坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

カルマ?

2008年05月30日 | 坊主の家計簿
 5月30日

 外食  焼き飯ラーメン       750円
 食類  充実野菜6        1068円
     もやし            29円
     ピーマン           58円
     ウインナー         182円
     もずく           114円
     たくわん          100円
 雑費  レンタル3         600円
     タバコ           300円

 合計               3201円
 5月累計           105503円

 レンタル3は『やりすぎコージー』の2と7と10。
 お笑いDVDを借りるのは、ひょっとして初めてかな?
 まあ、脳味噌が明らかに映画を観る事を拒否してて、まったりとお笑いDVD三昧と。

 昨日買った消臭剤が効いたのか、単にペンキの臭いが収まって来たのか知らんが、今日は楽。昨日の昼間、塗り立て状態の中で部屋で仮眠してたら、脳味噌壊れそうやったもんなぁ。。。換気扇とひとつだけの消臭剤では全然アカンかったなぁ。。。
 今日はまったりと。

 何やらシャロン・ストーンという女優さんが
【中国四川省の地震のニュースは聞いたか?との問いに「もちろんよ。中国がチベットの人々にしていることが気に入らないし、私の良き友人であるダライ・ラマに対する扱いもひどいので、オリンピックの開催を疑問視していたんだけれど、そこにこの地震でしょ。これってカルマじゃない?って思ったわ。悪いことをするとその報いがあるものでしょ?」】
 (http://news.nifty.com/cs/entame/moviedetail/cnmtoday-N0013979/1.htmより)
 等と発言したらしい。当然、その発言に対して謝罪したらしいが。

 当然、もし仮にそういう事があったとしても、地震があった場所はチベットの方々が多く住んでいる場所である。シャロン・ストーンの説が正しければ、北京で地震が起こってなくてはいけないはずなのだが、多分、感情的になられていたのか、タマタマ軽口の失言をしてしまっただけだと思う。
 なんだが、この宗教観ってやっぱり強いねんなぁ。。。と改めて思う。

 大阪には『天満の天神さん』と親しまれる天満宮がある。当然、菅原道真の怨霊を沈める為の天満宮。
 菅原道真が亡くなられた後に京都では天変が相次いだらしい。
 当然、関係あるわけがない。

 例えばシャロン・ストーン氏が「今回の中国での地震で他国の救援活動が遅れているのは中国がチベットの人達にした事に対するカルマよね」とかなんとか云ったのなら納得してやらん事もないのだが、まあ、実際は様々な国が中国に対する支援をしているし。
 あるいは、「日本だけが自衛隊機を派遣するが出来ないのは、先の戦争で日本が中国を侵略したカルマよね」とかなんとかなら解らんでもないのだが。。。

 雨男、晴れ男。まあ、雨女、晴れ女でもエエのだろうが、そういうのもタマに聞く。
 誰かひとりの目出度い日に『晴れ』だろうが、『雨』だろうが、そんな事に影響されるわけがないと思うのだが。。。
 「ああ、せっかく明日休みやのに、なんで雨降りよんねん。せっかくの休みやし、ツーリングに行きたかったのに。。。俺って日頃の行い悪いんかな?」
 って、そんなワケがあり得るわけもなく、それは自然すらも自我の延長にしている証明にはなるのだろうが。とことん、あらゆるものを私の思いで縛りたいという証明にはなるだろうが。

 シャロン・ストーン氏は、先の一言の失言によって約60億円もの損失があったらしい。
 何やら『米CNNの記者は「今後2年間で公開される予定の彼女の出演作4作について、10億人超の観衆を失ったかもしれない。これも相応の“報い”だろう」と痛烈に皮肉った。』(http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20080530029/1.htmより)
 らしい。
 では、たった一言の失言でもって、ミスでもって映画や広告から排除する社会に対する『報い』は、どうなるのだろうか?
 ミスを許さない社会を再生産していく事に対する『報い』はどういう事に繋がるのだろうか?

 ミスも犯さずに、メタボでなく、民主主義社会に反する事なく健康的な民主主義社会に望まれた、適する人。
 
 そこから落ちこぼれる人。生きる事が、世渡りが下手な人。
 そんな人を排除する社会。
 緊張、緊張でストレス満腹。
 排除し、叩き、追い出す事によって、
 「私は健全」。「こっちは健全」。
 「悪いのは向こう」で、「こっちは正しい」。
 
 しんどい、っちゅうねん。