英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

久々の詰将棋

2014-01-07 23:50:40 | 詰将棋

 久々の詰将棋です。なんと、前回は2012年11月1日です。昨年はまったくなかったとは……
 福井県地元新聞2012年8月30日掲載です。
 敢えてノーヒントです。

 手数と、難易度はコメント欄で。

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10 コメント

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手数と難易度 ()
2014-01-08 00:28:05
9手詰。5分で1級、10分で3級だそうです
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Unknown (ぴょん太)
2014-01-09 02:49:00
やっと解けました~♪
この記事を最初に見た時に5分位考えてもわからず、その後は、覚えやすい駒の配置だったので浴槽の中や電車の中なんかでも時々考えていました
正味20分位考えてたかなぁ…
突然解けました…
う~ん、守備方の角にそんな意味があるとは…

正直、終盤の方が自信があって、詰将棋で棋力判定すると2~3段なのに…
難易度…もう少し高くないですか?汗笑

紛れが多くて…
9手詰って書いてなければ捨てずにもう少し深く突っ込みたくなる手順がたくさんあったので、ノーヒントならもっと時間かかったかも
いろいろな変化で、一件詰みそうなところを玉方△2四歩で逃れるのも面白かったです

最後はフロ上がりに盤面見てたら突然ひらめきました
いろいろ悩んだ後だったので嬉しかったしスッキリしました~♪

新春早々ナカナカよいものをありがとうございました
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突然、ピースがはまるような感じ ()
2014-01-09 17:35:04
ぴょん太さん、こんばんは。

 そう、突然、ピースがはまるように解けることがありますね。

>いろいろ悩んだ後だったので嬉しかったしスッキリしました~♪

 わかります、その気持ち。悩むほど、すっきり感は強くなります。

 確かに、初手に▲2四角や▲2四銀など、紛れが多いです。
 実は、紙上でのヒントは「初手は角打ちから」でした。ちょっと、意地悪してしまいました。
 難易度ですが、普段の感触ですが、ヒントを読んだと仮定してのもののような気がします。本問に関しては、中田七段にとっては、ありふれた「打ち歩詰め打開の筋」という感覚で、やさしいと判断したのかもしれません。
 おつきあいいただき、ありがとうございました。
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初手 (かみしろ)
2014-01-09 21:18:47
なんとなく最初に浮かんだ初手が正解手。あっさり解けたと思ったら、飛車捨ての前に角切って、飛車成りを同じく銀とされ。あ~あ~、やんなっちゃうなあ~こりゃまた不注意だ。
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私も ()
2014-01-09 22:13:14
かみしろさん、こんばんは。

私も同じ罠にはまりました。
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Unknown (ぴょん太)
2014-01-10 00:10:31
解く側の心理として…あ、いや、あくまで私個人の心理ですけど…

持ち駒に歩がないせいだと思うのです
きっと
持ち駒に歩がない打ち歩詰め問題は少しポイントが高いような気がします

私だけかも知れませんが、持ち駒に歩があると「打ち歩詰め絡みの問題かも知れない」という意識が働くのだと思います
打開のパターンを想像したりしながら解き進めて、「あ、この形か」とわかって解決…みたいな

この問題はそうでなかったせいか、打ち歩詰めの局面になった時になぜか「あ、これ、打ち歩詰めで逃れてるじゃん。羽生先生のあの将棋のようだ」などと思って、深く突っ込まなかったのだと思います
他にも有力な手がいくつかありましたし

解けた時はかみしろさんと同じで、先に角切ってから飛車成って「お!守備方の角筋が!これはちょっと新しいかも!」と思い、よく考えたらその手順ではまた飛車を取らずにまた歩合いで…ん?待てよ、飛車を銀で取られるからダメじゃん…という調子でした
でもそこまで来ると詰み筋は絶対に正しいだろうから…と読み直してすぐに手順前後と気付いた…というところでしょうか
長々と書きましたが、ひらめいた後の上記のやり取りはほんの5秒位の間のことだったと思います

私が最初に浮かんだ手順は▲2四角~4二角成として、△2三歩▲同香成△同玉▲2四銀△2二玉▲3三銀不成△2三玉▲3二銀不成…で詰みだけど駒余るなぁ…でした
しかし▲4二角成に△2四歩で詰み筋がないことに気づきました
次に▲3三飛成~▲3五角を考えましたがまたまた△2四歩!
このあたりで「紛れ、逃れ」が主眼の大道詰将棋みたいな問題かと思い込んでしまったことも、打ち歩詰めの局面になった時に深く掘り下げなかった理由かも知れません
そんなわけでかなりハマってしまいましたが、本当に面白かったです
当分人間相手に将棋を指す機会はないと思いますが汗涙、でも、ちょっぴり棋力がアップしたような錯覚?さえ感じました
楽しいひと時でした
ありがとうございました
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思ったより、深い作品でした ()
2014-01-10 21:38:16
ぴょん太さん、こんばんは。

>持ち駒に歩がない打ち歩詰め問題は少しポイントが高いような気がします

 なるほどです。
 途中で打ち歩詰めの局面が出現すると、嬉しくなります。本問は嬉しくなって手順前後の罠に嵌りました。
 第一感は大切ですが、それを過信すると誤った先入観にとらわれてしまいますね。

>▲2四角~4二角成として、△2三歩▲同香成△同玉▲2四銀△2二玉▲3三銀不成△2三玉▲3二銀不成…で詰みだけど駒余るなぁ…でした
しかし▲4二角成に△2四歩で詰み筋がないことに気づきました。

 この変化ですが……▲4二角成に△2四歩に▲同香に△1四玉で一見詰みがないように思えますが、以下▲2三香成とすれば、単に△2三歩の変化に戻ります。
 以下△2三同玉▲2四銀△2二玉▲3三銀不成に△1四玉とする方が最善のようですが、持ち歩があるので▲1四歩と叩くことができ、結局△2三玉と逃げることになり、▲3二銀不成以下詰んでしまいます。
 では、初手▲2四角でも詰みなのかと言うと、△2二玉に▲4二角成とした時、△2三桂が妙手で詰まないようです。


>▲3三飛成~▲3五角を考えましたがまたまた△2四歩!

 なるほど、初手▲3三飛成は1秒も考えませんでした。確かに▲3三飛成~▲3五角には△2四歩で詰みませんね。
 ところが、作為手順で進めたらどうでしょうか?
 ▲3三飛成を後にする手順前後は失敗でしたが、▲3三飛成を初手にする手手順前後はどうなのでしょう?
 ▲3三飛成△同歩に▲3一角、この時、歩合いをしては作為手順と同じで詰んでしまいます。ここは、桂合が最善で不詰めです。
 初手が▲3一角の時に桂合いをすると、▲2二角成△同銀▲2四銀△1四玉と進み、ここで3五に飛車がいると2五の香に紐がついているので▲2六桂で詰むという訳です。

 先の△2三桂と言い、手順前後の成否と言い、実に深い作品でした。
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Unknown (ぴょん太)
2014-01-11 01:13:37
ご指摘の通りですね汗恥
でも簡単な読み抜けを指摘されてますますはっきりしてきました
私のポンコツな脳は、この詰将棋に対して、打ち歩詰めの局面を迎えた瞬間に「不詰め・逃れ」と判断していたのだと
その思い込みが恐ろしくさえありました

それと…
初手▲3三飛成の後、もし0.1秒でも▲3一角という手が頭に浮かんでいたなら、合駒の検討をするうちに作者の意図する詰め手順に気づき、続いて手順前後に気づいてすぐに正解に辿り着いていたでしょう
最初に頭に浮かんだ▲3三角成の狙いはあくまで▲3五角と打つため、単なる邪魔駒消去でした
だから次の手として▲3五角以外全く浮かびませんでした
それ以外の手を指すのであれば、普通に考えて、▲3三飛成はただ単に攻め駒の要のように思える飛車を失う以外に意味がなかったからです
ここでも初期盤面で持ち歩がないことが活きていると思いました
少しでも「打ち歩詰め『打開』」の問題という意識があれば、全く違っていたと思います

いや、本当に深い作品だと思いました

そしてもう1つ付け加えるに…
英さんがヒントと正解をすぐに書かなかったこと…
これが最大のヒットだったと思います笑
正解が書かれていたら、絶対に途中で諦めて覗いていたでしょう
そうなっていたら、素晴らしいスッキリ感と、後からジワジワ理解できるこの問題の深さも感じることができなかったと思います
感謝感謝です
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たまたま先に見えた筋が違っただけだと思います ()
2014-01-11 23:34:18
ぴょん太さん、こんばんは。

 たまたま、先に見えた筋が「打ち歩詰め打開」か、「邪魔駒消去」かの違いだっただけだと思います。

>英さんがヒントと正解をすぐに書かなかったこと…
これが最大のヒットだったと思います笑

 「勿体ぶった性格」が幸いしただけです。
 題材に取り上げた私も、こんな深い作品だったとは思っていませんでした。
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訂正 ()
2014-01-19 00:05:09
3つ前のコメントで誤りがありました。

> この変化ですが……▲4二角成に△2四歩に▲同香に△1四玉で一見詰みがないように思えますが、以下▲2三香成とすれば、単に△2三歩の変化に戻ります。
 以下△2三同玉▲2四銀△2二玉▲3三銀不成に△1四玉とする方が最善のようですが、持ち歩があるので▲1四歩と叩くことができ、結局△2三玉と逃げることになり、▲3二銀不成以下詰んでしまいます。
 では、初手▲2四角でも詰みなのかと言うと、△2二玉に▲4二角成とした時、△2三桂が妙手で詰まないようです。


 この文の、玉方の指し手で二か所、「△1三玉」とすべきところを、「△1四玉」と表記していました。
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