アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

98 房総の山(鋸山「安兵衛井戸・沢コース」)一人ハイク。 ('11.03.19)

2011-03-20 08:05:51 | 房総の山中部

当初の山行計画は1泊2日(19~20日)で奥高尾(高尾山~陣馬山)を妻と二人で縦走する予定でしたが東北・関東大震災の影響で交通機関が大幅に乱れた為計画を中止しその費用の一部を義援金としてカンパしました、その替り近くの関東100名山の一つ鋸山に一人で登ってきました。

鋸山の登山コースは5本ありますが今回の「安兵衛井戸・沢コース」は昔人が上総方面に出る往還だったようです、このコースを歩くのは4年振り2回目です、観月台コース入り口の道路脇の空き地に駐車して(9:15)発 数十メートル北に戻り登山口に取り付き緩やかな坂道をゆっくり登りました。

沢の右岸沿いに登って行き暫くして館山道の下を潜ると所々土砂崩れなどが有り次第に道が荒れてきました、うる覚えの記憶を辿りながら高度を稼いで行くと素掘りのトンネルが有りそれを潜ると今度は沢の左岸を歩くことになります。

3回程沢に下たり登ったりアップダウンを繰り返した後沢沿いから離れ岩場の尾根をロープを伝って主尾根上に出ると更にその尾根の急坂を直登して「裏鋸郡堺尾根」に飛び出しました。

小休止して保田方面を左に分け「裏鋸郡堺尾根」を西に向かい鋸山三角点着(11:22)(11:25)アップダウンを繰り返し今度はNTTの電波塔を右に巻いて更に大きなアップダウンを乗越すと頂上展望台(11:42)に着きました。

頂上展望台で北を向いて大震災で亡くなられた方たちに黙祷を捧げご冥福を祈りました、風が強かったので直ぐ(11:45)「地獄覗き展望台」に向かいました。

「地獄覗き展望台」着(11:55)強風のためロープウエーは休みで観光客は誰も居ませんでしたが下から登って来た幼い子供2人連れの家族1組に出会いました、岩陰の日当たリで弁当を食べ(12:15)往路を引き返し頂上展望台に向かいました。

復路は頂上展望台から急坂の階段を下り「観月台コース」に取り付き左に「石切リ場跡」や「モリアオ蛙」の生息池を見てゴーロの道を下りました、途中登って来た青年5人組に会っただけです。

観月台に着き小休止しの後再び急坂の階段を下り駐車場着(13:15)、トータルタイム4時間、コースタイム2時間50分、≒11.500歩、≒8kmでした、天気は晴れましたが強風で樹林帯の中でも轟音が鳴り響きました、途中現在地を地形図に印しながら歩いたので時間がかかりました。

                HP URL outdoor (hacca

         
    白波の立つ金谷港       地獄覗き展望台            鋸山三角点

       
      石切リ場跡           観月台