内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

作詩・凌霄葛

2023年06月24日 | 演歌

『凌霄葛・ノウゼンカズラの花』です。トランペットの様な一枚花びらで蔦に絡まって赤く咲きます。そして椿の花の様に花ごとポトリと落ちて散っています。 一説には毒のある花とも言われている様で、チト不気味な花でも有ります。 神田川の遊歩道にジメジメした梅雨に初夏を告げるかの如く咲いております。

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ボケ防止にこの『凌霄蔓』をテーマにした歌を書いてみました。 ド演歌です。不倫の歌です。女の情念の歌です。私の最も不得意な歌です。では恥を覚悟で・・・・・

『凌霄葛』歌詞

〽ほろほろ落ちて 哀れを誘う

 凌霄葛の 花の様に 

 今宵一夜で 良いのです

 夜が明ければ 他人の妻

 人目を忍ぶ 隠れ宿

 燃やす命の 縋り艶

 

〽罪の重さを 身に沁みながら

 凌霄葛の 花の様に

 妖しく今は 咲いてます

 沈む夕日に 赤く萌え

 しじまの月の 薄明り

 抱いて下さい おもいきり

 

〽うたかたですね 二人の愛は

 凌霄葛の 花の様に

 ポトリと落ちれば 終わりです

 燃える私の 耳元で

 偽りの愛 ひと言を

 泣いて聞いてる 薄情け

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私の様な不倫には無縁の朴念仁にはこのテの歌はねぇ~

神田川の遊歩道に咲く『凌霄葛の花』は、そんな罪深い女の情念を感じるのは私だけでしょうか?

花の形を留めたままポトリと落ちているのを見ると何となく不気味です。

 

 

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