坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

太閤検地

2006年04月03日 | 坊主の家計簿
 4月3日

 外食    ラーメン焼き飯セット   580円
 雑費    タバコ          300円
       缶コーヒー        120円
 ダイソー  サプリメント5点     525円
 生活雑品  電動替歯ブラシ     1130円
 食類    レタス          139円
       豪州牛タン        350円
       シンコ          100円
       ソバ焼酎一升      1848円

 合計      5092円
 4月累計   10831円

      3月〆
 一般会計    97683円
 医療保険     4740円
 ネット代     5279円
 eブックオフ   2363円
 アマゾン     4237円
 奨学金返済   10000円
 電気代(2)   3833円
 ガス代      3095円
 電気代(3)   3262円
 国民健康保険  26800円
 家賃      32430円

 合計     193722円

 とりあえず20万以下でセーフ。んが、確か来月からの年金は一括払いにしているので、『20万以下は当たり前』にしなければ。。。
 んで、関西電力の都合なのか、3月分の電気料金も31日に引き落とされている。まあ、どっちでもエエのだが。。。

 今日は、仕事の合間、っちゅうか、時間指定のお参り先までに時間が余ったので電気屋で時間つぶし。電動歯ブラシの替えを買う。
 ついでにデジカメコーナーへ。そういえば去年も春頃にデジカメ熱が起っていた気がするのだが。。。私はMacユーザーなのでデジカメ選びも大変なのだ。ソフトの対応なんぞは無視してもエエのだが、USBが対応してなかったり、動画が対応してなかったりする機種が多くあってだな、困りものなのだ。


 西原理恵子の名作『はれた日は学校をやすんで 』が文庫で再版される様だ。今本棚をみたら見当たらない。「なんでや?通算で2冊は買ったはずやんけ。。。」なのだが、名作なので誰かにあげたのだろう。
 『はれた日は学校をやすんで 』は、恐らく奈良県では発禁になるであろう。警察に捕まる行為を勧める様な本は漫画と云えども、いや、漫画だからこそ発禁にするだろう。ファッキン奈良県は。学校の事を思いっきり『こんなとこだいきらい」とかって書いてあったし。うる覚えだが。。。
 西原理恵子も『元ヤンキー』だが、決して更生なんかしていない。更生するどころか、変わらず『学校』に対して批判的である。決して高校当時の先生達に感謝などしていない。その逆に自分を退学させた(裁判事件に成った)学校&教師に対して漫画を通じても徹底批判している。決して更生なんぞしていないし、西原自身が生きて来た『ヤンキー』と云う人種にたいする偏見に闘っている。この辺が『元ヤンキー先生』とは偉い違いだ。

 西原理恵子は初期の漫画『ゆんぼくん』で、お母さんから「畑の雑草を取って来て」と云われた主人公の子ども『ゆんぼ』に
 「かーちゃん。どれが雑草なの?おれ全然わからないや。みんな一生けんめい生きてるよ。とっちゃうの、かわいそうじゃない?」
 と云わせている。
 ちなみに西原理恵子は現在上座部の僧侶でもある。

 ホームレスは穢れなんだろうか?
 不登校は穢れなんだろうか?
 その穢れをやっきになって祓おうとしている大乗真宗門徒が居る。
 
 様々な生き方があってイイのではないだろうか?もの凄く当たり前の事として。
 例えば大阪には『釜ヶ崎』と云う街があって、そこに集まる仕事の構造を責める事も当然必要ではある。使い捨ての労働者と云う事は問題にすべきである。しかし、だからと云ってすべての人がちゃんとした会社に定職を持つ在り方も違うと思う。『日雇い』と云う生活スタイルがあってもイイ。
 ホームレスと云う生活スタイルがあってもイイ。すべての人が決まった住所を持ち『国家から管理される』必要もないと思う。公園や河川で寝てる事を非難する人も居るが、その前に『なぜすべての土地に誰かの所有権があるのか?』と云う事も問題ではないのだろうか?誰のものでもない『公』、当然『国家のもの』でもない『公』が無くなっている事も問題にすべきではないのか?昔だったら河川などは『誰のものでもない=天子様のもの』としての『公』があった。そこに流民が居た。山にはサンカが居た。
 現在は、そういう生き方を認めようとしない。ホームレスなら、ホームレス生活がイヤな人に対してだけ支援をすればいいのであって、すべての人に強制する必要はない。当然、憐れむのは論外である。

 不登校でも、義務教育なら『学校に行かない自由』もあって良いはずだ。
 大谷派では『いのち』と云う本に引用しているヒストリーズランの編集長の高野兄弟なんぞは、たしか義務教育を受けていないはずだ。まあ、端的に云えば不良の落ちこぼれの人間のクズである。PTAがヒステリックに成りそうな『付き合ってはいけない人達』であろう。あの雑誌が続いていたならば、『元ヤンキー先生』なんぞの敵だな。

 穢れを祓うが為の運動。ホームレス支援や、不登校問題。
 問題なのは『学校に強制的に行かなくてはならない』と云うヒステリックな社会であって、学校に行かないガキではない。妙な脅迫観念でガキを追い込む方である。
 穢れが祓い清められて、この国からホームレスや、不登校のガキや、不良や、ヤクザなどが居なくなったら、この国はカルト国家だな。まあ、そういう国家になったら、私がホームレスのヤクザに成ればイイだけなのだが。

 世の中が人間のエゴでどんどん掃き清められて行く。人間のエゴも『社会』と云う名目の上では『エゴ』と気づかない、気づこうとしない。
 路地がなくなり、ウジ虫がなくなり、ダニがなくなり、雑草が無くなる。神経強迫症かなんか知らんが、庭から、道から、公園から雑草を見つけ次第抜きまくる気持ちが解らん。仕事で金貰って居るのならよく解るが。

 寺は日本では統治機関でもあった。自由人の溜まり場であった真宗も一向一揆で負けてからは国家の犬に成り下がった。それは今も余り変わっては居ない。神経質に穢れを刈り取ろうとする人達で一杯である。しかもそれを『進歩的』『開放的』『反差別』だと信じ込んでいる。単なる国家の犬じゃないか。『支援』と云う名で刈り取ろうとしているだけじゃないか。

 美しき穢れを嫌う一部の御坊様達は、オメコを舐めた口で、チンコを銜えた口で喋ろうとはしない。
 http://www2.odn.ne.jp/~aat67780/page033.html


 忘れてた。。。要するにデジカメを買って、雑草とか、ゴミとか、人間のクズとか、ウジ虫とか、ゴキブリとかを撮りたいのだ。世のEM野郎や、PTA野郎や、御上人様の反感を買う写真を撮りたいのだ。

 最近行きだした、お参り先のあるお婆ちゃんは、「膝が痛い、痛い」と云いながら、『御坊様』である私が行くと正座しようとする。痛そうに辛そうに正座をしようとする。「お婆ちゃん、椅子に座って下さい」と云うのだが聞いて呉れない。たまに少しキツく言っても聞いて呉れない。「仏教と正座なんぞ関係ない」と言っても聞いて呉れない。色んな事を言っても聞いて呉れない。
 殺意を抱く。御坊様である私と、膝が悪く正座なんて出来っこないのに無理矢理正座をしようとするお婆ちゃんに「御坊様が来たら正座をしなさい」と云うものに。