坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

御機嫌ナナメ

2009年02月17日 | 坊主の家計簿
 2月17日

 雑費  缶ミルクティー     120円
     自転車修理       400円
 食類  いか          100円
     諸々         1431円

 合計             2051円
 2月累計          71320円

 今日は朝から御機嫌ナナメ。ムッチャ機嫌が悪い。
 機嫌が悪い時は単純な事が許せなかったりする。
 まず、朝一に自転車のチェーンが外れてた。多分、昨夜強風だったので自転車が倒れてチェーンが外れてしまったのだろう。外出一発目に思いっきり不機嫌。しかも、行く途中にまたまた外れたりして、まあ、すぐに治るのだが、それでもビニール袋を手にはめて作業するのでやり難いし、ビニール袋をしてても手が汚れるし、「殺すぞ、ボケ」モードである。
 仕事でも、朝に行って留守だったから昼間に行き直した御参り先がまたまた留守だったので「今日は留守け」と思て、夕方からの仕事に備えて部屋でメシ喰って仮眠しようとしてたら寺から電話があって留守先の家から「待ってるねんけど、まだでっか?」みたいな電話があったらしい。「まだもクソも、朝早くに行って、40分前にも行ったやんけ!」とキレる。キレつつも仕事なのでいかんとしゃーないので自転車に乗って行こうとするとまたまたチェーンが外れる。治してもまたまた外れる。それが3回続いた段階でキレまくったので自転車を押して行く。

 なんだが、まあ、自転車の整備不良がチェーンが外れる原因であって、整備をしなかったのは私が悪い。
 言い方はともかくも、「留守の時にはメッセージを書いた紙を入れときますから、帰って来たら電話して下さいね。」と言ったのも私だったりする。
 まあ、単純に私の機嫌が悪いだけの話である。

 機嫌が悪いのは心が少し傷付いているのだろう。まあ、私のプライドの問題だったりする。プライドが高いから『当り前の事』で傷付いたりするのだろう。
 とはいえ、機嫌が悪いというのも身の事実であって、当り前の現実を引き受けられない私の弱さ、プライドの高さが問題なんだが、んな事を云っても機嫌が悪い状態は、しゃーない。

 と云う事で今日の私は機嫌が無茶苦茶悪い。

 しゃて、中川大臣が辞任したらしい。酒での失敗は腐る程あるので中川大臣を責める資格は私にはなかったりするのだが、今日の私は機嫌が悪いのだ(笑)
 でも、中川大臣って『はめられた』気がするのだが、どんなもんやねんやろ。酒が元々好きらしいが、中川大臣に酒を勧めた人が居てるはずである。ワインを飲んでたらしいのだが、今の私は無添加ワインをコタツの上に置いて手酌で飲んでいるわけだが、中川大臣が手酌で飲んでいたとは思えない。会議だかなんだか知らないが、サービスする人も居てたであろうし、その後に記者会見がある事は最初からの予定であったはずである。
 まあ、それでも飲んでしまった、酔っぱらってしまった中川大臣のミスであるが。個人的な欲をいえば、あれが年末年始であれば忘年会シーズン、新年会シーズンの時のエエ宴会芸になったと思うのだが。でも、まあ、今晩、間違いなく全国の多くの飲み屋で『中川大臣のモノマネ』が行われている事であろう。特に行ったはないのだがキャバクラとかで多くのホステスさんに囲まれた時なんぞは、あるホステスさんが喋りだした時に「どこだ?」とかでんな。きっとやっている事間違いなし。

 しかし、まあ、自民党はボロボロでんな。当然、自民党にも優秀な人達が多く居てると思う、っちゅうか政府与党なので優秀な人達が一番多く集まって来ている事だと思うが、麻生氏や中川氏の様な世襲を立てざるを得ない状況、っちゅうのはアカンやろ。その辺が組織としてボロボロ状態だと思う。大臣や総理として立てるのが『世襲』であったりするのは組織としてどんなもんやねん。政治政党は機関やろ。機関でトップ連中に立てるのはやはりその機関を引っ張っていける能力の問題だと思うのだが。それが世襲の血統で組織のトップに立てるのはどんなもんやねん。
 当然、私は麻生氏や中川氏が無能だとは思っていない。きっと優れた政治家であると思うが、他にもっと優秀な政治家が居てると思うのだが、血統や、当選回数を判断基準に入れるのはアカンやろ。

 ちなみに大谷派教団も基本的には世襲である。世襲が多い。
 この場合の世襲は「誰でもイイ」っちゅう事だと思う。能力なんぞは関係なく誰でもイイから世襲でもイイわけだ。寺と政治政党は違うし。他の寺と真宗寺院は根本的に違うし。真宗僧侶が他の僧侶と違うのと同じく、真宗寺院は他の寺院とは違う。行が『ただ念仏』である以上、多くの門徒と全く同じでしかないわけだし、誰でもなれるのが真宗僧侶であり、真宗寺院の住職である。まあ、真宗寺院は『聞法道場』だし。その道場を預かるのは別に誰でもエエわけだ。
 んが、勘違いが生じる。
 真宗寺院は血統で選ばれる、という勘違いが起る。つまり、優れた血統であるが故に子孫が寺を受け継ぐ、という勘違いである。んな事は議論にも登らないような戯言なんだが、つまり、釈尊の親も、法然の親も、親鸞の親も決して僧侶ではなかったし。酔っぱらいの戯言よりも酷い話なんだが、残念ながら酔っぱらいの戯言よりも酷い話を信じ込んでいる人達がかなり多かったりする。
 大谷派でも血統を大事にする方々も多く居られるが、親鸞の血統が大谷派を私有化して大問題になった歴史的な事実を無視している。親鸞の血統が素晴らしければ、つまり血統信仰が正しいのであれば、大谷派に教団問題なんぞ起らなかった。親鸞の血統を受け継ぎ、各種の英才教育を受けて来たであろう人達である。
 何を酔っぱらいの戯言よりも酷い話をしとるねん。
 そして、多くの酔っぱらいが「俺は~、酔ってなんかいないよー。ワインを口につけたけど、ゴックンなんかしてないよー」という様に酔っぱらっている自覚がない。あくまでも『私はシラフであり、私は正しい』である。それが酔っぱらいの証明や、っちゅうーねん~。

 そして、正しさを証明する為に、自分が知っている狭い知識だとか、『世間』なんぞを持ち出して来る。これもヘタレの酔っぱらいがやたらと「俺のバックには」なんぞというのと同じである。んなもん、バックが付いててもバックが来る前に殺したら終わりやろうが。ヘタレに限って「俺のバックには」なんぞと言い出す。サシで勝負出来ない、ヘタレの典型。

 中川大臣が辞任したのは、まあ、大臣としては不適格だったのかも知れない。けどやなぁ~、それをー、中川大臣がー、人間的にー、失格だー!なんぞ誰にも言える権限なんぞない。

 言える権限の持ち主である。と自覚しているのは酔っぱらいの戯言よりも遥かにベロンベロンの状態でんな。
 世間に魂を売り渡して、正義に酔う。一番危険な酔っぱらい。

 些細な事に対して機嫌が悪いのは、心に傷がついている。よってプライドを保たなければ生きて行けない。
 
 『飲んだら乗るな』は交通マナー標語だが、みんな酔っぱらい運転なんだ。酔っぱらい運転をしてるにも関わらず、「私は大丈夫」というのが一番タチが悪い。
 
 「世間のマナーを守れ!」なんぞとよく云うが、言える権限なんぞ誰にもない。
 「あいつはマナーを守らない」なんぞともよく云うが、言える権限なんぞ誰にもない。
 ホンマにマナーを守りたいねんやったら、「私には誰も裁ける権限なんぞない」っちゅうのが『世間のマナー』と、ちゃうのですかー、っと、ひはんさせてー、もらったりーする~♪

 御機嫌ナナメって、真っ直ぐになった事、あるんか?