英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

ノーゲーム

2009-08-14 11:07:00 | スポーツ
 天候が不順で、梅雨が明けきっていない状態が続いています。15日以降は安定した天気が続くようですが、その天候不順の影響は夏の高校野球にも及んでいます。2日連続のノーゲームは史上初(ノーゲームではなく2日連続の全試合順延というのは34年ぶり)。
 でも、疑問なんです、このノーゲームというのは。なぜ、最初からやり直しなのでしょう。
 今大会の場合、1回目は3回終了時点で如水館が2-0で高知をリードしていました。2回目は5回表高知が攻撃中に雨が強くなり、5-4でこちらも如水館がリードしていました。
 如水館にとっては少し損をした気分でしょうが、それほど大差ではないのでドロドロのグランド状態で強行することを考えれば、ノーゲームは納得がいくところでしょう。

 しかし、どうして中断時点から試合を再開せず、1回からやり直すのでしょうか?試合開始からずっと継続して試合を完了しないと不公平と考えるのでしょうか?考えられることは、1日たてばピッチャーが回復できるということ。エースが1人だけと、エース級が3人そろっているチームの場合は、2日に継続して試合をここなうと、公平じゃないといえなくもありません。
 とはいえ、点差がリセットになってしまうほうが、不公平は大きいでしょう。降雨などで試合継続困難の場合、高校野球では7回終了で試合が成立します。(地方予選で、大差がついた場合、5回コールドというのもありますが、これは逆転不能という観点から)
 なので、6回で10-0で勝っていても、ノーゲームとなれば、それまでの優位が消滅してしまいます。この場合、試合を7回終了まで強行するかもしれませんが。

 プロ野球は、各地転戦しますし、投手の成績や投手数の事情も違いますし、長丁場ですから、ノーゲームのほうが合理的かもしれません。
 でも、同じ球場でトーナメントで戦う高校野球は、中断したところから試合を継続するほうが合理的だと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『俺たちの学び舎』 ~東京... | トップ | 五輪新種目候補 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スポーツ」カテゴリの最新記事