アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

386 房総の山(Ⅳ△「岩本」外2点&水準点)を巡る山歩き。   ('18,03,23)

2018-03-24 08:14:25 | 房総の山中部

鋸南町方面の山へ行く時いつも通る富津市の志駒川沿いに走る県道(モミジロード)近くに三角点があることに気付いたので早速探しに出掛けました、途中関尻集落のJA天羽支店前に水準点がある事にも気付いたので最初この水準点を探しました、しばらく信号機の周りを探し回ったらありました、立派な水準点(29m)でした。

次に向かったのは田原集落の農産物直売所近くにあるⅣ△「向田」(27m)です、近くをウロチョロ探し回っていたら直売所の方(初老の男性)が近寄って来て「何か探し物ですか…」と尋ねて来たので事情を話すと「それらしいものがあっちにあります」と言って案内してくれましたので直ぐ分りました。

次に向かったのが今回最も難しいと思われるⅣ△「岩本」です、岩本集落の東側に聳える小高い(140m)山の上にありますが地形図には破線道はなく所どころ僅かな踏跡があるだけです、予め自分で地形図に尾根上ルートを設定してそこを歩くことにしました。

何時もながら取り付き点がなかなか分らず暫らく雑草の生い茂る泥濘だ田圃や畦道を歩いて漸く尾根の末端に取り付きました、藪を掻き分け急斜面を登ると荒れた孟宗竹林になり倒竹を避けながら暫らく上ると馬背状の尾根を歩くようになったので高度を稼ぎました。

コンパスを設定してその方向に進みましたので「この調子なら短時間に標石を見つけられるな・・」と楽観していました、念の為現在地を確認したらなんと三角点を過ぎた地点にいるのです、慌てて確認出来る地点まで引き返し出直しました、(後で分かったのですが地形図の読み違いでした)。

今度は稜線直下の崖を避けるようにトラバースして進みましたが殆ど獣道です、帰りの目印にところ処マーキングテープをつけながら進み傾斜の緩い所から稜線に登とピンクや赤のテープがところどころにありました。

これで正規のルートに乗ったと安心して進み最後のピークに登り詰めると「岩本山」の標識が木に付けられていてその下に三角点標石はありました、

思ったより時間がかかりましたが何とか標石を見つけたので一安心して復路に就きました、往路を忠実に引き返せば短時間に下山できたのに往路で稜線に上がった地点の先にピンクのテープが付けられているのでついそれに引かれてそちらに進んでしまいました。

確りした踏み跡がありマーキングテープもあるのでこれが正規の道だと思い進んでゆくと石祠や石像などがあるのでますます確信して進んで行くと次第に踏み跡もなくなりテープも見当たらなくなりました。

不安になり現在地を確認して地形図をよく見るとその稜線上を辿れば下山出来るけれどそれでは出発地点より1km近く離れたところに下山してしまうので引き返し往路を忠実に下ることにしました、無事下山出来ましたが往復で1時間近くロスタイムを出して終了しました。

【ポイントタイム】
JA天羽支店前水準点(29m)(8:46)=Ⅳ△「向田」(27m)(9:15)=岩本山登山口駐車場スタート(9:43)…Ⅳ△「岩本」(140m)(11:07)(11:10)…駐車場ゴール(12:02)、所要時間2時間19分、歩行時間1時間50分、歩行距離約2.5km、累計標高412m、歩行数約4,600歩。

最後にⅣ△「関尻」(32m)を探しに向かいました、天羽東中学校前から細い「実線道路」に400m位入った所にゲートボール場がありますが「点の記」にはその「ゲートボール場内」と記してあるので場内を隈なく探しましたが見当たりません、諦めて今日の三角点巡りを終了し帰宅しました。

      HP URLoutdoor (hacca.jp)

           
            二等水準点                   Ⅳ△「向田」               ボケの花

           
               木の根の尾根道             早咲きミツバツツジ                 岩本山頂上

                
              Ⅳ△「岩本」              マーキングテープ               集落入口の大ワラジ

      
                     
Ⅳ△「岩本」を歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図


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