行為のよりどころとなる正当な理由や道理。▽「名分」は身分などに応じて、守るべき本分。】
とある。元々は儒教に由来する言葉(思想)であるらしい。
何にしても個人を尊重する言葉(思想)ではない。
個人よりも、国家や、君主等が先に立つ。つまり、『大義名分』が先に立つ。
『臣として国家や君主に対して守るべき道理・本分や節義。』は、人ではない。奴隷の忠義である。大義名分に従うのは奴隷の忠義である。
生身の人間を奴隷化する思想に従わなければならない筋合いが生身の人間にあるわけがない。
生身の人間が奴隷になる筋合いは一切ない。
雑費 麦茶 100円
食類 発泡酒 198円
合計 298円
2月累計 108223円
『実録・連合赤軍』を見てたら、犯人たちが逮捕された日が1972年の2月28日だった事にビックリ。要するに「今日は何の日?」なんぞというワイドショーのコーナーなんぞで「今日、2月28日はあさま山荘に立て篭っていた犯人たちが逮捕された日です」なんぞとやっていたのだろう。
『犯人たち』と書いたが、やっぱし犯人やろ。
例えば、私の部屋に突然「我々は革命軍の者です」と銃で武装した人達が入って来たら無茶苦茶うっとうしいぞ。
「ゴメン、発泡酒を飲みたいから近所のスーパーで買ってくるわ」言うても、「外出は許しません。革命の為に我慢して下さい」は無茶苦茶うっとうしいぞ。焼酎だけで我慢せえいうんかい。
革命の為か、戦争と搾取のない世界を実現する為か知らんが、今飲みたい発泡酒を飲ませないのは夜回り先生以下やぞ。管理教育のファシスト共以下やぞ。そうか、警察に差し入れして貰えばエエのか。犯人からの要求としてならこっちに請求書は回って来ないはずやし、そうすると発泡酒でなくビールがエエな。出来たら『よなよなエール』がエエな。冷えた『よなよなエール』を5本、いや、請求書が回って来ないのやったら10本やな。
「只今、犯人からの要求で『よなよなエール』10本の要求がありました」と、テレビでじゃんじゃん流れたら「あの連合赤軍が要求した程美味いビール」として『よなよなエール』の人気沸騰でっせ。
しかし、ここで心配なのは犯人が「頼むのなら一気に頼め!」と私に命令して来た時だ。革命を目指し武装蜂起する様な真面目な人達であろうから恐らくアル中の心情は解らないであろう。しかも、犯人が私の部屋に立て篭っている状況下であり、私は次の日に仕事に行けない状況下である。つまり二日酔いをしても構わない状況下である。そういう状況下でアル中の手元に大量の『よなよなエール』があれば、私は必ず手元にある全てを飲み続けてしまうであろう。するとカロリーオーバーである。相手は革命を目指す若い人達なので中年太りの苦労を知らないであろう。基礎代謝が少なくなり、日々、「これ以上ウエストが太ったらジーパン買い替えんとアカンやんけ」という苦労を解らないであろう。私が何故発泡酒をケース買いしない理由は犯人たちに解らないであろう。
しかし、ここで諦めてしまえば私は中年の恥であり、アル中の恥である。犯人たちを説得しなければならない。
「世の中には君達には解らない苦労を抱えている人も居るのだ。それを無視して何の為の革命なのか。今ここでジーパンのサイズがこれ以上大きくなると困る私を無視して、何の為の革命なのかね?」
と、説得しなければならない。
しかし、犯人側はこういうかも知れない。
「解りました。手持ちのジーンズの全て、並びにスーツや礼服の全てを我々の革命資金から捻出致します。仲間達に向けて約定を書きますので、これを御持ち下さい」
と、云われた時には私は喜んで犯人たちに協力しよう。。。
ん?なんか話が。。。
20歳の時だったと思うのだが、解放運動をバリバリにやってた、まあ、いわゆる『歴戦の闘士』が、革命を目指す若い人に対して「お前のワガママで革命なんかされたら迷惑じゃ」と批判してはった。
大義名分というのがある。
「革命の為」も大義名分である。
『世間の常識』も大義名分である。
大義名分は『個』を殺す。個を犠牲にするのが大義名分である。いわゆる『正義』である。人間は完璧であるはずがない。そういう中で『正義』なんぞの大義名分を持ち出して『個』を殺す。生身で生きている個人の尊厳を無視する。
無視される筋合いは誰にもない。無視する権限がどんなに御偉い人であろうが無いのと同じく、無視される筋合いもどんなに偉くない人であってもあり得るわけがない。それが仮に『死刑囚』であっても。
如何なる大義名分であっても、それに平伏さなければならない筋合いは一切ない。
「国家の為」
「革命の為」
「地球平和の為」
「世間のしきたり」
「世の中の常識」
「これが普通である」
等々。
個を無視する大義名分。
気になって少し調べると、gooの辞典では大義名分は
【人として、また、臣として国家や君主に対して守るべき道理・本分や節義。ある行為のよりどころとなる正当な理由や道理。▽「名分」は身分などに応じて、守るべき本分。】
とある。元々は儒教に由来する言葉(思想)であるらしい。
何にしても個人を尊重する言葉(思想)ではない。
個人よりも、国家や、君主等が先に立つ。つまり、『大義名分』が先に立つ。
『臣として国家や君主に対して守るべき道理・本分や節義。』は、人ではない。奴隷の忠義である。大義名分に従うのは奴隷の忠義である。
生身の人間を奴隷化する思想に従わなければならない筋合いが生身の人間にあるわけがない。
生身の人間が奴隷になる筋合いは一切ない。