坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

好きだ、

2006年04月27日 | 坊主の家計簿
 4月27日

 雑費    缶コーヒー      120円
       タバコ2箱      300円
 食類    チーズバーガー    100円
       野菜ジュース     105円
 映画    好きだ、      1800円 
 飲み代   坊主バー      2500円
       プカプカ      2100円
 交通費   タクシー      5700円

 合計      12725円
 4月累計   102466円

 仕事が終わって映画に行くまでに貯まっている郵便物をチェックする。緊急モノは来たらすぐにチェックするのだが、会報等は放ったまんま。
 気に成ったある会報の記事があって、大谷派宗議会選挙の立会演説会を録音したやつを聞き直す。え~、あれはちゃんと説明責任を果たさないとヤバいっすよ。○○さん。。。
 「在野の精神で、あえて無所属の立場で立候補する事を決意致しました。」
 って、はっきり言ってますやん。。。運動員に親しい人が複数居てるので指摘しとこ。
 と云うわけで忘れない様にメモ、と。

 久しぶりの映画。『パッチギ!』以来か。宮崎あおい観たさの純愛映画。入場口で
 「俺はロリコンではない。俺はロリコンではない。。。」
 と、心の中で呟く。
 「この変態ロリコン野郎!」と、周囲の眼が冷たい気がするのは、圧倒的に被害妄想なんだが、なんか照れくさい(笑)

 『好きだ、』は、ラストシーンで永作某が一杯一杯の気持ちで言った「好きだ」と云う言葉がとても綺麗だった。
 
 恋愛って、一杯一杯。気持ちが溢れ出て、おかしくなる。冷静で居れる程、私は人格者でもない。
 ちょうど遠藤周作の『沈黙』を電車で読みながら行ったので、なんかキチジローがだぶる。弱いキチジロー。殉教者にはなれないキチジロー。
 【「この世にはなぁ、弱か者と強か者のござります。強か者はどげんな責苦にもめげず、ハライソに参れましょうが、俺のように生れつき弱か者は踏絵ば踏めよと役人の責苦を受ければ・・・・・」
  その踏絵に私も足をかけた。あの時、この足は凹んだあの人の顔の上にあった。私が幾百回となく思い出した顔の上に。山中で、放浪の時、牢獄でそれを考えださぬことのなかった顔の上に。人間が生きている限り、善く美しきものの顔の上に。そして生涯愛そうと思った者の顔の上に。その顔は今、踏絵の木のなかで摩擦して凹み、哀しそうな眼をしてこちらを向いている。(踏むがいい)と哀しそうな眼差しは私に言った。
  (踏むがいい。お前の足は今、痛いだろう。今日まで私の顔を踏んだ人間たちと同じように痛むだろう。だがその足の痛さだけでもう充分だ。私はお前たちのその痛さと苦しみをわかちあう。そのために私はいるのだから)】(遠藤周作『沈黙』より)


 映画を観終わって、飲み屋へ。坊主バーに所用を済ませに行って、ヒマだったのでウイスキー4杯。
 のち、いつものプカプカへ。大ファンのブルースパンクが。。。終わった。。。
 とは云え、ビール3缶だけなんだが、喋ってて気が付いたら2時30分近く。タクシーと交渉して5700円(うち高速代700円)で送ってもらう。