坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

鬼が福を追い出す

2009年02月03日 | 坊主の家計簿
 2月3日

 雑費  缶ミルクティー     120円
 外食  かき揚げ蕎麦      347円
 食類  諸々          616円

 合計             1083円
 2月累計           7233円

 昨夜、酒量に比べてやたらと酔っぱらったのと、酔い方が変だったので「体調悪いや」とは思っていたんだが、今日悪化。仕事終わって雑用かまして、外出しようと思てたら「アカン、アカン、フラフラやんけ」っちゅう事で断念。「さっさと寝よ」と思うが寝れない。。。けど、マシになったし、熱も下がった(と思う)。
 っちゅう事で、テレビを見てたら報道ステーションのトップニュースが大阪・心斎橋にある『そごう本店』が、隣の大丸に売却されるニュースをやってた。
 「え!あっこって、そごうの本店やったんけ!」
 と、驚く。
 え~。。。勝手に東京系の百貨店だと思い込んでました。

 ニュースを見てると、百貨店自体売り上げは下がりっぱなしらしい。代わってコンビニの売り上げが上昇しているらしい。何やら全部の百貨店の売り上げが、全部のコンビニの売り上げに追い越されたらしい。んで、解説のオッちゃん曰く「百貨店という経営方式自体が終焉を迎えているのではないか」みたいな事を云ってはった。
 ニュースを見ながら百貨店業界は伝統教団に似てるのぉ。。。なんぞと勝手に思ったりする。

 過剰包装が目の敵にされている現在、エコバックなんぞがもてはやされる現在、高級百貨店の包み紙を有り難がる人たちは少なくなって来ているのかも知れない。
 また『百貨店』自体のブランドよりも、個別のブランドだったりする。でも、まあ、『セレクトショップ』のデッカイのが百貨店なんだから、カリスマ性があればまた人気が出たりするのだろう。

 今の大谷派教団は同朋会運動である。
 本堂内に『御代前』っちゅう、だいたい蓮如の絵像が掲げられている所がある。
 その割に今の大谷派は蓮如の評判はよくなかったりする。教団が大きくなったのは蓮如様々のはずなんだが、なんかイメージが良くない。どちらかと云うと清沢満之の方が人気があったりする気がする。なら、『御代前』に清沢満之の絵像が掲げられたりすると、きっと本願寺派や、大谷派から離脱した教団なんぞからはボロクソに云われたり、あるいは大谷派からまたまた離脱する寺院が増えたり、あるいはその時の与党が次の選挙で負けたりするのだろうが、『解りやすい』と思ったりするのだが。

 伝統教団っちゅうのはデカイのだ。デカイ分だけ身動きが取り難い。多くの人たちの意見があり、また、伝統がある。「今まではこうだった」である。オッさんになって来て段々と解るようになって来たが、今までと同じなのが楽なのだ。新しい事はしんどい。急に「これからはお経を現代語で読みます」となれば、現代語のお経の練習をしなければならなくなったりする。「今までやって来たのでエエやんけ」である。故に身動きが取り難い。
 
 今までのやり方を貫こうをする人たちを『鬼』にする。
 あるいは、今までのやり方を変えようとする人たちを『鬼』にする。

 「鬼は外!福は内!」
 と、自分の思いを中心に都合良く生きたいと「鬼は外!福は内!」と迷いを深める。