坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

無料

2006年04月20日 | 坊主の家計簿
 4月20日

 雑費   缶コーヒー      120円
 食類   海鮮ちらし寿司    200円
      餃子2パック     200円

 合計       520円
 4月累計   69111円

 仕事帰りに遅めの昼飯を喰らうべくいつもの店へ。『店』違うな。食品会社の前の屋台やな。
 好きな海鮮ちらしが残って居たのでゲット。今日はカニ・海老・甘エビ・サーモン・鯖・小鯛(?)・イクラ。いつもと変わらず美味美味。
 昨日喰って気に入った新メニューの餃子も買う。10個入りで100円。当然焼いてある。そのまま喰っても美味いし、匂い控えめの『ハーブニンニク』とか云うわけの解らんものを使用しているらしく2パック購入。
 オマケで秋刀魚の蒲焼きを貰う。これも100円なのだが、かなりな量で3分の1はチラシと一緒に昼間に喰って、夜は昨日作った『豚バラと白ネギの味噌汁』をパスタソースにしたのと餃子を喰ったので、秋刀魚の残りは明日。蒲焼きと云っても味が薄めやし、丼にして喰うか。いや、軽く溶き卵と合わしてパスタにからめるか。まあ、明日考えよ。

 今日は『藤元正樹を囲みて どくろを執り血をその拳に塗らん 下巻』(四国教区教導連絡協議会)を読む。かなり前に『買った』のだが、今みたら『非売品』ってなんやねん。。。どこでなんぼで買ったか知らんが、確かに現金を出して買ったぞ、こら。っちゅうか、まあ『非売品』が鉛筆で値段書いてよく売られている事も確かだが。。。んが、この本には値段が書いてない。。。やったらタダやろ!金返せ!!!

 うちの師匠の馬鹿ハニーが授業中に黒板に『無料念仏』と書いた事があった。
 「タダやねん、タダ。」
 っちゅうか、お前は確か金沢生まれで、現北海道の寺の跡取りやろ。「やねん」は何やねん。。。すっかり関西に染まりやがって。。。は、どうでもエエのだが。。。
 念仏っちゅうのは『無料』つまり誰でも買えるからこそ素晴らしい。(エゴ的存在の人間にとって)価値が無いからこそ素晴らしい。

 上記の本の中には
 【この間、広島大学の先生がここの仏教会で臓器移植の話をされたそうですが、そのとき坊さんの方から質問して、臓器移植の問題を取り上げたそうです。そしたら臓器移植に反対というような意見を言われたのでしょうや。するといきなりあんたそれでも人間かと一喝食らって、黙ってしまったというふうに聞いております。なんかヒューマニズムとか人道主義という言葉が絶対的な真理として君臨しているのが今日の実情でしょう。】

 「お前はそれでも人間か!」
 それでも人間や、っちゅうねん。。。別にお前等の価値判断で勝手に決めるな、っちゅうねん。。。

 たんまにお参り先で、突き刺した線香が灰に成ると『南無阿弥陀仏』と出て来るのがある。
 価値がある線香から、線香としての役目を終えた『灰』から出て来る『南無阿弥陀仏』と云う言葉が、一番『南無阿弥陀仏』と云うものを示している感じがする。
 んが、線香は『煙控えめ』でお願いします。毎日平均20件近くお参りしてると煙が喉にしんどい、っちゅうねん。。。

 誰かにとって価値がない。「何もしない」等々。
 正義の座、『聖なる座』、或いは『被差別という特権階級』に居座っていて、勝手に価値判断されたらたまったもんやない。
 人権団体内の差別なんぞも、散々聞いたし。


 「価値あるものに成りたい!」と当然私も思う。
 ああ。。。今日も筆ペンの練習してないのだが。。。
 字が上手になって居場所を得たい。
 でも、字が下手でも居場所はある。
 「こんな私」
 でも
 「かけがえのない私」



 ♪役立たずと罵られて 最低と人に言われて
  要領良く演技出来ず 愛想笑いも作れない
  
  死んじまえと罵られて このバカと人に言われて
  うまい具合に世の中と やって行くことも出来ない
  
  全てのボクのようなロクデナシのために
  この星はグルグルと回る
  劣等生でじゅうぶんだ はみだし者でかまわない
 
  お前なんかどっちにしろ いてもいなくても同じ
  そんな事言う世界なら 僕はケリを入れてやるよ
  (真島)