坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

わたしが、わたしになれるところ

2006年04月30日 | 坊主の家計簿
 4月30日

 雑費   タバコ       300円
 食類   焼そば麺       38円
      豚肉        234円
      高菜漬け      128円
      トマトジュース    48円
      バナナ       125円 
 外食   回転寿司      420円

 合計      1293円
 4月累計  106925円

 プラス、ネット古本ショッピング。定期巡回ブログで紹介しておられて、かなり気に成ったので購入。
 『北条民雄全集〈上〉』¥1020(送料込み)
 『火花~北条民雄の生涯』¥511(送料込み)


 東京便のバスを検索していたのだが、アウト。。。新幹線は予約状況が深夜には見れない。。。んが、なにやら大阪・東京間の飛行機は『シャトル便割引』と云うのがあるらしく、これなら片道あたり15000円らしい。往復で3万か。。。悩むなぁ。。。
 悩むのは、もう一つ『疲れて居る』と云う単純明快な理由もあってやな、休まんとよう働いてるは、ほんま。
 と、もう一つ、「新緑がみたい!」いや、新緑が綺麗でんな。暖かく成って来たし、我が愛車のHONDAスーパー孫一に乗ってどっかに出掛けたい気分満喫。東京にGWに行きたい理由は在日一世の写真展を観に行きたいのだが、交通費だけで3万はキツいなぁ。。。

 昨日は『みどりの日』だった。

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  自然に、自然に、こころの底に眠っていた、
  ほんとうのわたしがいました。鳥取・大砂丘。
  わたしが、
  わたしに
  なれるところ
  それは、西にある。

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 とか云うJRの車内広告を昨夜観る。んが、写真の写りが悪いので、若干怪しいが。。。
 まあ、癒しブームだし、遁世は自然に行くもんだ。なので気分はよく解るし、非常にイイコピーだと思う。私も新緑の森の中を走りたいし。

 【雑草という名前の草は無い】 (昭和天皇)
 こういうのを『天賦人権説』と云うらしい。まあ、別に天皇から『人権』を与えられなくても、人は生きて存在しているわけだし、雑草だって別に天皇や人間から認めて貰わなくても存在している。

 先に引用した【わたしが、わたしになれるところ、それは西にある】のなら、それは西に向かわなければならない。
 鳥取砂丘は大好きな場所だ。特に雪の鳥取砂丘の美しさは格別なものだ。しかし、それは私にとっての『西』ではない。決してあり得ない。天地自然に恵まれた環境はとても好きだ。でも、それは私にとって『西』ではない。
 そこには個人が居ない。つまり『私』が居ない。個人を、私を忘却する為の天地自然の環境。疲れた身と心を『癒してくれる』環境。個人を、私を問う事など出来やしない。

 『バラバラでいっしょ~差異を認める世界の発見』
 等と云うが、それは同時に『差異』を『平等』として認められていない世界を発見しないと。それが現実世界だろう。ここは浄土でなく、穢土である。穢土を生きているにも関わらず、往ったきりはおかしい。それは個人を粗末にする事だ。私を粗末にする事だ。
 
 【わたしが、わたしになれるところ】は、慚愧である。罪の自覚である。
 『殺』と『差別』の上に生きている事実存在としての私である。この世にたった一人のかけがえのない私である。

 やっぱり在日一世の写真展の様子を観に行こ。んで、東京のラーメンで癒して貰お。
 どうせ死んだら天地自然に行けるわけやし。。。
 っちゅうか、別にGWじゃなくてもやな、暖かく成って来てんし、孫一に乗って出掛けたらエエ話しやんけ。。。けど、往復3万は痛いなぁ。。。
 っちゅうか、GWに葬式入ったら終わりやねんけどなぁ。。。まあ、それも仕事やし、写真展の様子を観に行くのも仕事。