坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

決められたレール

2006年08月03日 | 坊主の家計簿
 8月3日

 外食   鰯天ぷら蕎麦     326円
 食類   豆腐         100円
      ところてん       80円
      タマゴ        158円
      しょうが       100円
      絹揚げ         99円
      ししとう       100円

 合計           963円
 8月累計       25349円

 忙し、忙し、毎月3日。
 っちゅう事で、夕方のお参りを済ませて「ボー」としてます。
 んが、真奈美たんはモズクがキライだったのか。。。「テメー!鹿児島だろうが!」と云ってもしゃーないわな。
 と、テレビの日。

 この間、飲みに行ったらヒマだったのでマスターとダベる。途中、店に女の子から電話。まあ、珍しくない。あの店は『電話相談室』みたいな部分もあるし。しかし、結構酔っぱらってた私はヒマだったので電話内容に聞き耳を立てる。向こうが喋っている事は聞こえないが、マスターの返答でだいたい想像つくし。
 で、恋愛相談。ヒマでしかも酔っぱらって居る私は勝手に想像して「そういう場合はやな、こうしたらエエんや」とか、「う~ん。。。その相手の男の心情はやな。。。」とか煩い客。

 彼氏と数年一緒に住んでた女の子。彼氏の方から「しばらく距離を置きたい」との事。でもその日は久しぶりのデートだった。でも、一緒に住んでた部屋に行って、一緒に晩ご飯を作って食べて、で、彼氏が「疲れたから帰って」みたいな感じ。
 想像も含めてヒマだった私は諸々想像しつつ勝手に喋ってたんだが、マスターがポツリと一言。
 「でも、相手の男は寺の息子やねん。。。」
 一気に評決。「そら、見合いの話が来てまんねんで」

 亀田一家のガキどもを見てて、その裏に子ども時代の虐待を観る。偏見だが、あの親父やし。
 「自分の夢を子どもに託したかった」
 って、そんなに綺麗事では済まない感じを勝手に受ける。
 常に「親父は凄いぜ!」と云う。
 「親父のボクシングが世界に通用する事を証明したかった」と云う。その言葉に嘘はないと思う。あのガキどもは本気で親父を尊敬しているみたいだし。

 これはコメントの方に書いたのだろうか?酔っぱらって書いてるのでどっちに書いたかイマイチ憶えていないのだが、子どもは狼少年にもなれる可能性を持って居る。さすがに大人になってから狼少年になる事は不可能だろうが、でも、基本は環境の中に生きている。その場合に非常に強い影響力を持つのは、やはり身近にいる強者達。

 「逆らうとどうなるんだろうか?」

 「私は寺に生まれ育ちました。で、私はこのまま決められたレールを歩んで行くんだ、と思ってました。でも、決められたレールなんてなかったんだ。」
 とは、坊主道場時代のある人が弁論大会で語った言葉。
 当然、それは『そういう風に思い込まされていた環境を作り出していた人達』との衝突を招く。でも、それが人生っちゅうもんやと私は感じる。

 亀田一家に対して、「今の時代にあれだけ親の云う事を聞く子ども達が居てるだろうか?」みたいな感動してる人も結構聞くが、なんじゃ?軍国少年を作りたいのか?