坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

なめ猫

2009年02月18日 | 坊主の家計簿
 2月18日

 雑費  缶ミルクティー      120円
     タバコ         3000円
     切手           240円
 食類  唐揚げ          200円
     諸々           443円

 合計              4003円
 2月累計           75323円

 今さっき「家計簿でも書きながら酒でも飲んで寝よ」と、このブログの編集画面に行ったら「この子猫の写真って、御遠忌テーマ・フラッシュにあったやつやんけ!」と、ビックリしたので、ついでにこのブログのテンプレートにする。なにやら2月22日は『ネコの日』らしく、ついでにgooブログが作ったらしい。2月18日よりなので新着ホヤホヤテンプレートでんな。

 あ、その御遠忌テーマ・フラッシュ

 http://www.higashihonganji.jp/goenki_5/honganji-flash.html

 上記リンクサイトの画面の下に子猫の写真があって、『夢を見ない・・・ 絶望しない・・・ 今いのちがあなたを生きている』っちゅう言葉がなんでか知らんが子猫の写真と一緒に出て来る。個人的には御遠忌テーマ・フラッシュの中で最低の出来だと思う。

 しかし、なんで同じ写真やねんやろ。勝手に想像するに

 1 gooの社長が熱心な真宗門徒である。
 2 写真を撮った人が勝手に売りさばいた。
 3 写真自体がフリー素材である。

 ちなみに上記リンクのフラッシュは2007年6月の分である。それから1年8ヶ月経過しているので、子猫も見事に親猫になっているかも知らん。っちゅうか、体自体はデカクなっているであろう。っちゅう事は、仮に1年8ヶ月前は子猫だったとした現在大きくなった猫にしたら、「何を子どもの頃の写真を使っとるねん。今の写真を使え」なんぞと文句を云うかもしらん。
 「人間はやっぱしアホやのぉ。。。子猫の写真が『かわゆい』なんぞの酔っぱらいの脳味噌以下やのぉ。。。」と文句を云うかもしらん。
 「お前ら、差別主義者やろ。子猫がかわゆいからもてはやす、っちゅう事は、年老いたらもてはやせへんねんやろ。一生迷って、その迷いから解放されたいとも思わんと『かわゆい』なんぞとヌカしとけ。」なんぞと云ってるかもしらん。
 で、きっと「昔の私もエエけど、今の私もエエぞ」と云っているかもしらん。
 「なんで私がオメー等アル中の脳味噌以下の馬鹿タレの色眼鏡に付き合わんとアカンねん」と云っているかもしらん。

 「昔はあんたも可愛いかったのに」なんぞとはかなり酷い話である。

 通販生活っちゅうカタログ通販のCMに内館牧子氏というオバはんが出ている。『オバはん』っちゅうよりも『お婆ちゃん』か。「なんじゃこのババアわ」って思てたら脚本家だったのね。何やら横綱審議委員会にも入っているらしい。
 通販生活のCMでは若い頃の写真が出て来てて、これはかなり好みの顔である。まあ、私的には結構『キレイ』だと思う。
 しかーし、今は年老いて見事なババアである。ババアの上に『鬼』とか付けたくなる感じである。名前が解らなかったので検索した所、『妖怪』なんぞの言葉も出て来たぐらいである。
 けど、昔はキレイだった。

 『昔はキレイだった』
 『昔は可愛かった』
 なんぞがあるから、「女はいつまでも美しくありたいものよね~」と、化粧だったり、美容だったりが流行ったり、整形して若返りをしようとする。

 いつまでも若くありたい、いつまでも健康でありたい、いつまでも生きていたい。
 と、不老長寿を願う。

 そういや、先日、タメ年の旧友に久しぶりに会った。舞踏をやっているので体型は外から見る限りでは18の時のマンマである。っちゅうか、その後に舞踏の世界に入ったから、2年程前に芝居を見に行った時もタメ年とは思えん程の体つきである。んが、食事もトレーニングも変わっていないらしいのだが、最近腹回りに肉がついて来たらしい。よって、より一層の節制が必要らしく、しかも来週辺りに金粉ショーをやらんとアカンらしく、「それまでに腹をなんとかしとかんと。。。」と云ってた。
 まあ、あいつは舞踏家だからそういう事をせんとアカンのだろうが、ふと、親鸞ってダイエットしたのだろうか?と思ったりする。
 中年太りをした親鸞が腹の肉をつまんで「ダイエットしなアカンのぉ。。。」とでんな。
 子ども達から「お父ちゃん、そんな中年太りした姿で授業参観に来ないでね」とか、ヨメはんからも「あなた、最近、怠けてない?お腹、出て来てるわよ。家計が苦しいんだから新しいスーツを買うのも大変だし、なんとかならないかしら。。。」なんぞと云われてでんな。。。「よっしゃ、もういっぺん、比叡山に帰って修行するわ」なんぞとでんな(笑)

 夢を見ない・・・ 
 絶望しない・・・ 
 今いのちがあなたを生きている

 が、子猫写真が出ている大谷派の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌のフラッシュである。

 事実を事実として引き受ける事が出来ないのが煩悩具足の凡夫である。
 夢を見て、絶望する迷いを生きている。
 「それでいいのか?本当にそれでいいのか?」
 と、『いのち』が問う。